【備忘録】「古都浪漫こころ寺巡り:高野山」
高野山(Wikipedia)は和歌山県にある山。比叡山と同じく、高野山全体が日本仏教の聖地ということになっている。一応、メインのお寺は金剛峰寺(高野山真言宗 総本山金剛峰寺)ということになるのかな? 開祖は弘法大師空海(Wikipedia)
高野山総本家って書いちゃってるけど、もちろん総本山で、奥ノ院って書いちゃってるけど、こちらも奥之院が正しい。慌ててtweetしてるから変換ミス多い
金剛峰寺_高野山
壇上伽藍は空海が曼荼羅に基づいて創建したとのこと。奥之院は空海の御廟の他、皇室・公家・大名などの墓があるのだそう。その件については下の方で・・・
壇上伽藍_高野山
大日如来(Wikipedia)は密教の最強仏。即身成仏(Wikipedia)というのは、人間のまま悟りを開き仏になるということで、そのためには時には千日回峰行などの厳しい修行を行う必要がある。ミイラ化しているのは即身仏でした(o´ェ`o)ゞ
空海は少年の頃から京に上り、儒教などを勉強していたようだけれど、儒教の思想に疑問を抱き、19歳の頃に山林に入って修行を行ったらしい。番組で言っていた少年の頃というのが何歳の頃のことを言っているのかは謎。
密教(Wikipedia)が中国から伝わったのは知っていたけど、インドで誕生したとは知らなかった。でも、仏教にヒンドゥー教(Wikipedia)の影響が入っていることは知ってた。記憶が曖昧というか、やっぱりこの辺りの流れをきちんととらえられていないんだな 仏教はインドで生まれ、大乗仏教(Wikipedia)と上座部仏教(Wikipedia)と2つに分かれて広まった。日本に入って来たのは大乗仏教。密教は秘密の教えということで、大乗仏教の秘密を言うとのこと。
降三世明王(Wikipedia)は密教の五大明王の内の1つ。ヒンドゥーの神であるシヴァ(Wikipedia)とその妻パールヴァティー(Wikipedia)が、仏教に従わないため、踏み殺し蘇ったところで改宗させたそうで、そのことを表しているらしいのだけど、ずいぶん酷いな
曼荼羅(Wikipedia)は仏教の聖域や、世界観などを視覚的に表したもので、両界曼荼羅(Wikipedia)胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の2つで構成されている。それぞれのザックリした説明がtweetとなる。
高野山はかつて女人禁制だった。それに対して女性も受け入れていたため、奈良の室生寺(女人高野 室生寺)は女人高野と言われいた。慈尊院(Wikipedia)は表玄関ということで、女性も滞在可能だったらしく、空海の母である玉依御前もこちらに滞在。母に会うため月に9度通ったため、九度山とも呼ばれているとのこと。まぁ、自ら禁を破ってはダメだものね
高野山の入り口を何というか聞き逃してしまった そこから壇上伽藍まで約20キロ登る。これは、身分の上下に関係なく全員徒歩。目印として町石(高野山町石道|Wikipedia)が並んでいるとのこと。
袈裟掛石_高野山
空海が袈裟をかけたという、袈裟掛石の他にも石を紹介してたのだけど、残念ながら聞き逃す
唐突に修行の話になってるけど、それまでの流れは忘れた 阿字観(Wikipedia)は"あじかん"と読む。聞いたことある人も多いのでは? 文字通り、大きく書かれた梵字の"阿"を見る修行。阿が大日如来の象徴とは知らなかった。梵字についてはノータッチ状態。宇宙のはじまりの如来様だから"阿"なのね? ご住職(?)が説明されていたのは、日本語だけでなく、例えば英語でも、フランス語でも"あ"(a)から始まっているとのこと。なるほど! これは何かあるのかな? まぁ、母音だからってこともあるかもだけど・・・
この丹生都比売神社(丹生都比売神社)のことも聞き逃してしまって、辛うじて聞けたのがtweet部分 どうやら丹生都比神(にうつひめのおおかみ)を祀っているのね? この神様は男性なのか女性なのか? どうやら姫神様らしい。
百日修行について調べてみたら、高野山大学(僧侶をめざす|就職・資格|高野山大学)ではカリキュラムの1つとして組み込まれていた! 地元市川市の日蓮宗大本山・中山法華経寺(Wikipedia)の百日修行は厳しいことで有名だけど、高野山のはどうなのか? ちょっと調べたけどよく分からなかった。健康診断書を出さないと修行に入れないという記事も読んだので、やっぱり荒行なのかな? まぁ、修行ですからね・・・
この永遠の修行へというのは、空海が亡くなったということ。少し上の方で触れたけれど、空海の御廟として作られたのが奥之院。聖地であるここでは、身分による上下も、敵も味方もないということで、上杉謙信と景勝の墓の向かいに、武田信玄の墓があったりする。豊臣家の墓もある。
豊臣家墓所_奥之院_高野山
燈籠堂では、空海が今も生きているものとして、毎日御膳が捧げられているとのこと。ここは、撮影禁止のためカメラは入れない。参拝する人も一礼してから入って行く。