■ 昨日につづいて、みそ作り教室。
教室は、作りたてのこうじ搬入のためちょっと遅く10時に始まり、15時に終了。
(2) 大豆を煮る
一晩水に浸けた大豆をザルにあけ、水切りをし、
圧力釜の内側のザルに入れた。
大豆の浸け汁をあけて捨てる時、エプロンのポケットに汁が飛び散り、デジカメが濡れ、一時撮影不能となった
重さをはかり、風袋を差し引く
浸水大豆=15.5kg~1.5kg(ザルの重さ)=13.6kg /1班
圧力釜に入れ、新しい水を加え
蒸し煮する
釜をセットし、火をつける
最初は強火、煮立ったら弱火にして、十分やわらかくなるまで煮る。(約55分くらい)
火を消し、20分くらいむらす。
煮あがり後、扇風機で冷やしながら、均等にさめるようにかき混ぜた。(豆がつぶれない程度に)
(3) 塩切りこうじを作る
大豆を煮ている間に塩切りこうじを作る。
塩きりこうじ
こうじに混ぜる塩の量は、
塩=(こうじ重量8kg+浸水大豆13.6kg)×0.14(塩分12%の時の乗数)=3.024kg
3.024kgの塩をこうじに加え、よくかき混ぜる。
(4) 塩切りこうじと豆を混ぜる
40℃くらいに冷ました大豆に、
たね水(ボールに72gの塩を入れ、あらかじめ沸かした湯を加え600gにする)を加える。
次いで、塩切りこうじを加え、よくかき混ぜる。
(5) 大豆をつぶす(みそこし機(チョッパー:MS-12B)に入れてニョロニョロにつぶした)
チョッパー
(6) 容器につめる
手で丸めて大きな団子状にする 。
ボール一杯は、参加者持ち帰り分の5kgのだんご
ポリ容器とか、かめにつめる。
仕込み用の容器は、あらかじめアルコールなどで殺菌しておく
容器の中にすきまのないように、だんご状のものを投げ込み強く押し付ける。
表面を平らにし、ラップを密着させて、空気を遮断させる。
(7) ふたをする
保存方法は、押しとして、ビニール袋に入れた塩をのせる。(乾燥やカビの発生防止)
出来上がりのみそに対して20%くらいの塩。
すき間のないようにつめこむ。
(8) 熟成
仕込んだ日にちを記録しておく。
ふたは、ビニールや新聞紙で覆い、ひもで固くしばる。
温度差のない風通しのよい場所に置く。
熟成期間は、温度や麹の使用料、塩の使用量などにより異なる。手作りみそはひと夏越させるとよいといわれる。(土用あけ~お彼岸ころ?)
以上が、教わった作り方です。
昼食は、昨年の参加者が仕込んだ手づくりみそで、おいしい味噌汁を作り、おにぎりなど食べながら、しばし休憩懇親でした。