■ 放射線量(セシウム)の測定
今日は、料理教室で習った「焼き餃子」を復習を兼ね昼食時に作る予定だった。(昨日、材料をそろた)
がっ、朝一で区役所に放射線測定器を借りる予約をしようと思ったら、今日空いていますとのこと。
急きょ予定を変更し、自宅まわりと菜園の放射線量を測定することにした。
焼き餃子作りは、明日に変更です!!
結果は、
(1) 貸与の測定器及び取り扱い
畑の土壌自身は測れない!
0.05μS/Hが検出限界
貸与期間は1日
(2)自宅周辺の測定値
0.15μSv/h (自宅建物の雨どい近くのくぼみ地表上1m)
0.12μSv/h (自宅前道路、アスファルト上1m)
(3)菜園の測定値
0.05μSv/h (畑の土壌の地表上1m) (地表5cmでは0.06~0.07だった)
0.05μSv/h (畑の中の土の道路上1m)
0.07μSv/h (畑の駐車場、砂利敷き地表上1m)
<感想> 住まい周辺より、○柄町の菜園の方が汚染されていない。
千葉市では、稲毛区、花見川区と値が上にあがり、
更に、千葉県内では、千葉市よりも東葛地域の 鎌ヶ谷市<松戸市、柏市、我孫子市、流山市、白井市の値が大となっている。
空間線量なので外部被爆への影響確認しかできない。
米、野菜、魚介類など水産物、加工品などの飲食物はいろいろな産地から流通されて口に入り、体内に蓄積あるいは排泄されていく、その内部被爆(影響は5年、10年、20年後に出てくる)を知ることは難しい。
(私のような高齢者はかまわないんですが、子供や孫、さらにその先の未来まで有毒な放射性廃物の負の遺産を残さないようにしたいもの)
■ 朝日ジャーナル
3月9日に、朝日ジャーナル( 臨時増刊、500円) “わたしたちと原発” セシウムは移動する が発刊された。
現時点における原発、原発事故、放射能汚染、そして今後について正しい知識・情報を与えてくれている。
科学や技術とか、今後どうすることが安全なのか、真実は一つなのに。
高橋哲也氏(P24)、河合博之氏(p54)からは、法的な責任について(人間と自然の尊厳を破壊した罪)、みんながナントナクもやもや違和感を感じながら言わない(言えない?)ことに、わかりやすく触れている。
小出裕章氏(P35)からは、原子力の専門家の立場から、原発の人間が制御できない危険性について、同じく触れている。
安全・安心なエネルギーへの転換方策については、具体的に飯田哲也氏(P57)が提言している。
ほんとうのことを言わない政府、それと関連企業やご用学者・マスメディアに目くらましされないため、ぜひ読んでみましょう。
「もう一度、原発が破裂したら、日本人は生きていけない」〔大江健三郎、3月18日、パリのサロン・ド・リーブルで講演)。
老朽化していく54基の原発施設のうち一施設でも、福島原発に次いで爆発したら(巨大地震や津波、機械的な劣化などで)、日本がどのようになるか、想像するのはそんなに難しくない!