スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

ふるさと探し物件見学ツアー(茅野市)

2012年03月01日 | 自然に親しむ

■ 一年でいちばん寒い季節に、信州の真ん中「茅野市」の冬を体感してきました。

先週末のことでしたので、記憶が薄れないうちに記事をアップします。

往復の交通便は電車で、「大人の休日倶楽部」利用。

旅費は3割安!でした。

前回の南信州行き「飯島町・中川村」のモニターツアーとおなじように、都市住民の人たちに信州の田舎を知ってもらい、移住や訪問の機会を増やすためのイベント。

ふるさと回帰センターや県などのバックアップのもと、市役所・行政や商工会議所、不動産・建築業者、NPO …など、まちぐるみの案内なので、個人で調べながら探索するより手っ取り早く地域全体を知ることができる。

春、夏、秋、冬等季節を変え訪ずれれば、一年を通じての気候・風土の概ねを知ることができるし、なじみの人ができれば個人的に探索することが可能。

ま~、当方はといえば、移住にはちょっと適齢期を過ぎた感じですね~。

もちろん、都市部の便利な暮らしが良いとは思いませんが、自然に接するロングステイの旅が適しているような気がしてきました。

バランスをとって、定住漂白でしょうか。

40代くらいから、計画的に希望の地域を調査していれば、定年間じかに移住は可能でしょう!!

2月25日(土)の当日は、早朝に自宅を出発、茅野駅に着いた時は、みぞれ。

登山客が、けっこう降りていました。

それほどではありませんでしたが、終日みぞれや雪、そして雨、気温は0℃前後でした。

晴れていれば、八ヶ岳が見えるんですが…

以下は、ツアーの一日です。

開催期日:2月25(土)  日帰り
場   所:長野県 茅野市

往路・最寄り駅(5:25)~東京駅(6:16,6:30)~八王子(7:24、7:29)~茅野(9:08)―徒歩―茅野市役所

 

 市役所(参加者約30人、出発前の開会式(10:00)の後、3台の車に分乗した。)

 

<午前中は、市内4箇所の土地・古民家を見学、物件説明をうける>

 

① 10:15 Y地区の分譲地。駅、市役所、中央高速まで車で15分くらい。 雨で隠れているが正面に八ヶ岳 周辺数箇所に市内の温泉、温水プールあり 

 

 家の前に畑が作れる

 

② K地区の土地

 

  右手が見学の土地

 

 斜面の広い土地でしたが、既に売却済み

 

 前の道路に面し、眺望が開けていた

 

③ K地区の古民家  爺さんが地元の大工さんだった人が、大正時代に建てたという、古いがしっかりした木材で組まれていた。広い家と畑と土蔵。

 

 手前が道路、右が母屋(納屋や養蚕をした2階がある)

 

 縁側の左が畑と土蔵

 

 しっかりした土蔵には、自家製の味噌作りに用いた、大きな味噌桶があった。

 

④ K地区の別荘地 八ヶ岳がよく見える

 左手が

 

 案内された土地。近くが蓼科高原

 

 近くに並んだログハウス 

 

○ 1205 昼食

 

市内ビーナスライン途上の「呉竹房」にて、手打ちの信州そばをいただく。

 

 

 入り口玄関には、一茶の句があった

 

<午後も、市内4箇所の建築中の建物・土地・店舗付き住宅を物件見学> 

 

⑤ 12:45 蓼科高原、三井の森で建築中のログハウスを見学、説明を受けた

 

 寒さ対策が行き届いていた

 

⑥ T平別荘地

 荒れ野というか、自由自在の設計が可能というか

 

⑦ 市の分譲地、グリーンヒルズ ヴィレッジ を車窓から見学し、 

 

⑧ T地区の中古住宅に行く。

 

 

 母屋のほかに、広い空き地と畑があった

 

○ 「縄文の湯」でトイレ休憩。

 

市内には、それぞれ湯質の異なった6つの温泉施設がある。
 

プール付きの「アクアランド茅野」、その他「河原の湯」、「金鶏の湯」、「望学窓岳の湯」、「塩壷の湯」、大人は400円で利用できる。

 

大小の休憩室、男女サウナ、食堂が付している。

 

 縄文の湯で休憩

 

 約4000年前、縄文中期の約1000年間に、爆発的に縄文文化が花開いた。八ヶ岳西麓の遺跡228のうち、大多数を占める191が縄文時代の遺跡といわれる。 

 

○ 1430 有名な、諏訪中央病院を車窓から見学

 

○ 1450 松木寒天ショップにて寒天の試食と買い物

       

 

 

 そのまんま寒天、抹茶寒天を土産に買う 

 

⑨ 1535 K地区の貸し店舗併用住宅

 

 道路際がお店で

 

 奥が庭付きの住まい。後ろに広い畑がついていた。

 

市役所に戻る。

 

○ 1610 移住者交流会交流

茅野市役所にて案内人より茅野市の話を伺う。

・茅野市の概要   市

・寒冷地の建築で気をつけること  建築部会

お茶会

        先輩移住者のお話

① Nさん(昨年7月、横浜から移住。60歳代前半?)
数年前から、横浜市の菜園で野菜作りを趣味としていたこと、また3.11の大震災、原発事故・放射能汚染が発生したことが移住の動機。
趣味の夢を満たし、災害の影響を受けない土地(巨大地震、汚染土壌や海域でないこと、原発施設から離れていること)へ移住を決断した。
災害時に家族が避難、疎開できるところと考えた。

 

② Sさん(都市部から一昨年前移住?、元工場経営者、60歳代、原村に移住)

   工場経営中から、現代農業などの本を読んで野菜作りに関心を持っていた。
商売をたたんだ後の生き方として
、人と自然との絆を取り戻した田舎暮らしをしたいと思い続けていた。
野菜作りのほか、村在住の画家の指導を受け絵を画いたり、陶芸をやったりなど自然な暮らしができる。
なによりも八ヶ岳など山の四季の移り変わり、一日でも朝・日昼・夕・夜と刻々の変化が、なににも代えがたい感動を与えてくれる。

        質疑応答

        個別相談 
 

1700  茅野市役所解散

 

復路:

                    徒歩

JR茅野駅(1728発)~八王子(19021908)~東京(20012017)~最寄駅(2050)~帰宅

 

※ <参考> 

 

・「旅衣木の根かやの根いづくにか身の捨てられぬ処あるべき」(一遍) 

旅から旅への一所不住の生涯であるよ。木の根方、茅の根方、どこにこの身を捨てられない所があろうか。どこで往生してもよい。

・「衣裳を求めかざるは畜生道の業なり。食物をむさぼりもとむるは餓鬼道の業なり。住所をかまふるは地獄道の業なり。しかれば、三悪道をはなれんと欲せば、衣食住をはなるべきなり」(一遍) 

生きることに執着しても、人はいずれ死んで野原に葬られる。  無常ゆえにその短い時間を精進しなさい。

亥鼻橋   12k(45:08/1:25)
         
当月 R=12k  S=0k   年間累計  R=575km  S=0k

コメント
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