
オイル漏れがする組みたての中華エンジン。
オイルリターンからだと思ったからヘッド外して、
高さが足りない分だけOリングを薄く加工したのを足して、
さらに液体ガスケットでガッチリ塞いでみたんだが、
少し走るとまたポタポタと…
で、エンジンかけたまま観察してみたら、
どうもオイルリターンからじゃなく、
エンジン右のカバー辺りから漏れてるみたいだ。

たぶんだがアイドリングだと油圧が高くないからそんなに漏れないんだけど、
走行中で油圧が高まると漏れだし、
走行風でオイルが後方に飛ばされて、
ヘッドの下に垂れてくる、こんな感じだから、
オイルリターンからじゃなかった。
けどさ、ちゃんと締め付けてあるカバーからオイルが漏れるかサッパリ分からん。
ガスケットも新品だし、もしかしたら塗装を剥離して巣穴から漏れ出した?みたいにも考えたが、
あちこちのカバー外して確認した方が良いかもしれない。
このエンジンは久しぶりに乗ったんだけど、
前より全然パワフルで、下手したらWIN120よりパワー出てるかもしれないし、
なによりミッションのギア比がクロスしてるからメチャクチャ乗りやすい。
WIN120は上り坂で4速使えないけど、
このエンジンはトルクでガンガン登っていくから、
完成度としてはWIN120より全然良いわ。
今日なんか楽し過ぎて仕事中に100キロ近くプチツーリングしちゃったくらいだもの。
かなり自画自賛なんだがこのエンジンは本当に楽しいから、
オイル漏れをちゃんと修理して、
しばらくはこのエンジンでツーリングして、
他のエンジンをまたオーバーホールしてみる。
しかし予備予備エンジンが一番完成されてるって変な話だが、
WIN120の腰下がまだあるから自分でギアを混ぜてクロスミッションを作り、
ビッグバルブヘッドでない腰上でまたエンジン組んでも良い。
ピストンはWIN120のだから少しハイコンプになるし、
ハイカムと軽量ローターで上までしっかり回って、
100キロ巡行も出来るエンジン組んでみたいね。
そんな感じでビッグバルブヘッドでなくても面白いエンジンが作れるのが分かったから、
また新しいエンジンを作る創作意欲が湧いてきた。
ただ載せる車体はゴリラだけ。
熊谷技工さん、そろそろエンジンベンチを…