今日はゴリラのオイル交換をした。
エンジンを作ってからもう1000キロは走ったし、
明日はツーリングに行きたかったから丁度のタイミングだ。
いつものようにオイルを抜いたんだけど、
色がやたら黒くてさらに少ない。
多分シリンダーとヘッドの間から垂れていたから、
そのせいだとは分かってたけど、
まさかこんなに減ってるとは思わなくてビックリしたわ。
このエンジンは今までブリーザーを引いてなかった上に、
メタルガスケット使ったりオイルリターンの穴が曲がってたりと、
言ってみればヘッドにオイルが溜まりやすく、
さらにクランクケースにオイルが帰りにくかったから、
たぶん内圧が上がりオイルリターンから漏れてきてたんじゃないかと考えていて、
前に150ccの中華エンジン用のタペットカバーは買ってきてあったから、
そこからブリーザーを引いて走ってみた。
結果はエンジンが温まるとポタポタと垂れていた前とは違い、
少し滲んだだけで済むようになった。
シールは抜けてるから多少は仕方ないとしても、
次に液体ガスケットを使えば済むレベルまで良くなった。
今までは垂れたオイルがマフラーに当り焼けた匂いもしてたけどそれも無くなり、
これで安心してツーリングに行けるかな。
次にエンジンを開ける時はブリーザーが必要無いように、
ヘッド内部とカムチェーントンネルを繋ぐ穴を増設する。
だから中華エンジンのヘッドに大きいベアリングを使ってあるカムを入れた場合には、
是非ともブリーザーとオイルリターンの穴の形にも気を付けてもらいたいかな。
俺の経験だと中華エンジンはシリンダーのオイルリターンの穴は段付きがあるのがほとんどだから、
そこを拡大してもまだ甘い。
ヘッドやシリンダーから何故かオイルが吹く、なんて場合は疑った方が良いね。
今日は他に山ちゃんに頼まれてたエンジン作りのベアリングを注文してきた。
が、定期的に同じようなベアリングばかり注文してるから、
完全に顔覚えられてて何か恥ずかしいわ。
今年だけで何セット買ったか分からない上に、
変なベアリングばかり買ってるから無理もないんだけどね。
腰下の部品は全部揃ってるから、
ベアリングが来たら腰下だけはサッサと組んであげようと思ってるが、
部品だけでもかなり贅沢なエンジンだから、
完成したら少し借りて走りに行きたいわ(笑)
そんな訳で明日はツーリング。
行き先はまた海でも見に行こうかな。