「その筋」の人にとってはもう既知のニュースなんでしょうが・・・。
来年の春で国鉄型気動車特急181系が「はまかぜ」の運用から外れ、第一線を退くことになった。それあるを見越して今年の冬に「はまかぜ」で山陰のカニを食べに行こうと動いたり(結局瞬殺で満席だったようで「北近畿」での往復となったのだが)したものだ。
ふとネットでJR西日本のニュース記事を見ると、「特急はまかぜ新型車両展示会のお知らせ」とあった。するとその中で「新型車両は11月7日日曜日から運転」とある。
するってえと裏を返せば、現在の車両は11月6日限りでおしまいということ。あらあら、来年の春ではなかったんかいな。
その後いろいろと調べたところ、当初は「この冬のかにシーズンが最後」としていたのが、新型車両の完成が早くなったのだろう、それで「この冬のかにシーズンから新型」としたようだ。11月6日~7日というのはちょうど松葉がにの解禁の時期。ということは6日に「最終日」の181系で城崎や香住に向かい、7日に「初日」の新型車両で帰ってくる1泊旅行も可能。旅行会社ならばこういう「おいしい」パックツアーを組んでくることだろう。
まあ最終日や初日に無理にでかけなくてもいいが、そうとなれば最後にもう一度乗っておきたいなと思う。こういうのを「葬式鉄」というが、古きよき時代の姿を惜しむというのはありだと思う。
ということでターゲットは10月の連休。10月11日の朝に鳥取を出てくる「はまかぜ2号」で、4時間の通し乗車を行う予定。今のところ指定席はまだ空きがあるようだが、当日は混雑するんだろうな・・・。
ぜひとも鳥取の「居酒屋駅弁」も味わいたいところである。こうなれば「はまかぜ」に乗りに行くのか、鳥取に飲みに行くのかよくわからなくなるが・・・。
(写真は2009年夏乗車時のもの)