まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

また今年も鉄道に関する引退廃止記事が・・・

2013年11月11日 | ブログ

例年秋口というのはプロ野球での引退、戦力外通告、FA宣言、トレード・・・といったいわゆるストーブリーグの話題が出る頃。出る人、入る人、さまざまである。

同じように話題が出るのが鉄道に関することであるが、こちらは「新線開業」「新車投入」以上に、毎年出るのが「ナントカ線の廃止」「ナントカ系車両の引退」「夜行列車ナントカ号がなくなる」・・・ということ。

このところ明らかになった主なものだけでも、岩手の岩泉線廃止、青函トンネルの海底駅の閉鎖ということがあるが、やはり一番インパクトがあったのが「ブルートレインの廃止」ではないだろうか。

現在定期便で残る夜行列車自体、北斗星、はまなす、あけぼの、サンライズ出雲・瀬戸というところで、毎日運転ではないが定期に準じて運転するのがカシオペアとトワイライトエクスプレス。これらについて、あけぼのが2014年春での廃止、北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスも2015年で廃止ということになりそうだ。はまなすはニュースには出ていなかったが、おそらく北斗星などと同じタイミングでの廃止だろう。

大きな要因は北海道新幹線の開通である。とりあえずは函館まで先行開業のようだが、青函トンネルを新幹線が通るというのが目玉であり、夜行列車などはもうその役割を終えたということだろう。まあ、時代の流れ、需要の変化ということを考えれば仕方のないことだろう。

一「乗り鉄」とすれば「夜行列車」「ブルートレイン」の廃止というのは淋しい話題だが、ならばお前は頻繁にそれらを利用していたのかと尋ねられれば、首を振ってしまう。確かにお別れの乗車や、廃止する列車を駅のホームに見に行ったことはあるが、別にそれがなくなったからと言って実生活に支障が出たということはない。もしその地域に行く必要があるのなら、仕方ないことだが前の日から先乗りして前泊するか、早朝の飛行機で飛んで時間のロスを最小限に食い止めるかである。

夜行バス・・・「水曜どうでしょう」ならば「深夜バス」の名で過酷な乗り物として描かれるところだが、現在となってはサイコロの目になるくらい各方面に出ているもので、私は苦手だが特定層の利用客にはなくてはならない交通手段となっている(あの番組が「深夜バス」の存在感を知らしめたかどうかは別として)。

さて、私の沿線である近鉄でも、しまかぜや観光列車「つどい」登場とか伊勢志摩ライナーのリニューアルという話題がある一方で、この秋にはかつての特急型の名車両が引退するという。そのお別れ乗車の日帰りツアーもあるということで、できればどんなものか見てみたい。これもまた、歴史の1ページに立ち会うということになるのかな・・・・?

コメント