最近、my motherがヤバいです。
去年、無事に定年退職をした彼女。これからは、たくさん趣味を持ったり、習い事や旅行を楽しんで、忙しく豊かな老後を迎えたい、と抱負を語っていたのに。現実は...
朝から晩まで一日中、TVの前に座って、ラブコメやファンタジー映画、「24」や「デスパレートな妻たち」「LOST」など、アメリカのTVシリーズ(韓国ドラマには、ぜんぜん見向きもしない)をボケーっと観てる。ほとんど外出もしないらしい。なので、身奇麗にすることもなくなった。まさに、引きこもり状態。
しかも。家族の誰かが、ちょっとでも苦言めいたことを口にすれば、ヒステリックに怒ったり、支離滅裂なことを言ったり、???な状態なのです。こないだ読んだ桐野夏生の「魂萌え!」に出てくる、異様な言動でアルツハイマー疑惑を持たれる中年女性を思い出してしまう。
ボケーとDVDを見てるmy motherの傍らには、彼女の実母であるボケた婆さまも、ボケーっとした顔で座ってる。すごく怖い光景です。みのもんたに相談しようか?なんて、もう冗談にもならないでしょうか。
「アサルト13 要塞警察」
マフィアの大物を一時預かったショボい警察署が、ベトナムやイラクも真っ青な激烈戦闘地に!
あまり大声では言わないけど、実は大好きなイーサン・ホーク主演、ということで観ました。
いっとき、妙なゲージュツ家を気取って迷走、ユマには三行半を叩きつけられ、映画ファンにも冷笑される、イタい男になってしまったイーさん。小説も監督作も、世間に才人と認めてもらえるまでには至らず、キャリアもルックスも、年々貧相になっていき、往年のファンを嘆かせてくれたものでした。
最近の出演作は、アーチスト、ゲージュツ家志向が強いイーさんにとっては、明らかに食いつなぐため&慰謝料捻出のために出演したとしか思えないものばかり。これも、多分その一本。
話も展開も、めちゃくちゃです。世間を騒がせているマフィアの大物を、猛吹雪のせいとはいえ、あんなショボいボロ警察署に預けることからして、変。
マフィアと繋がってる悪徳警官たちが、口封じのために警察署内にいる者たちを、皆殺しにしようと攻撃してくるんだけど、その手段が笑えるくらい壮絶で荒っぽい!マシンガンや手榴弾、果てはミサイル!ヘリコプターで特殊部隊みたいな暗殺者も来るし、こんなド派手なことして、口封じになるの!?よしんば皆殺しに成功したとしても、後でどう言い繕うの!?それに、吹雪とはいえ、絶海の孤島でも辺境の村落でもないのに、誰もあの大戦争に気づかないなんて!?
とまあ、ツッコめばきりがないのですが、B級アクションものとしては、ド派手でエキサイティングで、面白かったです。次々と内部の仲間たちが死んでいくので(まさか、この人までも!?なキャラも)、いったい誰が最後までサバイバルできるの!?と、ハラハラさせてもくれます。
で、お目当てのイーさん。顔はホント、貧相になったよなあ。いろんな意味で、疲労が出てる。まだ30半ばなのに。顔は貧相だけど、カラダはムッチムチマッチョ!というのが、イーさんの素敵なところ。今作では、ちょっと崩れてブヨってたけど...でもムチムチしてて好き。ゲージュツ家よりも先に、俳優として円熟してほしいと願う私です。
戦闘の原因となるマフィアのボス、ローレンス・フィッシュバーン。悪い奴かと思ってたら、イーさんと力を合わせて戦闘指揮をとる、なかなかカッコいい役でした。でも彼、ヌオオオ~!として迫力ありすぎ。怖い。
その他、ジョン・レグイザモ、ガブリエル・バーン、ブライアン・デネヒー、マリア・ベロなど、地味だけどシブいメンツです。
去年、無事に定年退職をした彼女。これからは、たくさん趣味を持ったり、習い事や旅行を楽しんで、忙しく豊かな老後を迎えたい、と抱負を語っていたのに。現実は...
朝から晩まで一日中、TVの前に座って、ラブコメやファンタジー映画、「24」や「デスパレートな妻たち」「LOST」など、アメリカのTVシリーズ(韓国ドラマには、ぜんぜん見向きもしない)をボケーっと観てる。ほとんど外出もしないらしい。なので、身奇麗にすることもなくなった。まさに、引きこもり状態。
しかも。家族の誰かが、ちょっとでも苦言めいたことを口にすれば、ヒステリックに怒ったり、支離滅裂なことを言ったり、???な状態なのです。こないだ読んだ桐野夏生の「魂萌え!」に出てくる、異様な言動でアルツハイマー疑惑を持たれる中年女性を思い出してしまう。
ボケーとDVDを見てるmy motherの傍らには、彼女の実母であるボケた婆さまも、ボケーっとした顔で座ってる。すごく怖い光景です。みのもんたに相談しようか?なんて、もう冗談にもならないでしょうか。
「アサルト13 要塞警察」
マフィアの大物を一時預かったショボい警察署が、ベトナムやイラクも真っ青な激烈戦闘地に!
あまり大声では言わないけど、実は大好きなイーサン・ホーク主演、ということで観ました。
いっとき、妙なゲージュツ家を気取って迷走、ユマには三行半を叩きつけられ、映画ファンにも冷笑される、イタい男になってしまったイーさん。小説も監督作も、世間に才人と認めてもらえるまでには至らず、キャリアもルックスも、年々貧相になっていき、往年のファンを嘆かせてくれたものでした。
最近の出演作は、アーチスト、ゲージュツ家志向が強いイーさんにとっては、明らかに食いつなぐため&慰謝料捻出のために出演したとしか思えないものばかり。これも、多分その一本。
話も展開も、めちゃくちゃです。世間を騒がせているマフィアの大物を、猛吹雪のせいとはいえ、あんなショボいボロ警察署に預けることからして、変。
マフィアと繋がってる悪徳警官たちが、口封じのために警察署内にいる者たちを、皆殺しにしようと攻撃してくるんだけど、その手段が笑えるくらい壮絶で荒っぽい!マシンガンや手榴弾、果てはミサイル!ヘリコプターで特殊部隊みたいな暗殺者も来るし、こんなド派手なことして、口封じになるの!?よしんば皆殺しに成功したとしても、後でどう言い繕うの!?それに、吹雪とはいえ、絶海の孤島でも辺境の村落でもないのに、誰もあの大戦争に気づかないなんて!?
とまあ、ツッコめばきりがないのですが、B級アクションものとしては、ド派手でエキサイティングで、面白かったです。次々と内部の仲間たちが死んでいくので(まさか、この人までも!?なキャラも)、いったい誰が最後までサバイバルできるの!?と、ハラハラさせてもくれます。
で、お目当てのイーさん。顔はホント、貧相になったよなあ。いろんな意味で、疲労が出てる。まだ30半ばなのに。顔は貧相だけど、カラダはムッチムチマッチョ!というのが、イーさんの素敵なところ。今作では、ちょっと崩れてブヨってたけど...でもムチムチしてて好き。ゲージュツ家よりも先に、俳優として円熟してほしいと願う私です。
戦闘の原因となるマフィアのボス、ローレンス・フィッシュバーン。悪い奴かと思ってたら、イーさんと力を合わせて戦闘指揮をとる、なかなかカッコいい役でした。でも彼、ヌオオオ~!として迫力ありすぎ。怖い。
その他、ジョン・レグイザモ、ガブリエル・バーン、ブライアン・デネヒー、マリア・ベロなど、地味だけどシブいメンツです。