チョ・インソン主演の単発ドラマ2本立てを観ました。
インソンくんといば、やはり「バリでの出来事」のジェミン。
涙と鼻水とヨダレで顔をグチャグシャにして絶叫悶絶し、狂気の淵へと落ちていくプッツンお坊ちゃまジェミンは、私が今まで観た韓国ドラマの中で、最恐最悲キャラ。イザベル・アジャーニのアデルに匹敵する、とまでは言わないまでも、それに近い壮絶さで、今なおジェミンは私の脳裏に深く刻まれたままです。
ジェミンじゃないインソンくんは、果たして...
①「少女漫画のように」
少女漫画が大好きな青年と、バツイチ子持ちの少女漫画家との、恋人までのディスタンス物語。
スラっとした長身、色白の涼しげな小顔、坊主に近い短髪、飾り気のない服装のインソンくん。こんな素朴(といっても、田舎っぽいとかイモいとかではない。むしろ、質素なファッションは違和感があるほど、インソンくんの顔は素朴とは正反対。お城の若様が、農民のカッコしてる、みたいな)で清潔感のある青年って、もう絶滅してるよなあ。ホストか男娼みたいな汚らしい若い男を見慣れてる目には、目薬みたいなインソンくんです。
見た目だけでなく、性格も純粋で優しくて誠実で繊細でロマンチック、それでいて一途な情熱も秘めた青年。ほんと、このドラマのインソンくんこそ、少女漫画のような男の子です。現実には、こんな子ちょっといないよ。
子供水泳教室のインストラクター役なので、水着姿シーンも多いインソンくん。けど、かなり細身しかも色白なので、男のセクシイさはない。インソンくんは、脱がないほうがいいかも。
甘い少女漫画とは正反対な、世知辛い現実を生きている青年と漫画家が、少しずつ、遠回りもしながら、距離を縮めていく姿が、温かく優しく描かれています。
私なら、あんな純情なイケメンに迫られたら、no!なんて言えません。まあ、ヒロインがすぐにyes!と言うような女じゃないから、彼も惚れたんだろうけど。男はやっぱ、ある程度じらさないといけないのでしょう。
劇中、挿入される少女漫画が、何だか大昔のりぼん系。私は、なかよし派でした。久々に少女漫画が読みたくなってきた。
②「ラブミーテンダー」
作家が偶然手にしたカセットテープには、ある青年の独白と歌声が...
今度のインソンくんは、とっても切なく悲しい。冷血人間の私が、思わず涙腺を緩めてしまったほど。
花屋の娘を、バイクで轢き逃げしてしまったインソンくん。幸い命に別状はなかったけど、罪悪感と不安から彼女を見守っているうちに、恋をしてしまう...
脆く壊れやすいガラスの心を持つ青年。それだけな役なら、演じられる役者はたくさんいる。インソンくんの魅力と実力は、心が壊れてしまった後の凄絶さと悲劇に、まざまざと思い知ることができます。
主人公は、なかなか真実を告白できない。でも、彼女への恋心は募っていく。そんな苦悩と恋の高揚感を、インソンくんは繊細に演じています。
轢き逃げは、やっぱマズいよ。逃げなかったら、幸せな恋に発展したかもしれないのに。軽い事故が縁で、被害者と加害者が愛し合う仲になるとか、よくある話じゃん。私だって、妻武器や瑛太みたいなイケメンと恋愛できるんだったら、バイクに轢かれて手や足の骨一本ぐらい、折られていいし。反対に、中村獅子舞とか亀ムシみたいなのだったら、警察に即刻通報&賠償金要求!
突然、思わぬ形でコトがバレてしまい、彼女に拒絶されるインソンくん。さあ、ここからが彼の面目躍如だ!酒に溺れ、カセットデッキに泣きすがり、なだめる友人に号泣絶叫。完全に理性を失って、自暴自棄な暴走に...
あんまりインソンくんを追い詰めないでー!ほら、だんだん目がすわってきて、ブルブル震え出して、ああジェミンに変身!
と、ジェミンを彷彿とさせる悲しい狂気が、痛ましいインソンくんです。
彼女と仲良くなれて、嬉しくて独りでギター弾きながら歌うインソンくんが、可愛いです。ラストクレジットで流れる、インソンくんの歌うプレスリーの“Love Me Tender”が、下手だけど微笑ましく、それだけに悲しみもいや増します。
インソンくんといば、やはり「バリでの出来事」のジェミン。
涙と鼻水とヨダレで顔をグチャグシャにして絶叫悶絶し、狂気の淵へと落ちていくプッツンお坊ちゃまジェミンは、私が今まで観た韓国ドラマの中で、最恐最悲キャラ。イザベル・アジャーニのアデルに匹敵する、とまでは言わないまでも、それに近い壮絶さで、今なおジェミンは私の脳裏に深く刻まれたままです。
ジェミンじゃないインソンくんは、果たして...
①「少女漫画のように」
少女漫画が大好きな青年と、バツイチ子持ちの少女漫画家との、恋人までのディスタンス物語。
スラっとした長身、色白の涼しげな小顔、坊主に近い短髪、飾り気のない服装のインソンくん。こんな素朴(といっても、田舎っぽいとかイモいとかではない。むしろ、質素なファッションは違和感があるほど、インソンくんの顔は素朴とは正反対。お城の若様が、農民のカッコしてる、みたいな)で清潔感のある青年って、もう絶滅してるよなあ。ホストか男娼みたいな汚らしい若い男を見慣れてる目には、目薬みたいなインソンくんです。
見た目だけでなく、性格も純粋で優しくて誠実で繊細でロマンチック、それでいて一途な情熱も秘めた青年。ほんと、このドラマのインソンくんこそ、少女漫画のような男の子です。現実には、こんな子ちょっといないよ。
子供水泳教室のインストラクター役なので、水着姿シーンも多いインソンくん。けど、かなり細身しかも色白なので、男のセクシイさはない。インソンくんは、脱がないほうがいいかも。
甘い少女漫画とは正反対な、世知辛い現実を生きている青年と漫画家が、少しずつ、遠回りもしながら、距離を縮めていく姿が、温かく優しく描かれています。
私なら、あんな純情なイケメンに迫られたら、no!なんて言えません。まあ、ヒロインがすぐにyes!と言うような女じゃないから、彼も惚れたんだろうけど。男はやっぱ、ある程度じらさないといけないのでしょう。
劇中、挿入される少女漫画が、何だか大昔のりぼん系。私は、なかよし派でした。久々に少女漫画が読みたくなってきた。
②「ラブミーテンダー」
作家が偶然手にしたカセットテープには、ある青年の独白と歌声が...
今度のインソンくんは、とっても切なく悲しい。冷血人間の私が、思わず涙腺を緩めてしまったほど。
花屋の娘を、バイクで轢き逃げしてしまったインソンくん。幸い命に別状はなかったけど、罪悪感と不安から彼女を見守っているうちに、恋をしてしまう...
脆く壊れやすいガラスの心を持つ青年。それだけな役なら、演じられる役者はたくさんいる。インソンくんの魅力と実力は、心が壊れてしまった後の凄絶さと悲劇に、まざまざと思い知ることができます。
主人公は、なかなか真実を告白できない。でも、彼女への恋心は募っていく。そんな苦悩と恋の高揚感を、インソンくんは繊細に演じています。
轢き逃げは、やっぱマズいよ。逃げなかったら、幸せな恋に発展したかもしれないのに。軽い事故が縁で、被害者と加害者が愛し合う仲になるとか、よくある話じゃん。私だって、妻武器や瑛太みたいなイケメンと恋愛できるんだったら、バイクに轢かれて手や足の骨一本ぐらい、折られていいし。反対に、中村獅子舞とか亀ムシみたいなのだったら、警察に即刻通報&賠償金要求!
突然、思わぬ形でコトがバレてしまい、彼女に拒絶されるインソンくん。さあ、ここからが彼の面目躍如だ!酒に溺れ、カセットデッキに泣きすがり、なだめる友人に号泣絶叫。完全に理性を失って、自暴自棄な暴走に...
あんまりインソンくんを追い詰めないでー!ほら、だんだん目がすわってきて、ブルブル震え出して、ああジェミンに変身!
と、ジェミンを彷彿とさせる悲しい狂気が、痛ましいインソンくんです。
彼女と仲良くなれて、嬉しくて独りでギター弾きながら歌うインソンくんが、可愛いです。ラストクレジットで流れる、インソンくんの歌うプレスリーの“Love Me Tender”が、下手だけど微笑ましく、それだけに悲しみもいや増します。