いつも実家のトイレは、甥ダミアンに占拠されてます。
トイレでいったい、何してんのさ!斉藤くんがハンカチ王子なら、あんたは便所王子ね!と嘲笑する私ですが、ダミアンが便所王子なら、私は哀しみの便秘プリンセス...昨日も今日も、つまったままよ...尾篭な話で、すみません。
お松の独り韓国映画祭②
「うつせみ」
キム・キドク監督作品、初体験。噂通り、一筋縄ではいかない映画でした。
同じ異才人気監督でも、ウォン・ガーワイ監督みたいな、鼻につくほど才気走ったスタイリッシュ系ではなく、余計なものは一切排除したかのような、シンプルさ静かさ。といっても、しみじみした内容では決してなく、謎めいて残酷で官能的で。ほんと独特で不思議な映画で驚きました。
留守宅に侵入しては、その家の住人のように過ごす謎の青年。とある豪邸で、夫から暴力を受けているとおぼしき人妻と遭遇して...
青年も人妻も、台詞がない(人妻が、ラスト近くにチョコっとだけ)!ひとことも言葉を交わすことなく、留守宅侵入放浪生活をする二人。
この青年は、いったい何者!?とか、何で人妻は彼にくっついていくの!?とか、観ているうちに、そんなツッコミは野暮に思えてきます。ほんと、黙々と淡々と一緒にいるのに、何だか二人がすごく楽しそう&幸せそうで、微笑ましくなります。
そこはかとなく、コミカルさを感じたのは、私だけでしょうか。
金持ちの暴力夫は、陰険だけど、妻にエッチさせてもらえず悶々イライラしてて、何か滑稽だし。ゴルフボール&アイアンが、面白い使われ方をしてるし。刑務所の独房で、青年が看守を隠れてからかう繰り返しも、何か変で笑える。不思議ムードの中に、小さくプっと笑えるシーンが多いような?
謎の不法侵入青年役、ジェヒが素晴らしい!
ミステリアスで優しくて可愛くてセクシーで、ちょっと危険な狂気も感じさせて。台詞なしで、男のいろんな魅力を発揮していて見事です。的場コウジを可愛く、長瀬智也をワイルドにした感じ?入浴シーンなど、脱ぎっぷりが良いのも高得点!すっぽんぽん、なかなか美味です。
ジェヒは、ほんと何者だったのでしょう。天使?それとも、ヒロインの妄想の産物?何にせよ、私のところにも、ジェヒみたいな男の子が侵入してこないかなあ。掃除も洗濯も料理もしてくれるし、何でも器用に修理したり改造してくれるし、もちろん愛の行為もwelcome to my house!大歓迎です!
いとも簡単に、他人の家に忍び込むジェヒを見てて、ピッキングの怖さを痛感。ジェヒならいいけど、凶悪空き巣なら、出くわしたりなんかしたら殺されちゃうよなあ。なので、たとえ侵入者がイケメンでも、この映画のヒロインをマネせず、すぐに逃げる&警察に通報しましょう。
確かに???な作風だけど、その不思議さが、面白い。ワケワカメ!で退屈な難解映画ではなくて、安心。なので、引き続きキドク監督作品に挑戦してみます。
トイレでいったい、何してんのさ!斉藤くんがハンカチ王子なら、あんたは便所王子ね!と嘲笑する私ですが、ダミアンが便所王子なら、私は哀しみの便秘プリンセス...昨日も今日も、つまったままよ...尾篭な話で、すみません。
お松の独り韓国映画祭②
「うつせみ」
キム・キドク監督作品、初体験。噂通り、一筋縄ではいかない映画でした。
同じ異才人気監督でも、ウォン・ガーワイ監督みたいな、鼻につくほど才気走ったスタイリッシュ系ではなく、余計なものは一切排除したかのような、シンプルさ静かさ。といっても、しみじみした内容では決してなく、謎めいて残酷で官能的で。ほんと独特で不思議な映画で驚きました。
留守宅に侵入しては、その家の住人のように過ごす謎の青年。とある豪邸で、夫から暴力を受けているとおぼしき人妻と遭遇して...
青年も人妻も、台詞がない(人妻が、ラスト近くにチョコっとだけ)!ひとことも言葉を交わすことなく、留守宅侵入放浪生活をする二人。
この青年は、いったい何者!?とか、何で人妻は彼にくっついていくの!?とか、観ているうちに、そんなツッコミは野暮に思えてきます。ほんと、黙々と淡々と一緒にいるのに、何だか二人がすごく楽しそう&幸せそうで、微笑ましくなります。
そこはかとなく、コミカルさを感じたのは、私だけでしょうか。
金持ちの暴力夫は、陰険だけど、妻にエッチさせてもらえず悶々イライラしてて、何か滑稽だし。ゴルフボール&アイアンが、面白い使われ方をしてるし。刑務所の独房で、青年が看守を隠れてからかう繰り返しも、何か変で笑える。不思議ムードの中に、小さくプっと笑えるシーンが多いような?
謎の不法侵入青年役、ジェヒが素晴らしい!
ミステリアスで優しくて可愛くてセクシーで、ちょっと危険な狂気も感じさせて。台詞なしで、男のいろんな魅力を発揮していて見事です。的場コウジを可愛く、長瀬智也をワイルドにした感じ?入浴シーンなど、脱ぎっぷりが良いのも高得点!すっぽんぽん、なかなか美味です。
ジェヒは、ほんと何者だったのでしょう。天使?それとも、ヒロインの妄想の産物?何にせよ、私のところにも、ジェヒみたいな男の子が侵入してこないかなあ。掃除も洗濯も料理もしてくれるし、何でも器用に修理したり改造してくれるし、もちろん愛の行為もwelcome to my house!大歓迎です!
いとも簡単に、他人の家に忍び込むジェヒを見てて、ピッキングの怖さを痛感。ジェヒならいいけど、凶悪空き巣なら、出くわしたりなんかしたら殺されちゃうよなあ。なので、たとえ侵入者がイケメンでも、この映画のヒロインをマネせず、すぐに逃げる&警察に通報しましょう。
確かに???な作風だけど、その不思議さが、面白い。ワケワカメ!で退屈な難解映画ではなくて、安心。なので、引き続きキドク監督作品に挑戦してみます。