大奥’83、家光編は続きます...
※ネタばれ注意!
第五話「お湯殿の誘惑」
春日局・・・渡辺美佐子
お振・・・市毛良枝
お稲・・・赤座美代子
・
松平信綱・・・平幹二朗
・
徳川家光・・・沖雅也
素心尼・・・高峰三枝子
春日局の命を受け、親切な世話という形でお振を大奥に軟禁するお稲。強引にお振を風呂に入れ、彼女の背中を流しながら、あなたはいいわね~こんな待遇うけちゃって。私なんか...と、ホントは親切でも何でもない、イヤイヤやってるというイヤミな本音や妬みをチロッと漏らすなど、お稲の口調や表情が笑えます。
男にしか興味がない家光なので、苦肉の策としてお振に男装させ、お湯殿に差し向ける春日局。こざかしい小細工に家光は激怒し、お振を手討ちにしようとしますが、自分のせいで自刃に追い込まれた寵童の怨霊?に錯乱。そんな彼を優しく宥めるお振。ついに...
めでたく上様のご寵愛を受けたお振は、上様にとって初めての御子(姫)を産んだ直後、若くして亡くなったのでした(可哀想)。
大勢の女中が額づく中、廊下を静々と進み光の中へ消えてゆくお振...で、セ・フィニ~♪
第六話「一に引き 二に運 三に器量」
お蘭・・・藤真利子
孝子・・・坂口良子
おうた・・・斉藤とも子
・
式部・・・丹阿弥谷津子
徳川家光・・・沖雅也
春日局・・・渡辺美佐子
家光に何とか世継ぎを!と狂望する春日局は、浅草で見かけた威勢のいい町娘お蘭にビビビ!と天啓。さっそくお蘭を大奥に召し出す。
お蘭は憧れの大奥にウキウキワクワクでやって来ますが、キャンディキャンディ、いや、のだめに近い天然はねっかえりキャラのせいで、さっそくトラブルを。こともあろうに、御台さまの愛犬すみまる殿に狼藉(おしもの粗相を叱っただけですが)つかまつったと、孝子を不幸な境遇に追いやった春日局を恨む式部は、日頃の腹いせに女中たちに命じ、お蘭を拉致ってリンチ。ボコボコにされ水ぶっかけられても、江戸っ娘お蘭はコンチキショー!と式部にメンチ切り。またボコられそうになった時、待ちゃ!と春日局が登場。慇懃かつネチネチとした式部のイヤミ攻撃(丹阿弥谷津子、優しそうで上品だけど怖い...)、それを傲然とかわす春日局。そこに孝子も加わって、女の戦いは静かにヒートアップ。女の陰湿で冷たい胸のうちの焔が燃える!
有髪の尼のように暮らしていた孝子ですが、抑えていた春日局への憎悪に火がついてしまい、自分も家光へ側女を献上することに。そのことで煩悶する彼女の、捨てきれぬ女の業が痛ましい。上様との、かつてのめくるめく愛の夜を思い出し、身悶える孝子の顔がエロいです。
お蘭を上様の前に出せる女にするため、春日局は鬼の特訓。水桶を頭上に置いて、こぼさず歩けるようになるレッスンに失敗ばかりするお蘭...で、セ・フィニ~♪
第七話「種馬とれんげ草」
お蘭・・・藤真利子
孝子・・・坂口良子
おうた・・・斉藤とも子
・
式部・・・丹阿弥谷津子
徳川家光・・・沖雅也
春日局・・・渡辺美佐子
お蘭は相変わらず、天然やんちゃ町娘なまま。お蘭の同期、お縫は我こそは!と自信満々な武家娘、商人の娘おえんは許婚がいるのに上様のお手つきになるのはカンベンして~と悩んでます。
奥泊まり奥泊まりお世継ぎお世継ぎ!と、ストーカーのように家光につきまといせっつく春日局。孝子からも側女を献上され、わしは種馬か!と家光激怒。ヤケクソ気味に、奥泊まりすることに。にわかに色めきたつ大奥。お蘭とおえんを出し抜いて、お縫がチャンスをゲット!お蘭はガッカリ、おえんはホっと安堵。
意気揚々と夜の褥にはべるお縫ですが、かんじんの上様がソノ気になれず、許せ!と帰っておしまいに。お縫、哀れ!
その夜以来、ちょっとヘンになってしまうお縫。上様サイテー、そんな男お断りだ!と、お蘭はすっかり意気阻喪。春日局にこっぴどく叱られ、もうやってらんな~い状態。
節分の宴でも険悪なバトルを始めようとする春日局と孝子に、家光はウンザリ。席をたって独りで出てっちゃいます。下々の女中も宴会してて、上様はこっそり見学。天真爛漫に歌って踊るお蘭の姿が、家光のササクレ立った心を和ませるのでした。この場面で、珍しく明るい笑顔を見せる沖雅也、八重歯?が可愛かった。
めでたく上様の御手つき中臈となったお蘭に、精神錯乱したお縫が刃を!間一髪で助かるけど、完全にイってしまってたお縫が可哀想。まさに、女の戦いにおける無残な敗者の末路です。
腹をポンと叩き、デキたよ!とニンマリ春日局に報告するお蘭。後に四代将軍家綱の生母お楽の方さまとなるお蘭が、勝者の晴れやかさで廊下を歩む姿...で、セ・フィニ~♪
藤真利子、美人ではないけどチャキチャキ天衣無縫な演技が、とても小気味よかったです。
※ネタばれ注意!
第五話「お湯殿の誘惑」
春日局・・・渡辺美佐子
お振・・・市毛良枝
お稲・・・赤座美代子
・
松平信綱・・・平幹二朗
・
徳川家光・・・沖雅也
素心尼・・・高峰三枝子
春日局の命を受け、親切な世話という形でお振を大奥に軟禁するお稲。強引にお振を風呂に入れ、彼女の背中を流しながら、あなたはいいわね~こんな待遇うけちゃって。私なんか...と、ホントは親切でも何でもない、イヤイヤやってるというイヤミな本音や妬みをチロッと漏らすなど、お稲の口調や表情が笑えます。
男にしか興味がない家光なので、苦肉の策としてお振に男装させ、お湯殿に差し向ける春日局。こざかしい小細工に家光は激怒し、お振を手討ちにしようとしますが、自分のせいで自刃に追い込まれた寵童の怨霊?に錯乱。そんな彼を優しく宥めるお振。ついに...
めでたく上様のご寵愛を受けたお振は、上様にとって初めての御子(姫)を産んだ直後、若くして亡くなったのでした(可哀想)。
大勢の女中が額づく中、廊下を静々と進み光の中へ消えてゆくお振...で、セ・フィニ~♪
第六話「一に引き 二に運 三に器量」
お蘭・・・藤真利子
孝子・・・坂口良子
おうた・・・斉藤とも子
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式部・・・丹阿弥谷津子
徳川家光・・・沖雅也
春日局・・・渡辺美佐子
家光に何とか世継ぎを!と狂望する春日局は、浅草で見かけた威勢のいい町娘お蘭にビビビ!と天啓。さっそくお蘭を大奥に召し出す。
お蘭は憧れの大奥にウキウキワクワクでやって来ますが、キャンディキャンディ、いや、のだめに近い天然はねっかえりキャラのせいで、さっそくトラブルを。こともあろうに、御台さまの愛犬すみまる殿に狼藉(おしもの粗相を叱っただけですが)つかまつったと、孝子を不幸な境遇に追いやった春日局を恨む式部は、日頃の腹いせに女中たちに命じ、お蘭を拉致ってリンチ。ボコボコにされ水ぶっかけられても、江戸っ娘お蘭はコンチキショー!と式部にメンチ切り。またボコられそうになった時、待ちゃ!と春日局が登場。慇懃かつネチネチとした式部のイヤミ攻撃(丹阿弥谷津子、優しそうで上品だけど怖い...)、それを傲然とかわす春日局。そこに孝子も加わって、女の戦いは静かにヒートアップ。女の陰湿で冷たい胸のうちの焔が燃える!
有髪の尼のように暮らしていた孝子ですが、抑えていた春日局への憎悪に火がついてしまい、自分も家光へ側女を献上することに。そのことで煩悶する彼女の、捨てきれぬ女の業が痛ましい。上様との、かつてのめくるめく愛の夜を思い出し、身悶える孝子の顔がエロいです。
お蘭を上様の前に出せる女にするため、春日局は鬼の特訓。水桶を頭上に置いて、こぼさず歩けるようになるレッスンに失敗ばかりするお蘭...で、セ・フィニ~♪
第七話「種馬とれんげ草」
お蘭・・・藤真利子
孝子・・・坂口良子
おうた・・・斉藤とも子
・
式部・・・丹阿弥谷津子
徳川家光・・・沖雅也
春日局・・・渡辺美佐子
お蘭は相変わらず、天然やんちゃ町娘なまま。お蘭の同期、お縫は我こそは!と自信満々な武家娘、商人の娘おえんは許婚がいるのに上様のお手つきになるのはカンベンして~と悩んでます。
奥泊まり奥泊まりお世継ぎお世継ぎ!と、ストーカーのように家光につきまといせっつく春日局。孝子からも側女を献上され、わしは種馬か!と家光激怒。ヤケクソ気味に、奥泊まりすることに。にわかに色めきたつ大奥。お蘭とおえんを出し抜いて、お縫がチャンスをゲット!お蘭はガッカリ、おえんはホっと安堵。
意気揚々と夜の褥にはべるお縫ですが、かんじんの上様がソノ気になれず、許せ!と帰っておしまいに。お縫、哀れ!
その夜以来、ちょっとヘンになってしまうお縫。上様サイテー、そんな男お断りだ!と、お蘭はすっかり意気阻喪。春日局にこっぴどく叱られ、もうやってらんな~い状態。
節分の宴でも険悪なバトルを始めようとする春日局と孝子に、家光はウンザリ。席をたって独りで出てっちゃいます。下々の女中も宴会してて、上様はこっそり見学。天真爛漫に歌って踊るお蘭の姿が、家光のササクレ立った心を和ませるのでした。この場面で、珍しく明るい笑顔を見せる沖雅也、八重歯?が可愛かった。
めでたく上様の御手つき中臈となったお蘭に、精神錯乱したお縫が刃を!間一髪で助かるけど、完全にイってしまってたお縫が可哀想。まさに、女の戦いにおける無残な敗者の末路です。
腹をポンと叩き、デキたよ!とニンマリ春日局に報告するお蘭。後に四代将軍家綱の生母お楽の方さまとなるお蘭が、勝者の晴れやかさで廊下を歩む姿...で、セ・フィニ~♪
藤真利子、美人ではないけどチャキチャキ天衣無縫な演技が、とても小気味よかったです。