まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

外道にも五分の魂

2009-02-06 | ドイツ、オーストリア映画
 劇場で映画鑑賞、いつもは仕事帰りに疲れた心身を叱咤しながら観てる私ですが、たまには休日にゆっくりランチでも食べた後にと思い、広島ソレイユ内にある卵料理専門店ラケルで、美味しいオムライスをいただきマンモス♪
 
 1029円のランチセット。これにコーンスープと食後のコーヒーが付いてます。大食いさんには物足りないかも?小食な私には十分、おなかいっぱいになりました。ドライカレーが入ってるオムレツも美味しかったけど、画像左のパンがso delicious!ホカホカあったかくて、ほのかに甘味があって、中にバターたっぷり。
 今後は、映画を観るついでに美味しい店の探索もしよっかな。この未曾有の不景気の中、我ながら暢気だなあとは思いますが...これぐらいの小さな贅沢、自分に許してもいいでしょうか?

 「ブルート」
 懲役太郎な乱暴者ブルートは、ロンドンの刑務所から社会奉仕を条件に釈放される。送られた先は、ルーマニアにある孤児のための病院。そこで雑役夫として働き始めるブルートだが、劣悪な環境や設備不足で命を落としていく子供たちや、人身売買と武器密輸で金を稼いでいる院長の悪行を目の当たりにして...
 またルーマニアだよ!ほんと、恐ろしい国ですねえ。私にとってルーマニアは、ぜったい住みたくない国になってしまってます。
 ブルート役のジャーマン・タフガイ、ティル・シュバイガーがカッコいいです~!まさにイカした野獣!セクシイビースト!不敵な面構えに、イカつくてゴツい体格。抱いて~!です。日本の貧相で軟弱そうなイケメンを見慣れてると、ほんと圧倒される屈強な男らしさ。男らしいといってもヘンに濃ゆくなく、すごくクールなところがティルシュバの魅力。新ターミネーター役は彼がピッタリなのでは?肉体美も超クール&セクシイ!聞き取りやすい英語を話す彼の声、何か可愛いかった。
 
 で、見るからに無法者なワル、野卑な暴れん坊ティルシュバが、悪と戦って大暴れ!な映画かと思いきや。ゴロツキ男がウザいと思ってた子どもたちに、いつしか心をほだされ愛と優しさを知る、みたいな内容でした。乱暴で不器用ながらも、ブルートが子どもたちと仲良くなるところは、なかなか微笑ましいです。コワモテなティルの、戸惑ったり照れたりする表情が可愛い!頭の弱いフリしてる時のアホみたいな顔や、ジプシーの少女に迫られてオロオロ気味、などかなりコミカルなティルが嬉しい驚きでした。
 ブルートとワケアリ看護婦マーラとのエッチシーン、エロくはないけど豪快というか獰猛というか、セックスというより激しいトレーニングみたいで笑えます。まだ胸が蕾のふくらみな少女が、ロリータな全裸でブルートに迫るシーンは、ちょっとヤバいムード。
 はじめ、精神病院?かと思ったほど、孤児たちがエキセントリック。私なら三日といられないかも...
 イギリスの怪優ピート・ポスルスウェイトが、悪い院長を怪演。怪しい外見同様、悪人?実は善い人?いや、やっぱ極悪人?な、掴めないキャラが面白いです。
 
 ↑ゴツくてクールなティルシュバが好き
 
 
 
 
コメント (2)
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