「北京ロック」
香港の売れないシンガーソングライター・マイケルは、暴力沙汰を起こした北京に裁判のため仕方なく逗留中。彼はボーカルのルーが率いるロックバンドのメンバーたちと意気投合し、彼らのドサまわりに随行する。いつしかマイケルは、ルーの恋人ヤンインに想いを寄せるように...
中国にも、ロックとかライブハウスとかあるんですね。でも、西洋や日本のロックとは、かなり違う味わい?ロックの歌詞の内容が、人民の悲哀とか努力を力強く謳ってて、かなり政治色が濃いというか。エラそうで怖い警官(憲兵?)が、いつも目を光らせているところや、移動手段は主に自転車など、いかにも中国って感じ。
ロックに合わせて映し出される北京の生活風景が、こ、ここはホントに現代なのか?と目をこすってしまいそうになるほど、素朴というか原始的というか。ちょっと都心を離れると、そこは戦前の日本みたいな一般市民の居住地が。地方となると、もっと非近代的です。どんな田舎に行ったって、ドサまわりバンドが野宿したり川で洗濯や髪を洗ったり、なんて光景は日本ではなかなか見られないだろうし。
音楽を志す北京の若者たちの夢と挫折が、光と影のように描かれています。発展しているとはいえ、まだまだ貧しく厳しい中国の社会で生きる若者の現実が興味深いです。
マイケル役は、彦ことダニエル・ウー
ああ~彦ってホント、何やっても男前彼の素敵なところは、めちゃくちゃ美男子なのに、カッコつけてるところが全然ないところ。自分がどんなに眉目秀麗な美男なのか、分かってないのでは?と、分かってないはずはないんだけど、ついそう思ってしまう風情なんですよね。この映画でも、まるでトンビの中に混じった若鷹みたいな美麗さで、どこにいても目立ちまくり。
売れないシンガーソングライターとはいえ、実は金持ちの息子という設定なのが、貧乏臭さなど出そうにも出せない彦らしい。金持ちの坊ちゃんで飛び切りの美青年なので、もっとスカした役でもいいのに、やっぱ優しくて何となくボ~っとした人の善いキャラだったのも、彦らしくて好感。親父のスネカジリなところも、何か可愛かった。なので、こんな男を袖にするなんて、ありえない~!と、失恋するマイケルを見て納得できず憤慨してしまいました。
それにしても。彦って何でいつもマイケルって役名なんでしょう?自然に英語がポロっと口から出るところが、さすが中味はアメリカ人な彦でカッコいい。中国人としては中途半端な自分というジレンマを、今回も滲ませている彦です。
ギターを弾く彦もイケまくり。彦みたいな美しい男は、ギターだろうが銃だろうが、何でも自分を引き立てる小道具にしてしまえるのですね。
バスにペインティングした後、暑くなってシャツを...というシーンで、ちょっとだけサービス脱ぎの彦。顔だけでなく、体も美しい!脱がなくても、彦のボディラインってホントきれいで惚れ惚れ。ジーパンのお尻とか、芸術的な美形!
彦が恋する女の役は、またアンタか!な血い吸う、じゃない、スー・チー。華流男前のいるところスーチーあり。彼女、美人じゃないけど男が好きになるのも解かるような、媚びない可愛さがありますよね。いい女だとは思う。
ボーカルのルーが飼ってる犬や、メキシコの跳ねる豆などが、物語に印象的なアクセントを添えていました。
デビューしたばかりの彦の出演作「玻璃の城」と同じ、メイベル・チャン監督作品。そーいやの玻璃の城も、スーチーがヒロインでしたね。スーチーはあまり変わってないけど、まだ少年っぽさが残ってた彦は、すっかり大人の色男に成長しました。
またスーチー共演の新作「ブラッドブラザーズ」いよいよ日本公開♪
最近、第二の彦みたいなイケメンを知ってしまった私。顔だけでなく、漢字名も彦に似てる彼のTVドラマ、観てみよっかな~
香港の売れないシンガーソングライター・マイケルは、暴力沙汰を起こした北京に裁判のため仕方なく逗留中。彼はボーカルのルーが率いるロックバンドのメンバーたちと意気投合し、彼らのドサまわりに随行する。いつしかマイケルは、ルーの恋人ヤンインに想いを寄せるように...
中国にも、ロックとかライブハウスとかあるんですね。でも、西洋や日本のロックとは、かなり違う味わい?ロックの歌詞の内容が、人民の悲哀とか努力を力強く謳ってて、かなり政治色が濃いというか。エラそうで怖い警官(憲兵?)が、いつも目を光らせているところや、移動手段は主に自転車など、いかにも中国って感じ。
ロックに合わせて映し出される北京の生活風景が、こ、ここはホントに現代なのか?と目をこすってしまいそうになるほど、素朴というか原始的というか。ちょっと都心を離れると、そこは戦前の日本みたいな一般市民の居住地が。地方となると、もっと非近代的です。どんな田舎に行ったって、ドサまわりバンドが野宿したり川で洗濯や髪を洗ったり、なんて光景は日本ではなかなか見られないだろうし。
音楽を志す北京の若者たちの夢と挫折が、光と影のように描かれています。発展しているとはいえ、まだまだ貧しく厳しい中国の社会で生きる若者の現実が興味深いです。
マイケル役は、彦ことダニエル・ウー
ああ~彦ってホント、何やっても男前彼の素敵なところは、めちゃくちゃ美男子なのに、カッコつけてるところが全然ないところ。自分がどんなに眉目秀麗な美男なのか、分かってないのでは?と、分かってないはずはないんだけど、ついそう思ってしまう風情なんですよね。この映画でも、まるでトンビの中に混じった若鷹みたいな美麗さで、どこにいても目立ちまくり。
売れないシンガーソングライターとはいえ、実は金持ちの息子という設定なのが、貧乏臭さなど出そうにも出せない彦らしい。金持ちの坊ちゃんで飛び切りの美青年なので、もっとスカした役でもいいのに、やっぱ優しくて何となくボ~っとした人の善いキャラだったのも、彦らしくて好感。親父のスネカジリなところも、何か可愛かった。なので、こんな男を袖にするなんて、ありえない~!と、失恋するマイケルを見て納得できず憤慨してしまいました。
それにしても。彦って何でいつもマイケルって役名なんでしょう?自然に英語がポロっと口から出るところが、さすが中味はアメリカ人な彦でカッコいい。中国人としては中途半端な自分というジレンマを、今回も滲ませている彦です。
ギターを弾く彦もイケまくり。彦みたいな美しい男は、ギターだろうが銃だろうが、何でも自分を引き立てる小道具にしてしまえるのですね。
バスにペインティングした後、暑くなってシャツを...というシーンで、ちょっとだけサービス脱ぎの彦。顔だけでなく、体も美しい!脱がなくても、彦のボディラインってホントきれいで惚れ惚れ。ジーパンのお尻とか、芸術的な美形!
彦が恋する女の役は、またアンタか!な血い吸う、じゃない、スー・チー。華流男前のいるところスーチーあり。彼女、美人じゃないけど男が好きになるのも解かるような、媚びない可愛さがありますよね。いい女だとは思う。
ボーカルのルーが飼ってる犬や、メキシコの跳ねる豆などが、物語に印象的なアクセントを添えていました。
デビューしたばかりの彦の出演作「玻璃の城」と同じ、メイベル・チャン監督作品。そーいやの玻璃の城も、スーチーがヒロインでしたね。スーチーはあまり変わってないけど、まだ少年っぽさが残ってた彦は、すっかり大人の色男に成長しました。
またスーチー共演の新作「ブラッドブラザーズ」いよいよ日本公開♪
最近、第二の彦みたいなイケメンを知ってしまった私。顔だけでなく、漢字名も彦に似てる彼のTVドラマ、観てみよっかな~