第二弾は...
②日本テレビのスペシャルドラマ「霧の旗」
映画とTVでこれまで何度も映像化された、松本清張の作品。
若き敏腕弁護士の大塚の前に、柳田桐子という娘が現れる。大塚は桐子から、強盗殺人の濡れ衣を着せられた兄の弁護を懇願されるが、すげなく断る。やがて桐子の兄は獄死。大塚の恋人が殺人容疑で逮捕され、彼女の無実を証明できるのは桐子だけだと知った大塚は...
歌舞伎界のプリンス、市川海老蔵の現代劇初主演作。数々の浮名を流した艶福家のエビゾーが、ついに年貢を納めたことも番宣になったのでしょうか。視聴率は悪くなかったとか。でも...エビゾーの記念すべき初現代劇は、ぶっちゃけドラマというより長いコントみたいだった。女泣かせなエビゾーが女に泣かされる姿に、視聴者はニヤッ&クスッみたいな。エビゾーご自身も製作側も、確実にそれを狙ってたよ。私もエビゾーに、コップの水をぶっかけたり土下座させてみたい~♪
若いくせにフンゾリ返ってる傲慢さ。女への優しさと冷たさ。ほとんど地でやってるエビゾーが笑えた。まさにセルフパロディ。結婚したばかりのエビゾーに『女房は大事にしないと』とか私生活を揶揄する台詞もあったり、嫁が出てるニュースゼロがTVに流れたり。やっぱり女は食わねば、なラストといい、自らの下半身をもパロるエビゾーに拍手
エビゾーのセルフパロディとしては愉快だったけど、ドラマとしてはレベル低すぎ。清張先生が草葉の陰で呆れてるよ。松本清張の世界を映像化することよりも、とにかく話題のエビゾーを使うことが最優先、みたいな。日本テレビのエビゾーへのご祝儀ドラマ?それにしては、とんでもなく安すぎる内容。
エビゾー、見た目はやっぱ稀有な男前!オカマみたいな薄い草食男子や気持悪いガキンチョばかりが蔓延る中、まさに♂な濃い肉食男子なエビゾーは、とても新鮮で貴重。♂臭いけどギラギラしてなくて、女たらしだけど卑しくないところが素敵。肉食だけど野生ではなく、温室育ちの高慢で優しい獣って感じ。ハングリーさが微塵もないので、苦労して弁護士になったって設定も説得力なし。長い睫とか、悲しそうな表情が何か可愛いエビゾー。そーいうところも、おんな心をくすぐる武器にしてるんだろーな
そんなエビゾーに、もっとぴったりな役は他にあったはず。エビゾーが弁護士~!?違和感ありすぎ!と観る前は思ったけど、いざ観てみると...やっぱ変!あんな弁護士、いねえよ!まず坊主頭が異様。ちっとも知的に見えないところにも失笑。どー見ても、マフィアの親分のドラ息子だもん同じ松本清張なら、「わるいやつら」の主人公のほうが絶対エビゾー向け。あと、色に溺れる坊さんとか、女をコマすホストとか。現代劇なら何でもいいってわけじゃないよエビゾー。歌舞伎っぽいオーバーな表情は、まあご愛嬌としておこう。肉体自慢のエビゾーなので、韓流男優みたいに無駄脱ぎしてくれるかな?と期待してたけど、濡れ場どころかシャワーシーンさえなし。ダメじゃん!
でも、ドラマを支配してたチープ感&軽さは、エビゾーのせいではありません。キャストが酷すぎ!
桐子役が、なぜか相武紗季。桐子って、清楚な翳りと静かな狂気を秘めたヒロインなのに。どこから見ても明るく健康的なアイブちゃんは、恐ろしいまでのミスキャスト。かつて桐子を演じた倍賞千恵子、山口百恵、安田成美は、なかなかハマってたよなあ。それにしても。すごい大根なのは、もはやアイブちゃんの個性?いろんなドラマに出まくってるのに、いまだに素人演技なのは、やっぱ彼女って女優じゃなくてCMタレントだから?上戸アヤとかと同じで、30秒以上は輝けない、みたいな。ホステスになって男を誘惑しても、ぜんぜん危険な妖しさがない。可愛いジャパゆきさんみたいだった。
あと、東貴博とか柳原可奈子とかカンニング竹山とか元モーニング娘とか、意味不明で破壊的なお笑いタレント&B級タレントの大量起用も、ドラマを安っぽくしてた。ベテランも、大物なんだろうけどちっとも豪華感がない中井貴一とか津川雅彦。良い役者だけど、お手軽2時間ドラマでおなじみすぎる六平直政や本田博太郎。エビゾー主演だと、まだまだ脇はこのレベルなのか(笑)。
↑プロレスラーではありません、歌舞伎役者です
②日本テレビのスペシャルドラマ「霧の旗」
映画とTVでこれまで何度も映像化された、松本清張の作品。
若き敏腕弁護士の大塚の前に、柳田桐子という娘が現れる。大塚は桐子から、強盗殺人の濡れ衣を着せられた兄の弁護を懇願されるが、すげなく断る。やがて桐子の兄は獄死。大塚の恋人が殺人容疑で逮捕され、彼女の無実を証明できるのは桐子だけだと知った大塚は...
歌舞伎界のプリンス、市川海老蔵の現代劇初主演作。数々の浮名を流した艶福家のエビゾーが、ついに年貢を納めたことも番宣になったのでしょうか。視聴率は悪くなかったとか。でも...エビゾーの記念すべき初現代劇は、ぶっちゃけドラマというより長いコントみたいだった。女泣かせなエビゾーが女に泣かされる姿に、視聴者はニヤッ&クスッみたいな。エビゾーご自身も製作側も、確実にそれを狙ってたよ。私もエビゾーに、コップの水をぶっかけたり土下座させてみたい~♪
若いくせにフンゾリ返ってる傲慢さ。女への優しさと冷たさ。ほとんど地でやってるエビゾーが笑えた。まさにセルフパロディ。結婚したばかりのエビゾーに『女房は大事にしないと』とか私生活を揶揄する台詞もあったり、嫁が出てるニュースゼロがTVに流れたり。やっぱり女は食わねば、なラストといい、自らの下半身をもパロるエビゾーに拍手
エビゾーのセルフパロディとしては愉快だったけど、ドラマとしてはレベル低すぎ。清張先生が草葉の陰で呆れてるよ。松本清張の世界を映像化することよりも、とにかく話題のエビゾーを使うことが最優先、みたいな。日本テレビのエビゾーへのご祝儀ドラマ?それにしては、とんでもなく安すぎる内容。
エビゾー、見た目はやっぱ稀有な男前!オカマみたいな薄い草食男子や気持悪いガキンチョばかりが蔓延る中、まさに♂な濃い肉食男子なエビゾーは、とても新鮮で貴重。♂臭いけどギラギラしてなくて、女たらしだけど卑しくないところが素敵。肉食だけど野生ではなく、温室育ちの高慢で優しい獣って感じ。ハングリーさが微塵もないので、苦労して弁護士になったって設定も説得力なし。長い睫とか、悲しそうな表情が何か可愛いエビゾー。そーいうところも、おんな心をくすぐる武器にしてるんだろーな
そんなエビゾーに、もっとぴったりな役は他にあったはず。エビゾーが弁護士~!?違和感ありすぎ!と観る前は思ったけど、いざ観てみると...やっぱ変!あんな弁護士、いねえよ!まず坊主頭が異様。ちっとも知的に見えないところにも失笑。どー見ても、マフィアの親分のドラ息子だもん同じ松本清張なら、「わるいやつら」の主人公のほうが絶対エビゾー向け。あと、色に溺れる坊さんとか、女をコマすホストとか。現代劇なら何でもいいってわけじゃないよエビゾー。歌舞伎っぽいオーバーな表情は、まあご愛嬌としておこう。肉体自慢のエビゾーなので、韓流男優みたいに無駄脱ぎしてくれるかな?と期待してたけど、濡れ場どころかシャワーシーンさえなし。ダメじゃん!
でも、ドラマを支配してたチープ感&軽さは、エビゾーのせいではありません。キャストが酷すぎ!
桐子役が、なぜか相武紗季。桐子って、清楚な翳りと静かな狂気を秘めたヒロインなのに。どこから見ても明るく健康的なアイブちゃんは、恐ろしいまでのミスキャスト。かつて桐子を演じた倍賞千恵子、山口百恵、安田成美は、なかなかハマってたよなあ。それにしても。すごい大根なのは、もはやアイブちゃんの個性?いろんなドラマに出まくってるのに、いまだに素人演技なのは、やっぱ彼女って女優じゃなくてCMタレントだから?上戸アヤとかと同じで、30秒以上は輝けない、みたいな。ホステスになって男を誘惑しても、ぜんぜん危険な妖しさがない。可愛いジャパゆきさんみたいだった。
あと、東貴博とか柳原可奈子とかカンニング竹山とか元モーニング娘とか、意味不明で破壊的なお笑いタレント&B級タレントの大量起用も、ドラマを安っぽくしてた。ベテランも、大物なんだろうけどちっとも豪華感がない中井貴一とか津川雅彦。良い役者だけど、お手軽2時間ドラマでおなじみすぎる六平直政や本田博太郎。エビゾー主演だと、まだまだ脇はこのレベルなのか(笑)。
↑プロレスラーではありません、歌舞伎役者です