交流戦に入って、カープ絶好調ですね♪
今夜のオリックス戦、驚異の12対1でボロ勝ち一時は最下位にまで転落したけど、いつの間にか3位に浮上。エンジンがやっとかかったみたいですね。鯉のぼりが昇るのは、いつ?今でしょ!
最近知ったんですけど、カープって女子人気が高いとか?イケてる選手が多いもんね。この点に関しては、巨人に圧勝してると思う。試合では勝てませんが(汗)。
ぜんぜん話は変わるのですが…今ニュース観てるのですが、ビツクリ。維新の会の西村議員のトンデモ発言。よくこんなこと公の場で口に出せるなあ。思ってること何でも、場所を憚らず言うなんて、小学生でもしませんよ。西村氏みたいな無神経な差別主義者がいるから、いつまで経っても韓国や北朝鮮から日本が敵視されるんですよねえ。思いやりとデリカシーを失わないように気をつけたいです。
フランスの名匠+大女優映画祭⑤
「五月のミル」
1968年のフランス、南仏。ヴューザック家当主夫人が死に、長男のミルの娘カミーユとその子どもたち、ミルの姪クレール、ミルの弟ジョルジュら親族が葬儀のために集まる。彼らは亡き人のことよりも、遺産のことやパリの五月革命のことで頭がいっぱい。屋敷を売り払おうとするカミーユやジョルジュに、ミルは怒りを爆発させるが…
「死刑台のエレベーター」や「さよらな子供たち」などの名匠、故ルイ・マル監督の晩年の佳作です。
田舎が舞台のフランス映画を観るたびに魅了されるのですが…フランスの田舎って、ほんと美しく、そしてぬくもりに満ちているので、殺伐とゴミゴミした汚らしい街から離れて、こんなところで暮らしてみたいなあと、うっとりしてしまいます。おまけに、出てくる料理が美味しそう!この映画でも、そんなフランスの田舎の素晴らしさを堪能できます。
当主の葬式に、いろんな思惑や事情をもった親族がぞろぞろと集合して、骨肉のすったもんだ!というのは、よくある話ですが。一族のメンツがそれぞれ個性豊かでキャラ立ちしていて、呆れたり共感したりプっと笑えたりと、極上のフランスワインのような人情喜劇に仕上がってます。みんな欲やエゴはあっても、悪意がない善人。ゆえに、とても愉快で爽やかな後味を残してくれます。
市原悦子が覗きそうなブルジョア一家の遺産争いも、ギスギスドロドロではなく、どこかコミカル。実際に、ルイ・マル監督はブルジョア出身なんだとか。皮肉と愛をこめて、ブルジョアの実態が描かれてます。ストのせいで葬式ができず、遺体をほったらかし状態になったり、とんでもない状況なんだけど、みんな妙にのんきで陽気で笑えます。五月革命で、ブルジョアは殺される!という噂に怯えて、一家そろって山へ逃げたり。大真面目だけど、どこかトボけてる人々が、とても人間味豊かに描かれています。田舎の澄んだ空気や、清らかに温かい陽光は、人をおおらかに優しくする力があるんですね。
食べるシーンがやたら多いので、空腹時に観るのはやめたほうがいいです。ザリガニ料理とか、美味しそうだった。のどかに優雅なピクニックも、いかにもブルジョワって感じ。あと、フランスのストって、ほんと驚異ですよねえ。容赦がないというか。日本では考えられません。五月革命の混沌も興味深かったです。
主人公のミル、子どものように純真で朗らかで、あんな爺ちゃんいたらいいなあと思わせてくれます。演じてるのは、名優ミシェル・ピコリ。ちょっと怖いイメージのある彼が、こんな愛すべき爺さんをナチュラルに演じるなんて。やっぱ名優ですね。
カミーユ役は、大好きな女優ミュウミュウ。現実的でドライだけど、どこかトボけた感じもあって、クスっと笑わせてくれます。名コメディエンヌの面目躍如です。短いプラチナブロンドが、超可愛くておしゃれ!ミュウミュウって、若い頃の不思議セクシー娘時代もウルトラキュートでしたが、クールにトボけた熟女な今もラブリーですよね。こんな風に年を重ねたいと憧れる女優です。カミーユの子どもたちも、なかなか味わいのあるガキンチョどもでした。
レズビアンなクレール役のドニミク・ブランの好演もトレビアン。彼女とミュウミュウのケンカシーンが笑えました。
今夜のオリックス戦、驚異の12対1でボロ勝ち一時は最下位にまで転落したけど、いつの間にか3位に浮上。エンジンがやっとかかったみたいですね。鯉のぼりが昇るのは、いつ?今でしょ!
最近知ったんですけど、カープって女子人気が高いとか?イケてる選手が多いもんね。この点に関しては、巨人に圧勝してると思う。試合では勝てませんが(汗)。
ぜんぜん話は変わるのですが…今ニュース観てるのですが、ビツクリ。維新の会の西村議員のトンデモ発言。よくこんなこと公の場で口に出せるなあ。思ってること何でも、場所を憚らず言うなんて、小学生でもしませんよ。西村氏みたいな無神経な差別主義者がいるから、いつまで経っても韓国や北朝鮮から日本が敵視されるんですよねえ。思いやりとデリカシーを失わないように気をつけたいです。
フランスの名匠+大女優映画祭⑤
「五月のミル」
1968年のフランス、南仏。ヴューザック家当主夫人が死に、長男のミルの娘カミーユとその子どもたち、ミルの姪クレール、ミルの弟ジョルジュら親族が葬儀のために集まる。彼らは亡き人のことよりも、遺産のことやパリの五月革命のことで頭がいっぱい。屋敷を売り払おうとするカミーユやジョルジュに、ミルは怒りを爆発させるが…
「死刑台のエレベーター」や「さよらな子供たち」などの名匠、故ルイ・マル監督の晩年の佳作です。
田舎が舞台のフランス映画を観るたびに魅了されるのですが…フランスの田舎って、ほんと美しく、そしてぬくもりに満ちているので、殺伐とゴミゴミした汚らしい街から離れて、こんなところで暮らしてみたいなあと、うっとりしてしまいます。おまけに、出てくる料理が美味しそう!この映画でも、そんなフランスの田舎の素晴らしさを堪能できます。
当主の葬式に、いろんな思惑や事情をもった親族がぞろぞろと集合して、骨肉のすったもんだ!というのは、よくある話ですが。一族のメンツがそれぞれ個性豊かでキャラ立ちしていて、呆れたり共感したりプっと笑えたりと、極上のフランスワインのような人情喜劇に仕上がってます。みんな欲やエゴはあっても、悪意がない善人。ゆえに、とても愉快で爽やかな後味を残してくれます。
市原悦子が覗きそうなブルジョア一家の遺産争いも、ギスギスドロドロではなく、どこかコミカル。実際に、ルイ・マル監督はブルジョア出身なんだとか。皮肉と愛をこめて、ブルジョアの実態が描かれてます。ストのせいで葬式ができず、遺体をほったらかし状態になったり、とんでもない状況なんだけど、みんな妙にのんきで陽気で笑えます。五月革命で、ブルジョアは殺される!という噂に怯えて、一家そろって山へ逃げたり。大真面目だけど、どこかトボけてる人々が、とても人間味豊かに描かれています。田舎の澄んだ空気や、清らかに温かい陽光は、人をおおらかに優しくする力があるんですね。
食べるシーンがやたら多いので、空腹時に観るのはやめたほうがいいです。ザリガニ料理とか、美味しそうだった。のどかに優雅なピクニックも、いかにもブルジョワって感じ。あと、フランスのストって、ほんと驚異ですよねえ。容赦がないというか。日本では考えられません。五月革命の混沌も興味深かったです。
主人公のミル、子どものように純真で朗らかで、あんな爺ちゃんいたらいいなあと思わせてくれます。演じてるのは、名優ミシェル・ピコリ。ちょっと怖いイメージのある彼が、こんな愛すべき爺さんをナチュラルに演じるなんて。やっぱ名優ですね。
カミーユ役は、大好きな女優ミュウミュウ。現実的でドライだけど、どこかトボけた感じもあって、クスっと笑わせてくれます。名コメディエンヌの面目躍如です。短いプラチナブロンドが、超可愛くておしゃれ!ミュウミュウって、若い頃の不思議セクシー娘時代もウルトラキュートでしたが、クールにトボけた熟女な今もラブリーですよね。こんな風に年を重ねたいと憧れる女優です。カミーユの子どもたちも、なかなか味わいのあるガキンチョどもでした。
レズビアンなクレール役のドニミク・ブランの好演もトレビアン。彼女とミュウミュウのケンカシーンが笑えました。