お松の第5回独り韓国映画祭⑥
「サスペクト 哀しき容疑者」
妻子を殺された北朝鮮の工作員ドンチョルは、復讐のために脱北しソウルへ。犯人の手掛かりを掴んだドンチョルだったが、いつしか巨悪の陰謀に巻き込まれ、殺人の容疑者として追われる身となり…
うう~ん?マット・デーモンのボーンシリーズ韓流バージョン?暗い過去と謎を背負い、超人的な戦闘能力を秘めた主人公が、次々と襲い掛かってくる危機と敵に立ち向かいながら真相を追うストーリー、そして怒涛のアクションのつるべ打ちも、まんまジェイソン・ボーンでした。
ジェイソン・ボーンも人間離れしてましたが、ドンチョルも相当なものでした。殺しても死なない不死身っぷりは、ほとんどターミネーター。どうやったらあんな工作員が育成できるの。北朝鮮にはドンチョルみたいな工作員がフツーにいるのでしょうか。ドンチョルひとりだけでも、すごい破壊力のある武器になりますよ。アメリカの大統領だって、簡単に暗殺できそうだし。
銃撃戦といいカーアクションといい、強引なまでにド派手すぎて笑えた。ありえないシーンてんこもりですが、特にだったのが、北朝鮮での死刑執行からドンチョルが生還するシーン。すげー!ドンチョル、びっくり人間な芸人になっても食っていけますよ。
映画じたいはそんなに特筆することはないのですが、コン・ユのファンは必見な作品でしょう。
TVドラマのラブコメ王子として人気だったコンたんが、ハードなアクションでイメチェン、新境地を狙った意欲作。驚異の身体能力、そしてますます研ぎ澄まされた肉体美をコレデモカ!見せつけてます。アクションやトレーニングシーンなどは、生半可に運動神経がいいとか、ほどほど鍛えているな俳優には不可能なシャープさと迫力。韓国の男優ってほんと屈強そうだから、格闘シーンとか絵になるんですよね~。山での地獄の訓練シーン(北朝鮮の工作員って、あんな恐ろしいことやってんの?!訓練だけでいっぱい死んでそう…)のコンたん、ファイトー!いっぱ~つ!とか叫びそうで笑えた。コンたん自慢の肉体美は、バキバキすぎて非セクシー。あそこまでいったら、ほとんどサイボーグで男の色気などゼロです。
コンたん、前作「トガニ 幼き瞳の告発」に続くシリアス路線。今までのスウィート&ちょっとおバカなイメージを完全に払拭してるかといえば、残念ながら…コンたん、イケメンなんだけど…顔がアホ可愛いすぎて(たまに安田大サーカスの団長に似て見える)、何しても凄みとか苦悩とかがあまり感じられないんですよね~。寡黙で無表情な役は、やっぱ似合わないかも。でも、ひどい目に遭いまくって満身創痍、何だか進んで自分を痛めつけてるようなドMなコンたんを見てると、ちょっとSな萌え~を味わえます。それにしても。息を殺すように都会の底に身を潜めてるドンチョルですが…イケメンで小顔で筋肉質な長身、あんな恵まれたルックスじゃ無理ですよ。何もせんでも目立つし。イケメンすぎる脱北者として、マスコミに目をつけられちゃいそう。その点、ジェイソン・ボーンのマット・デーモンは、アメリカのどこにでもフツーにいそうな地味イモゴリラ、でも得体の知れない不気味さ、ミステリアスさがありました。コンたんにはラブコメがいちばん合ってるとあらためて思ったけれど、彼の意気込みやチャレンジ精神には拍手喝采です。
↑こんなスゴいカラダ維持するのも大変だろうな~。可愛かったコンたんも、早や三十路。そろそろアダルティな役、演技にも挑戦してほしいものです♪と同時に、またラブコメで本領発揮もしてほしいものです。
韓国映画祭、これにて終了~。お目汚し、カムサハムニダ~ユチョンの「海にかかる霧」公開記念に、また来月あたり開催したいと思ってます。ヒョンビンやチョン・ウソンの主演作もDVDレンタルで観られそうだし♪
「サスペクト 哀しき容疑者」
妻子を殺された北朝鮮の工作員ドンチョルは、復讐のために脱北しソウルへ。犯人の手掛かりを掴んだドンチョルだったが、いつしか巨悪の陰謀に巻き込まれ、殺人の容疑者として追われる身となり…
うう~ん?マット・デーモンのボーンシリーズ韓流バージョン?暗い過去と謎を背負い、超人的な戦闘能力を秘めた主人公が、次々と襲い掛かってくる危機と敵に立ち向かいながら真相を追うストーリー、そして怒涛のアクションのつるべ打ちも、まんまジェイソン・ボーンでした。
ジェイソン・ボーンも人間離れしてましたが、ドンチョルも相当なものでした。殺しても死なない不死身っぷりは、ほとんどターミネーター。どうやったらあんな工作員が育成できるの。北朝鮮にはドンチョルみたいな工作員がフツーにいるのでしょうか。ドンチョルひとりだけでも、すごい破壊力のある武器になりますよ。アメリカの大統領だって、簡単に暗殺できそうだし。
銃撃戦といいカーアクションといい、強引なまでにド派手すぎて笑えた。ありえないシーンてんこもりですが、特にだったのが、北朝鮮での死刑執行からドンチョルが生還するシーン。すげー!ドンチョル、びっくり人間な芸人になっても食っていけますよ。
映画じたいはそんなに特筆することはないのですが、コン・ユのファンは必見な作品でしょう。
TVドラマのラブコメ王子として人気だったコンたんが、ハードなアクションでイメチェン、新境地を狙った意欲作。驚異の身体能力、そしてますます研ぎ澄まされた肉体美をコレデモカ!見せつけてます。アクションやトレーニングシーンなどは、生半可に運動神経がいいとか、ほどほど鍛えているな俳優には不可能なシャープさと迫力。韓国の男優ってほんと屈強そうだから、格闘シーンとか絵になるんですよね~。山での地獄の訓練シーン(北朝鮮の工作員って、あんな恐ろしいことやってんの?!訓練だけでいっぱい死んでそう…)のコンたん、ファイトー!いっぱ~つ!とか叫びそうで笑えた。コンたん自慢の肉体美は、バキバキすぎて非セクシー。あそこまでいったら、ほとんどサイボーグで男の色気などゼロです。
コンたん、前作「トガニ 幼き瞳の告発」に続くシリアス路線。今までのスウィート&ちょっとおバカなイメージを完全に払拭してるかといえば、残念ながら…コンたん、イケメンなんだけど…顔がアホ可愛いすぎて(たまに安田大サーカスの団長に似て見える)、何しても凄みとか苦悩とかがあまり感じられないんですよね~。寡黙で無表情な役は、やっぱ似合わないかも。でも、ひどい目に遭いまくって満身創痍、何だか進んで自分を痛めつけてるようなドMなコンたんを見てると、ちょっとSな萌え~を味わえます。それにしても。息を殺すように都会の底に身を潜めてるドンチョルですが…イケメンで小顔で筋肉質な長身、あんな恵まれたルックスじゃ無理ですよ。何もせんでも目立つし。イケメンすぎる脱北者として、マスコミに目をつけられちゃいそう。その点、ジェイソン・ボーンのマット・デーモンは、アメリカのどこにでもフツーにいそうな地味イモゴリラ、でも得体の知れない不気味さ、ミステリアスさがありました。コンたんにはラブコメがいちばん合ってるとあらためて思ったけれど、彼の意気込みやチャレンジ精神には拍手喝采です。
↑こんなスゴいカラダ維持するのも大変だろうな~。可愛かったコンたんも、早や三十路。そろそろアダルティな役、演技にも挑戦してほしいものです♪と同時に、またラブコメで本領発揮もしてほしいものです。
韓国映画祭、これにて終了~。お目汚し、カムサハムニダ~ユチョンの「海にかかる霧」公開記念に、また来月あたり開催したいと思ってます。ヒョンビンやチョン・ウソンの主演作もDVDレンタルで観られそうだし♪