My favorite 80年代映画④
「ビッグ」
大きくなりたい!と願い事をした12歳の少年ジョッシュは、翌朝目覚めると大人の男に変身していた…
二度もオスカーを受賞し、すっかり貫禄も恰幅もあるハリウッドの偉いおじさんになってしまっている現在のトム・ハンクスですが、若かりし頃のこの映画におけるトムのカッコカワイさは神!今とは別人のような、スマートで可愛いイケメンだったのです。まだ年端のいかぬ頃に初めて観たのですが、しばらくの間はトム・ハンクスが理想の男でしたわ。
見た目は大人、心は子ども、という役を演じた男優はあまたいますが、後にも先にもトム・ハンクス以上のオトナコドモ演技はお目にかかったことありません。彼はこの映画で初めてオスカーにノミネートされたのですが、受賞しなかったのが不思議。後の受賞作「フィラデルフィア」と「フォレスト・ガンプ」よりも、こっちのほうが一世一代、二度と再現できない名演だと私は思ってます。
オトナコドモ演技はヘタな俳優がやると、ただの不思議くん、気持ち悪いオトコブリッコ、または知的に障害があるとしか思えない、になりがちなのですが。トム・ハンクスはどれにも当てはまらない、実に絶妙なオトナコドモっぷりなんですよ。ボク可愛いでしょ?無邪気でしょ?とアピールするような笑顔よりも、トボけた真顔とか困惑顔のほうで笑いを誘う演技。目つきとか表情、動きも、こまかく繊細。これって計算してできる演技なのか~と、コドモになりきってるというよりコドモに憑依されたかのような、ちょっと怖くなるほどの入魂演技なんです。
演技も驚異的ですが、やはり何と言ってもこの映画のトム・ハンクス、若くてイケメン!優しそうだけどちょっと哀しそうで、母性本能くすぐる系です。トボけた真顔が独特で可愛い。初登場シーンはブリーフ一丁なのですが、ガッチリムッチリした裸もセクシー。子どものパジャマは破れてたのに、パンツはそのままだったのが不思議でしたが
トム・ハンクス可愛いカッコいい!名演!で満足満足♪な映画ですが、二度と戻れない子ども時代の大切さ、はかなさも伝わってきて、ノスタルジーに胸をキュンとさせてもくれる名作です。君も子どもに戻ろう!と誘うジョッシュにスーザンが言う『私はもうその時を生きた。一度で十分』という台詞が、今の私にはホロ苦かったです。
スーザン役のエリザベス・パーキンスも好演。はじめはカリカリしたトンガリキャリアウーマンだったのが、だんだん柔らかく優しく変貌していく過程が素敵でした。それにしても。女って、男に惚れると弱くなるんだよね~。
トム・ハンクスと同じぐらいの名演だったのは、ジョッシュの親友ビリーを演じてた男の子。演技うますぎ!ビリーのキャラも、子どものくせに男気があってめっちゃカッコいいんですよ。将来いい男になりそう。少年ジョッシュが、トム・ハンクスに全然似てないのがちょっと気になった。それはそうと。童貞を失ったジョッシュは、12歳に戻ってから元通りの生活、子どもの世界に以前のように適応できるのかな~と、ラストに下世話な感想を抱いてしまった私です…
↑この頃のトムの可愛さは、まさに神!別人のようなおじさんになってしまってる現在のハンクス氏、警察沙汰になるバカ息子がいるなど、時の流れを痛感させてくれます…
「ビッグ」
大きくなりたい!と願い事をした12歳の少年ジョッシュは、翌朝目覚めると大人の男に変身していた…
二度もオスカーを受賞し、すっかり貫禄も恰幅もあるハリウッドの偉いおじさんになってしまっている現在のトム・ハンクスですが、若かりし頃のこの映画におけるトムのカッコカワイさは神!今とは別人のような、スマートで可愛いイケメンだったのです。まだ年端のいかぬ頃に初めて観たのですが、しばらくの間はトム・ハンクスが理想の男でしたわ。
見た目は大人、心は子ども、という役を演じた男優はあまたいますが、後にも先にもトム・ハンクス以上のオトナコドモ演技はお目にかかったことありません。彼はこの映画で初めてオスカーにノミネートされたのですが、受賞しなかったのが不思議。後の受賞作「フィラデルフィア」と「フォレスト・ガンプ」よりも、こっちのほうが一世一代、二度と再現できない名演だと私は思ってます。
オトナコドモ演技はヘタな俳優がやると、ただの不思議くん、気持ち悪いオトコブリッコ、または知的に障害があるとしか思えない、になりがちなのですが。トム・ハンクスはどれにも当てはまらない、実に絶妙なオトナコドモっぷりなんですよ。ボク可愛いでしょ?無邪気でしょ?とアピールするような笑顔よりも、トボけた真顔とか困惑顔のほうで笑いを誘う演技。目つきとか表情、動きも、こまかく繊細。これって計算してできる演技なのか~と、コドモになりきってるというよりコドモに憑依されたかのような、ちょっと怖くなるほどの入魂演技なんです。
演技も驚異的ですが、やはり何と言ってもこの映画のトム・ハンクス、若くてイケメン!優しそうだけどちょっと哀しそうで、母性本能くすぐる系です。トボけた真顔が独特で可愛い。初登場シーンはブリーフ一丁なのですが、ガッチリムッチリした裸もセクシー。子どものパジャマは破れてたのに、パンツはそのままだったのが不思議でしたが
トム・ハンクス可愛いカッコいい!名演!で満足満足♪な映画ですが、二度と戻れない子ども時代の大切さ、はかなさも伝わってきて、ノスタルジーに胸をキュンとさせてもくれる名作です。君も子どもに戻ろう!と誘うジョッシュにスーザンが言う『私はもうその時を生きた。一度で十分』という台詞が、今の私にはホロ苦かったです。
スーザン役のエリザベス・パーキンスも好演。はじめはカリカリしたトンガリキャリアウーマンだったのが、だんだん柔らかく優しく変貌していく過程が素敵でした。それにしても。女って、男に惚れると弱くなるんだよね~。
トム・ハンクスと同じぐらいの名演だったのは、ジョッシュの親友ビリーを演じてた男の子。演技うますぎ!ビリーのキャラも、子どものくせに男気があってめっちゃカッコいいんですよ。将来いい男になりそう。少年ジョッシュが、トム・ハンクスに全然似てないのがちょっと気になった。それはそうと。童貞を失ったジョッシュは、12歳に戻ってから元通りの生活、子どもの世界に以前のように適応できるのかな~と、ラストに下世話な感想を抱いてしまった私です…
↑この頃のトムの可愛さは、まさに神!別人のようなおじさんになってしまってる現在のハンクス氏、警察沙汰になるバカ息子がいるなど、時の流れを痛感させてくれます…