「ワイルド・スピード ジェットブレイク」
恋人のレティ、幼い息子ブライアンと平穏な暮らしを送っていたドミニクは、世界的陰謀に行方不明だった弟のジェイコブが関与していることを知り、ファミリーと共に再び戦いに身を投じるが…
待望のシリーズ最新作、公開延期を経てようやく日本でもお目見え!楽しみな反面、がっかり&不安な点も観る前に多々ありました。まず、ほぼ主役になってたホブス&デッカードが退場し、ドミニクが単独主役になったこと。ホブスとデッカードの見せ場が増えたことで、いつしかバリバリの主役感は薄まってしまったドミニク。演じるヴィン・ディーゼルは好きだけど、彼だけってのは正直ちょっと残念。元々ポール・ウォーカー目当てで観てたシリーズ。そのポールはいなくなり途中参戦し大暴れ、シリーズをいっそうド派手に面白くしてくれたドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムも不出演。大物二人のみならず、スコット・イーストウッドやクリス・エヴァンズなどイケメン要員も姿を消し、キャスト的にはかなりパワーダウン感が否めませんでした。でも、映画じたいは相変わらずありえないハチャメチャてんこ盛りで、コテコテにワイスピ。やっぱワイスピはこうでなきゃ!なお約束、ワンパターンさです。あの手この手で飽きさせない手腕がいつもお見事。ありえないハチャメチャさは回を追うごとにエスカレート、いつか宇宙に行くんじゃね?と笑ってたら、ほんとに行っちゃった!いくら何でもやりすぎ、バカバカしすぎ、とは思っても、その何でもアリなノリこそワイスピの魅力です。
ド派手にスカっと面白かったのですが、でも正直もう次はそんなに楽しみではなくなってきてます。ほとんど惰性で観てる感じ。ここまで観たら最後まで付き合いたいとは思うのですが、いったいいつまで続くのでしょうか。個人的にはやはりキャストの地味化がイタいです。ドウェインとステイサムの不在は思った以上の損失。死んだはずのハンと、家庭優先してたミアが電撃復帰してるのですが、失礼ながらいまだに演じてる人の名前も知らない小物たち。ガル・ガドットが過去の回想シーンでチョコっと登場しますが、彼女は大物になったので再登場はないだろうな~。
それはそうと。ハンの復活とか強引すぎ。ミアよりもブライアンに戻ってきてほしかった!と、ほとんどのワイスピファンは思ったはずブライアンのキャラからして、奥さんだけ参戦させて自分は子守、とかありえんし。ラストのファミリーの会食シーンでひとつ空けてる席、そしてブライアンといえばのあの青いスカイラインが到着、が切ない演出でした。ブライアンは元気に生きてる、という設定が泣かせます。あらためて、ポール・ウォーカー哀悼…
ラストに豪快すぎる怒涛のアクション&バトルもシリーズのお約束なのですが、あれって無関係な一般人も絶対死んでますよね~。車や店を破壊されるだけでも迷惑で恐怖なのに。あれだけの破壊行為をしておいて、ドムたちが世界を救ったヒーロー然するのには違和感、を最近感じ始めてますでも、世界のいろんな都市でのロケは、海外旅行好きには楽しい。今作ではまたロンドンで大暴走。スコットランドのエディンバラが舞台になってたのも嬉しかったです。エディンバラにもまた行きたいな~。
ドムをはじめ、ファミリーの面々がすっかり年老いてしまっていて、派手なアクションが似合わなくなってた。ヴィンちゃんは、邪魔な二人がいなくなってせいせいしたのか、主役として息を吹き返したかのように張り切ってましたが。ドムの弟が登場し、兄弟の過去と愛憎が描かれてるのですが、ドムに弟がいたとか初耳!これも強引な急ごしらえ感がハンパない。ジェイコブ役のジョン・シナは、アメリカでは有名なプロレスラーだとか。あわよくば第二のドウェイン狙いなんだろうけど、日本ではあまり受けなさそう。シャーリーズ・セロンとヘレン・ミレンも続投してるのですが、大物女優二人はゲスト出演程度の出番でした。最後の最後に、あの人が出てきたのには驚喜!彼は次回作には本格的に出てくれるのかしらん?ドウェインの復帰は絶望的みたいですが。
↑ ブライアンForever…
恋人のレティ、幼い息子ブライアンと平穏な暮らしを送っていたドミニクは、世界的陰謀に行方不明だった弟のジェイコブが関与していることを知り、ファミリーと共に再び戦いに身を投じるが…
待望のシリーズ最新作、公開延期を経てようやく日本でもお目見え!楽しみな反面、がっかり&不安な点も観る前に多々ありました。まず、ほぼ主役になってたホブス&デッカードが退場し、ドミニクが単独主役になったこと。ホブスとデッカードの見せ場が増えたことで、いつしかバリバリの主役感は薄まってしまったドミニク。演じるヴィン・ディーゼルは好きだけど、彼だけってのは正直ちょっと残念。元々ポール・ウォーカー目当てで観てたシリーズ。そのポールはいなくなり途中参戦し大暴れ、シリーズをいっそうド派手に面白くしてくれたドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムも不出演。大物二人のみならず、スコット・イーストウッドやクリス・エヴァンズなどイケメン要員も姿を消し、キャスト的にはかなりパワーダウン感が否めませんでした。でも、映画じたいは相変わらずありえないハチャメチャてんこ盛りで、コテコテにワイスピ。やっぱワイスピはこうでなきゃ!なお約束、ワンパターンさです。あの手この手で飽きさせない手腕がいつもお見事。ありえないハチャメチャさは回を追うごとにエスカレート、いつか宇宙に行くんじゃね?と笑ってたら、ほんとに行っちゃった!いくら何でもやりすぎ、バカバカしすぎ、とは思っても、その何でもアリなノリこそワイスピの魅力です。
ド派手にスカっと面白かったのですが、でも正直もう次はそんなに楽しみではなくなってきてます。ほとんど惰性で観てる感じ。ここまで観たら最後まで付き合いたいとは思うのですが、いったいいつまで続くのでしょうか。個人的にはやはりキャストの地味化がイタいです。ドウェインとステイサムの不在は思った以上の損失。死んだはずのハンと、家庭優先してたミアが電撃復帰してるのですが、失礼ながらいまだに演じてる人の名前も知らない小物たち。ガル・ガドットが過去の回想シーンでチョコっと登場しますが、彼女は大物になったので再登場はないだろうな~。
それはそうと。ハンの復活とか強引すぎ。ミアよりもブライアンに戻ってきてほしかった!と、ほとんどのワイスピファンは思ったはずブライアンのキャラからして、奥さんだけ参戦させて自分は子守、とかありえんし。ラストのファミリーの会食シーンでひとつ空けてる席、そしてブライアンといえばのあの青いスカイラインが到着、が切ない演出でした。ブライアンは元気に生きてる、という設定が泣かせます。あらためて、ポール・ウォーカー哀悼…
ラストに豪快すぎる怒涛のアクション&バトルもシリーズのお約束なのですが、あれって無関係な一般人も絶対死んでますよね~。車や店を破壊されるだけでも迷惑で恐怖なのに。あれだけの破壊行為をしておいて、ドムたちが世界を救ったヒーロー然するのには違和感、を最近感じ始めてますでも、世界のいろんな都市でのロケは、海外旅行好きには楽しい。今作ではまたロンドンで大暴走。スコットランドのエディンバラが舞台になってたのも嬉しかったです。エディンバラにもまた行きたいな~。
ドムをはじめ、ファミリーの面々がすっかり年老いてしまっていて、派手なアクションが似合わなくなってた。ヴィンちゃんは、邪魔な二人がいなくなってせいせいしたのか、主役として息を吹き返したかのように張り切ってましたが。ドムの弟が登場し、兄弟の過去と愛憎が描かれてるのですが、ドムに弟がいたとか初耳!これも強引な急ごしらえ感がハンパない。ジェイコブ役のジョン・シナは、アメリカでは有名なプロレスラーだとか。あわよくば第二のドウェイン狙いなんだろうけど、日本ではあまり受けなさそう。シャーリーズ・セロンとヘレン・ミレンも続投してるのですが、大物女優二人はゲスト出演程度の出番でした。最後の最後に、あの人が出てきたのには驚喜!彼は次回作には本格的に出てくれるのかしらん?ドウェインの復帰は絶望的みたいですが。
↑ ブライアンForever…