まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

モッチダ!トンバンシンギ

2008-05-11 | 東方神起、SHINee
 某事務所の暴虐的支配のせいで、萌えるアイドル男子が絶滅寸前な末期的危機にある日本芸能界ですが、韓国から来た東方神起が相変わらず頑張ってますね。久々に、トンバンシンギ語りまスミダ!
 東方神起が、地上波の歌番組にいっぱい出てたこと、ぜんぜん知らなくて、ガーンNHKのMJも、放送時間が変わってて録画失敗!くすん
 その代わり、スカパーでまた東方神起特集があったので、ばっちり録ったニダ!
 
 ↑最近、ユチョンからジュンスへ揺れる想い~♪by ZARDな私。で・も。ユチョンの股間技は最高ですか~最高です!by 福永ほうげん
Rising Sun
 やっぱこの歌が一番チョア!ノーカット版?初めて観ました。ちょっと顔がパンパンで天童よしみに似て見えるジュンスの、超真剣な気合の入った表情で踊ってる姿がチョンマル可愛いこと、ムチムチしたガッチリガタイがノムノムセクシイなことを、再確認♪
“O”正・反・合
 これもカッコいいPV&ダンスですね。某事務所アイドル軍団の学芸会な踊りを見慣れてると、迫力があって圧倒されます。ジュンスの、眉間にシワ寄せたマジ顔&キレのあるダンスがチョア!
Wild Soul
 チャンミンのソロ。女でも無理なハイトーンな声がスゴいですねえ。絶対カラオケでは歌えない。
My Girlfriend
 ユチョンのソロ。英語歌詞。ユチョンって顔は可愛いのに、声も動きも何かエッチなところがチョア
  
Rainy Night
 ジュンスのソロ。せつないバラード。ジュンス、歌も上手ですよねえ。ハスキーな声がチョア
Crazy Life
 ユンホのソロ。ブンチキブンチキ!と腰をガンガン振るところがエロい!
Maze
 ジェジュンのソロ。意外にもハードなロック調。前奏の時に言う、『よし!』は日本語?
千年恋歌
 韓ドラの主題歌?メガネかけてないアジュンマ顔のヨンばっかで、東方神起は全く出てきません。ヨンに用はないの!早送りの刑!
Beautiful you
 お!なかなか大人っぽい曲ですね。PVの内容は、欲しい欲しい今すぐヤリたい!と、せつなく悶々と女を待ってる東方神起、というシチュエーション?タンクトップのユンホ、シャツの前をはだけたユチョンが、セクシイです。
 この曲のダンス、オモと目を奪われる瞬間があります。
 
 まるで、股間に顔を埋めた女の髪の毛を掴んでフンッと腰を振る、みたいな性行為をイメージさせる瞬間エロス!うう~ん、アダルティ

 カウントダウンTVの後のチャンネルaに登場した東方神起は、ばっちり観たニダ!
 激辛料理が大好きな(ジュンスをのぞいて)東方神起。タバスコの数倍は辛いサドンデスという香辛料を、ドボドボ味噌汁に入れたり、げげげげ~!?な味覚にビックリ。さすが韓国人。みんな肌がきれいなのは、やっぱ激辛のおかげなのかしらん。
 またメンバーにふられて&乗せられて、ていうか、もはや自主的?に、お笑いモードへと一生懸命に暴走するジュンスが、けなげで可愛い
 でも、いちばん笑えたのは...質問コーナーで、メンバーの中で誰が最も努力家だと思うか、とのお題に、『オレ』とクリップに書いてた真顔のジェジュン。ジェジュンって、前から思ってたけど、ビミョーにKY男?同じ天然でも、ジュンスは無邪気、ジェジュンはゴーイング俺流?
 で、各国の激辛料理を食べさせられる東方神起。フツーなら、うえええ~!こんなん人間の食うもんじゃねえ!食べたら死ぬ!な毒々しい料理を、平然と美味しそうに食べるメンバーたちですが、ジュンスだけは罰ゲーム中のお笑い芸人っぽくて可哀想&可愛い。
 それにしてもみんな、日本語うまいなあ。バラエティもイケてる東方神起なので、ビートたけしのお笑いウルトラクイズ、とかにも出てほしいなあ。熱湯風呂とかに入るなど、ダチョウ倶楽部と張り合ってほしいものです。
 
コメント (3)
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整形美男の復讐!ひこ、ハメちゃって官能の罠に

2008-05-07 | 中国・台湾・香港映画
 某おやぢ雑誌に、傑作な川柳があったので、ちょっと紹介。
 “切れ味が 年々なくなる 脳と尿”
 “パソコンで 一緒に固まる 老部長”
 “待たせても きちんとつける ゴムとヅラ”
 笑えると同時に、何か身につまされる私って、やっぱオヤヂと同類でしょうか...

 お松の第4回独り華流男前映画祭②
 「デビルフェイス、エンジェルハート」
 my 香港愛人、彦ことダニエル・ウー主演の日本未公開作品。
 殺し屋のロンは、醜い顔のせいでマフィアに虐げられていた。愛する兄を殺され、信じていた女に裏切られた彼は、美しい男に生まれ変わり復讐を開始するが...
 エレファントマンのような特殊メイクをした彦。みんなから化け物!とバカにされ忌み嫌われて、可哀想。でも...どんな醜い不気味なメイクを施されても、消せない彦の美貌が驚異!あれぐらいなら、ぜんぜん無問題だよ。イケてます。エレファントマンな彦、出川、島田しんすけ、ロンブーのうるさいほう、中田ヒデ子、この中から一人選べと言われたら、迷わず彦!それほど、美しさが不滅な彦です。逃げられない業のような美しさ。
 肝心の映画そのものは...ストーリーも展開もムードも、何もかもがチープでメチャクチャいい加減で都合が良すぎ。ロンが台湾の港で、裏切り者の車に轢かれるんだけど、そっちには飛ばないだろ~!?な、反対方向の海へドボンとか。彦を偶然発見して助けて整形手術をさせたのが、前に香港で助けたことがあるクラブのママだとか。バカバカしい!ありえねー!のオンパレードで、いちいち突っ込んでたらキリがない。だけど、中盤から...
 あいや~!ひ、彦!何やってんの~!?と、画面に目はクギづけ!大怪我をして、昏睡状態になったロンが目を覚ますと、顔はミイラのように包帯を巻かれてる。そして、そばにいたクラブのママは、彦のシャツをまくって彼の乳首をイヤらしい舌使いで延々と舐めまわす。ウ、ハウウウぅっ...!と漏らす彦の喘ぎ声がエロい!んで、なぜか手に握ってた生卵を、グチャっと割り潰して静かになる彦。彼の手から粘液のようにネットリと垂れ落ちる卵。ははは。イったってことですね?
 
 包帯をとると...いつもの美男な彦の顔が。そのマスクと私の教えたテクニックで、どんな女もあなたにメロメロよ、とクラブのママ。エロい授業のおさらいで、立ったまま全裸で最終レッスン。汗だくの彦の裸体がエロすぎ~!
 香港に戻ったロンは、裏切った女に色仕掛けの復讐!女に破廉恥な妄想と、はしたない独りエッチまでさせる、彦の必殺エロエロ作戦!いかにも肉体美を見せつけてるような、プールでのセクシーポーズ。そして、泡風呂でのエロい奉仕!ああ~私も彦と入浴してみたい~!
  
 とまあ、笑えるぐらいの確信犯的な彦のセクシー演技は、ファンにとっては必見といってもいい、とってもジョイフルなものです。内容といい彦のエロさといい、「潜入黒社会」を彷彿とさせます。彦って、ただイケメン、ただ美男って俳優ではなく、ほんと何とも言えぬエロさを備えている稀有な役者です。それを宝の持ち腐れにしないところが、彦の素晴らしさ!そのエロさは、女だけではなく、たぶんゲイの欲望も刺激してるはず。なので、ほんと「禁色」の悠一をやってほしい!
 刑事役で、彦の親友スティーブン・フォンが登場。短髪なので、いつもより若く見えて可愛いです。サム・リーもカメオ出演。すぐ殺されますが。
 まあ、ぶっちゃけエロVシネマみたいな作品ですが、彦ファンとしては高得点をつけざるを得ない永久保存版作品です♪
          
   顔◎体◎頭◎演技も演出も◎語学力◎性格も◎、な彦。こんな完璧な男、そうそういない!
 
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逆噴射ロイヤルファミリー 黄金色の愛怨

2008-05-06 | 中国・台湾・香港映画
 かぞくとやき肉をたべに行ったよ。いっぱい食べたよ。おいしかったよ。ちゅうもんしすぎてあまったから、ビニールぶくろにこっそり入れてもってかえろうとしたら、おかあさんにおこられたよ。となりのせきに牛とぶたみたいな男のひとがいて、ともぐいみたいだなあとおもいました。帰りはバッティングセンターで遊んだよ。とてもたのしかったです。こんなしょぼい連休じゃなくて、らい年はハワイとかにいきたいです。
 と、GW最終日のことを、幼稚園児の夏休み日記風に書いてみました。皆様は、素敵な連休を過ごされたことでしょうか。明日からはback to いつもの日常です。また頑張っていきまっしょい♪

 お松の第4回独り華流男前映画祭①
 「王妃の紋章」
 待ちに待った作品を、ついに観ることができました♪
 五代十国・後唐時代の中国。贅を極めた宮廷には、王族たちの血で血を洗う、骨肉の愛と憎しみが渦巻いていた...
 まさにゴールデンな映画でした。衣装やセットの、あまりのゴージャスな金ピカさが眩しくて、目が痛くなりました。ほんと圧巻な絢爛さですが、その過剰なギラギラゴテゴテケバケバしさは、何だか品がないというか悪趣味というか、まさに文字通り成金って感じなんですよねえ。宮殿なんて、何だか巨大なラブホテルみたいだし。優雅さとか高貴さとかは、かけらもありません。
 それに相応しく、王族たちも過激で野蛮で不道徳。彼らの錯綜する暴走が、なかなか面白いです。
 冷え切った仮面夫婦な王と王妃。王が王妃をジワジワと毒殺しようとしてたのは、なぜ?単に邪魔だったから?長男との不義が許せなかったから?猫が鼠をいたぶるように、王妃を楽しそうに苦しめる王さま、真意の読めないところが不気味ですが、最後まで何のつもり?どうしたかったの?な、謎のままだったような。演じるチョウ・ユンファ、王さまというより、ヤクザの親分みたいです。
 騙されてるフリして、逆襲の機を狙う王妃。彼女が物語の核になってます。まさに嵐を起こす女!自分の息子と義理の息子を愛憎に巻き込み、破滅へと導く激しい情念が恐ろしい。こんなママを持つ息子は不幸すぎる。コン・リーの妖艶さと激演が、やはりこの映画の白眉でしょう。コン姐さんの寄せて上げた豊胸と、渋谷のコギャル(死語?)が参考にしそうなネイルに目が惹かれました。
 この映画が待ち遠しくて死にそうだったのは、もちろん二人の我的華流王子に逢いたさのせい♪
  
 皇太子役は、リィウ・イエ。めんどいことはイヤだ~な頼りない、不甲斐ない王子さまなんだけど、ちょっと曲者っぽい卑小さもあって親近感。庶民に生まれてたら、幸せな人生を送れただろうに。ヘタレかと思ったら、間諜を捕縛する際に華麗なるアクションを披露するなど、意外な面も。熟女の義母とピチピチ娘の愛人に迫られ、オロオロ&ハアハアするエロプリンス・リィウたん、めっちゃ可愛いです私も迫りたい~!胸がないけど...
  
 いつもとは少し毛色の違った役かな、と思ってたら、やっぱりそーなるか、な末路を迎えるリィウたんでした不幸&悲惨じゃないリィウたんも、たまには見たいかも...
  
 第二王子役は、ジェイ・チョウ。凛々しく勇ましく、それでいて心優しい王子さま。そして、すんごいマザコン。ママのためなら命さえ惜しくない!とクーデターを起こす、悲壮な純真さがイタい。それにしてもジェイたん、思ってたより出番が少ない!けど、ピュアで可愛い~一見ワイルドだけど、荒々しくないというか、彼って品があるんですよね。武装してない時のジェイたんは、ホントおっとりした感じで、いいとこの坊ちゃんムード。そして、ラストの戦闘シーンのカッコよさときたら!まさにジェイon stage!惚れ惚れします
 花風呂につかるジェイたん(↓右画像。さらし首ではありません)。せっかくの入浴シーンなのに、顔だけだなんて意味ないじゃん!お背中、いや全身くまなく流してさしあげたい~♪
  
 末っ子第三王子も、可愛いかったです。ほとんどネグレクト息子だった彼が、ラスト近くやらかす爆弾行為に、げっ!?となります。
 とまあ、みんな血泥にまみれた逆噴射ぶりですが...期待してたよりドロドロ感は希薄でした。似たような題材の「地獄に堕ちた勇者ども」や「王妃マルゴ」のような耽美で退廃的な、ゾっとするほどの淫靡さや官能の匂い漂うシーンが皆無なのが、すごく残念。昼のTVドラマでも十分OKな内容?何つーか、黄金で出来た器(キャスト、スタッフ、制作費)の中身は、高級フカヒレではなく、コンビニの肉まん(内容)みたいな?コンビニ肉まん、好きなので無問題なんだけどね。同じチャン・イーモウ監督の「HERO」「LOVERS」よりは楽しめたかも。鎌?が武器の忍者軍団襲撃とか、おなじみのワイアーアクションも面白かったです。
  
 ↑可愛い~リィウ&ジェイ。早く新作の彼らに逢いたい!
 余談ですが...上映前の、大沢たかお主演の映画の予告編が、異常なまでに執拗で、ほんとウンザリ!観たくないのが、ますます観たくなくなったよ。でも、伊原剛志はカッチョよかった
コメント (2)
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黄真伊①~④ 花宴開幕

2008-05-05 | 韓国のドラマ
 「ファン・ジニ」鑑賞開始!第1話から4話まで観ました...

☆三千拝
 「チェオクの剣」でもやってましたねえ。汗だく、フラフラになりながらも、町へ行きたさに貫徹するド根性少女チニ。私だって、東方神起のユチョンと熱い一夜を過ごせるなら、やる!できる!
☆キーセン百花繚乱
 日本でいう、芸者さん?国が統率してるんですね。公務員芸者?
 華やか、というより、色彩が春の花のような、淡いパステルカラーの衣装が素敵です。重苦しい日本の着物と違って、軽やかで動きやすそうだし、着てみたいなあ。
☆行首さま
 チニの師匠となるソンド教坊の長ペンムと、そのライバルで女楽の長メヒャン。ライバル意識メラメラだけど、お互いの実力を認め合ってるところが、大人の女って感じでカッコいいです。交わす会話の言葉使いが、男言葉なのもカッコいい。
☆童妓
 メヒャンの秘蔵っ子プヨン。その一糸乱れぬダンス&張り付いたような笑顔は、まさに北の将軍さまの御前で余興する子供みたいで、こ、怖い...
☆クムチュン
 ペンムの秘書?コミカルなキャラで、いい味だしてます。彼女、ひょっとして「美しき日々」の主任?何か似てるような。顔も演技も。
☆チニは北島マヤ?
 一度見ただけで舞をマスターできるチニ。この子は天才!と瞠目するペンム。チニの天才ぶりと熱心な稽古、ペンムの厳しい指導って、まるで「ガラスの仮面」の北島マヤ&月影千草です。マヤ、じゃない、チニ、こわい子...!(姫川亜弓調)演技以外はダメ娘なマヤと違って、チニは多才で利発ですが。
   
☆ハ・ジウォン登場
 滝壷での稽古、水中から現れる成人したチニ。ハ・ジウォン、きらきら鮮やかな登場です。水に濡れてスケスケの肌。健康的なお色気が、彼女の魅力ですよね。
☆愛と悲しみのキーセン
 キーセンとは、女の地獄でございまする...な~んて、岸田今日子のナレーションが聞こえてきそう、ではないです。稽古や規則が厳格で過酷だけど、遊郭の娼婦じゃないので陰惨に不幸って感じは全然しない。本当に芸一筋で生きたい女なら、返って生きがいのある世界なのでは。同じ低い身分でも、貧しい生活を送るフツーの女より、よっぽど恵まれてるし。
 チニに、キーセンになったら不幸になる!やめて!と懇願する母ヒョングムですが...あんたが要領悪かっただけだろ!チニなら上手に芸も恋もするはず!
☆ウノ
 チニにZOKKON惚れる貴族の少年。可愛いけど、子供じゃん?!いくら何でも、ハ・ジウォンと恋愛は無理があるぞ!「デュエリスト」のカン・ドンウォン以上に、ジウォンちゃんの弟にしか見えない。ので、何やっても全然ロマンチックでも切なくもない二人です。
☆おやすみ前のウノ
 あんまし可愛いので、キーセンかと思った。女の子みたい。寝間着も薄いピンクだし。チニを想って悶々してるウノくん、今にも独りエッチしそう。
☆チニとウノ、アクシデント・キス
 綱渡りに失敗して落下するチニを、とっさに受けとめるウノ。ぶつかって倒れて、互いの唇が微かに触れて...少女マンガですねえ。ちょっと唇がかすっただけで、射精したみたいなウノの恍惚顔が笑えた。ウノ、しばらくの間は、これをオカズにするんだろうなあ
☆ケトン
 チニの親友。ケトンって、犬の糞って意味だとか。何でそんな名前つけるの?!可哀想!サムスンよりヒドい。ケトンが改名したがるのも当たり前。
☆ロケ地
 橋、渓谷、滝壷etc.撮影に使われてる場所が、ほんと美しいですね。
          
☆アンちゃん登場!
 キーセンのメイク係?の少女に、好意を寄せている青年...あ!で、出た!アンちゃんだー!待ってました~まだチラっと顔を出しただけですが、やっぱ純朴そうで可愛かった。今回は悲恋の男らしいので、楽しみ♪
☆ウノのオモニ
 愛する息子が卑しい女にたぶらかされてる!と激怒、教坊へ乗り込むウノの母。あ~あ、これだもんなあ、ガキのボンボンは。絶対チニの稽古の邪魔はしない!という彼の約束は、秒速で破られました。
 ウノのオモニ、本来はすごく良い人なんだけど、不実な夫のせいで長年鬱積してた怒りの矛先が、チニに向いてしまったんだろうなあ。ハジマン、オロオロするだけのオコチャマなウノとは対照的に、チニは酸いも甘いも噛みわけた女のように、肝がすわった冷静さです。
 んで、ウノ母にビンタされるチニ。出た!ハ・ジウォンといえば、ビンタされて相手をキっと睨む鋭い眼光!と期待してたけど、あらら。チニは悲しそうな顔をするだけでした。
★総括
 今まで知らなかったキーセンワールドが、すごく興味深いです。
 ハ・ジウォン、バリ出来といいチェオクといい、もはや賤の女なヒロインを極めてます。このドラマでも今後、この卑しい女が!とか、身の程知らず!とか、思いっきり貶められ罵倒されそうですね。
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血油

2008-05-04 | 北米映画 00~07
 ちょっと前に、某大学の准教授のブログが問題になりましたね。こちら
 偉い先生の言葉とは思えませんよねえ。ひどい、の一言ですが...読めば読むほど、この人って...人とは違うことが言いたい、偽悪的なコメントでウケ狙い、な感じにも取れて、本気であんなことを思っているよりも、ある意味悪質かつ救いがたい。弱い立場の人間を虐げて笑いものにしてる、最近のバラエティ番組とかと同じ感覚ですね。他人の痛みに傷口に、塩をなすりつけ、もっと苦しむのを見て、何が楽しいのでしょうか。ほんと、悲しくなります...

 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
 今年のアカデミー賞で、ダニエル・デイ・ルイスが2度目の主演男優賞を受賞した話題作。
 20世紀初頭のアメリカ・カリフォルニア。石油採掘によって富と権力を得た男ダニエル・プレインビューの、欲望と狂気で血塗られた半生の物語。
 暗くてシリアスな人間ドラマ、かと思いこんでたんですが...重厚だけど、かなり笑える内容だったのが、すごく意外でした。コメディじゃないけど、プレインビューのブっとびキャラ&言動に、何度もププっとなっちゃいました。ポール・トーマス・アンダーソン監督の演出も、ダニエル・デイ・ルイスの演技も、明らかに笑いを狙ってるとしか思えません。
 プレインビューの、石油採掘に賭ける情熱や富への欲望は、確かにドロドロ真っ黒な、そして突然噴出する地底の油のようで、彼に関わるとこっちの精神まで汚れてしまいそうなおぞましさ。貪欲さと猜疑心で汚染されてる心には、清らかな部分が一片もない。ここまで心が汚れてる人間、なかなかいません。悪人というより、病人に近い。
 でも、何だろう?不思議と憎めない男でもあるんですよねえ。方法や方向は間違ってるけど、エネルギッシュさが一生懸命なところとか。めちゃくちゃ働き者だし。スカした無気力なニートな善人よりも、人間的に魅力があります。息子への不器用な愛情表現が、切なく悲しい。愛は油と違うのにね。残酷な仕打ちで息子を失った瞬間、息子よりも立ち直り不可能に陥ったようなプレインビューの孤独、イタすぎます。
  
 この映画最大の見ものは、言うまでもなくプレインビューを激演したダニエル・デイ・ルイス!こ、怖い~!モンスターちっくな怪演で、ほとんどホラーです。パワフルさが凄愴で、圧倒されます。やっぱ、すごい俳優です。演技力は、世界最強かも?今年のオスカー、他の主演男優賞候補者も錚々たる顔ぶれだったけど、デイ・ルイスの敵じゃないなあ、とは思った。レベルが違いすぎる。
 すごいな~感嘆したのは、↑にも書いたけど、プレインビューを単に怖い狂気的なキャラにはせず、かといって人間的な面もあるんだよ!とも違う、ダークで毒々しいお笑い系に仕立て上げてたこと。特に、中盤とラストの、神父との対決(?)シーンは、ほんと笑えます!ぶっコワレちゃってます。
 カッコいい役じゃないのに、やっぱデイ・ルイスって美男子だよなあと、この映画でも思いました。下劣な役でも、下品にならないんですよね。今回も、とてもじゃないけど英国の上流階級出身には見えない変貌ですが、スラっとしたスマートな体つき、長い手足といった身体的な美しさは、特に隠してません。でも、声は別人みたいだった。
 デイ・ルイスの独り芝居な映画ですが、若い狂信的な神父役のポール・ダノ(ちょっとキモい顔。どっかで見たことあるな、と思ったら、「キング 罪の王」のガエルっちの異母弟だった!あの弟も、かなりキモいキャラだったよなあ)も、結構強烈です。デイ・ルイスを教会で懺悔させるシーンの彼、憑いてるねイってるね♪状態です。あんなアブない神父、イヤだ~!信者たちの異様さもヤバすぎ!
 デイ・ルイスの息子役の子役が、すごく可愛いし演技も素晴らしいです。
 若き天才と名高いPTA監督。私にはちょっと、とっつきにくい苦手系な作風ですが...かなり長い映画で、中だるみがキツく睡魔に襲われてしまいました。体力気力があり、睡眠不足じゃない時に観ることをお勧めします。
 
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ラスフレ②~④ 倒錯する想い

2008-05-02 | 日本のドラマ(連続)
 「ラスト・フレンズ」第2話から4話まで観ました...

☆いぢめ女
 何かというとミチルにガンつけ、さりげなくヒールのかかとでミチルの足を踏んだり、脅迫まがいなことを言う職場の先輩。ひどいんだけど、いい味だしてます。
 美容院の店長も、働き者で客受けのいいミチルを重宝しつつ、いつも何げにイヤミを言うことは忘れない。ミチルって、ほんと同性に嫌われるタイプなんですね。あんまし可愛くて善良すぎるのも、生きるうえで障害になるんですね。
☆おぐらさん
 女房に逃げられてシェアハウスに転がりこんだエリの同僚。ちょっと可愛いかも♪
          
 ↑おぐらさんこと山崎樹範くん。このドラマで初めて知りました。いい味だしてます
☆公務員
 昼も夜も、ミチルを美容院の前で待っている役所勤めのDV男。公務員って、そんなに仕事ヒマなの?
☆タケルのファッションが...
 何だか志茂田景樹先生みたいですねえ。男が生足出すのって、何だかなあ。
 そんなチャラチャラしたファッションと、ナヨナヨしたキャラが予想以上に似合ってる瑛太。似合ってない侍役の「篤姫」の彼は可愛いけど、今回の彼はキモい。キモいんだけど、ハマってるんですよねえ。こんな役をする彼を見たかったんだけど、いざ見てみるとピッタリすぎて怖いというか。でもこれって、役者としては大成功と言えますよね。同じシェアハウスを題材にした吉田修一の「パレード」に出てくる大学生役を演じられるのは、もう瑛太しかいない!
☆殴られても愛してる
 周囲からは理解されない、DV男から離れられない女の愛。ミチルいわく、生まれて初めて心から愛されてると感じさせてくれてる人、なDV男。うう~ん。イマイチ腑に落ちないのは、あの男がホントにミチルを狂おしく愛しているとは思えないから?普段もそんなに優しくないし、いつも不機嫌で陰険な顔してるし。暴力シーンばかりで、これじゃあミチルも別れられないだろうなあ、と思わせる面が全然ないし。
 凶暴さと同様、心が蕩けてしまう許してしまう優しさや痛ましさが、あのDV男には必要だと思うのだが。見るからに性格が悪そうな、女にも手をあげそうな顔してるので、二面性のギャップもなくて面白くないんだよなあ。
 演技も、何を言ってんのか???なボソボソ平坦声(棒読み?)だし、キレても怖くないし、つまんない。その点、冬彦さんはホント激怖で超笑だったよなあ。やっぱアイドルと役者の差?
☆シェアハウス
 和気藹々、いつも賑やかで楽しそう。憧れるけど、でもどうなんでしょう?学生ノリの馴れ合い生活にも見えます。社会人の生活じゃないよなあ。でもまあ、彼らの大人になりきれなさをよく表しているかも。
☆エリ
 今のところ、妙にテンションが高くてギャーギャー騒がしいだけの女。ホントに主要人物のひとりなの?あんまし意味のない、ただの脇役っぽいけど。男にだらしなさそうなところを活かして、セックス恐怖症のタケルとは逆の、セックス依存症な感じにすれば、それも深刻でドラマになると思うけど。
☆すきやき
 お餅を入れるかどうかで、論争が。もちろん入れるに決まってるでしょ!
☆自分というものが希薄な女
 DV男を非難するルカやタケルに、彼のことを悪く言わないで!とミチル。そして、彼を懸命に擁護する。
 ミチルったら、せっかく匿ってもらってたのに、一晩中雨に濡れながら君を待つ可哀想な子犬な僕、というDV男のベタな演出に、またコロっと...ああ~どーしようもないなあ、こりゃ。DV男より、DV男を庇う女のほうが、ある意味ドン引きしちゃう。ミチル、簡単に洗脳されて悪い新興宗教とかにも入信しそうなタイプですよねえ。何か事件が起こっても、教祖さまは悪くありません~!と号泣、みたいな。危ない危ない!by 福田和子
★総括
 ルカは、カッコいい男の子がやっても違和感のない役ですよね。やっぱ私って、筋金入りのYAOIみたいです。ルカとミチルに、全然ときめいたりドキドキしないんだよなあ。二人の切ない愛が最大の売りみたいなドラマなので、すごく損してる気分。
 あと、やっぱDV男がねえ。怖くもキモくもないのが、いかがなものかと。まあ、アイドルだからねえ。事務所的には、ヘンな演技はさせられない!んでしょうね。同じジャニーズでも、草なぎとかなら、めちゃくちゃ怖くて(顔だけで)戦慄ものになりそうだが
 だいたひかる、じゃない、うただひかるの主題歌、結構気に入ってます。プリズナーオブラ~♪
 
 
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