まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

キング⑪~⑳ 恋人同志 愛の南北統一

2013-05-05 | 韓国のドラマ
 「キング Two Hearts」第11話から最終話まで観ただよ♪

☆迷惑王 
 追い出したハンアが流産したと知り、北朝鮮に乗り込むジェハ。私情丸出しで国家間や周囲の事情などアウトオブサイト、わがまますぎるジェハ。こんな王さま、イヤだなあ。
☆見苦しい
 北朝鮮の遊園地を訪問するジェハ。中国みたいにインチキマスコット登場!ボカシが入ってます。明らかにト○とジ○リーの○ムです。韓ドラではお馴染みのボカシですが、すごく異様なんですよねえ。何とかならないのかしらん。
☆最強女戦士ハンア!
 テロの人質となったジェハを救うべく、愛と正義のヒロイン参上!敵どもをバッタバッタと鮮やかに倒すハンア、超カッチョE!男前な女優ハ・ジウォンの面目躍如です。
☆隠し撮りビデオレター
 ジョン・マイヤーに反撃のビデオレターを送るジェハ。すごく陰険な内容で、主人公なのに何かヤな感じだなあと、悪役のジョン・マイヤーが可哀想になった。
☆雅子さまの元にも?
 韓国に帰ってきたハンアに、国民からプレゼントや手紙が届く。中には死ね!と書かれた心無いイヤガラセレターも。本人に渡す前に、フツー中身の点検や検閲とかあるんじゃないの?
☆ツンデレ王女がウザい
 シギョンに冷たくしたり甘えたりのジェシン王女。可愛い女の子なら笑えるけど、見た目がケバいお水みたいなので、何か気持ち悪いんですよねえ。
☆国の威信を賭けた遊び
 世界将校大会で、世界最強のアメリカと闘うことに。孤島で対決、何をするのかと思えば、サ、サバイバルゲーム?!楽しそうですが…国民の税金で遊びみたいなことやってんじゃねえよ、とも…

 ↑ドンハ、チョア~
 アメリカ兵たちがイケメン♪しかも、いい奴らばっか。勝つために姑息で卑怯なマネも辞さない南北チームよりも応援しちゃいたくなった。ほとんど反則勝ち、自分たちだけ肉を美味しそうに食い、ハンアが見かねて動くまで食糧を失ったアメリカチームに分けてもやらない南北チーム、非道い!セコい!
☆いつでもどこでもケバい王女
 リハビリ中でもメイクばっちり、悪趣味なファッションのジェシン王女。誰か何とかして。
☆しつこいようですが、ぜんぶ国民の税金
 王宮内で仲良くエステ中のジェハ&ハンア。どうなの、それって。いつもの韓国成金なら問題ないけど、今回は王室でしょ?リッチで贅沢な描写は反感を買うだけでは…

☆ああ川の流れのように~♪
 ジョン・マイヤーに拉致監禁されてしまうハンアと大妃。脱走に成功しますが、目の前には川が。泳げない!飛び込めば死ぬかも!と怯える大妃ですが、よ~く見れば対岸まで5、6mぐらいしかなさそう、しかも浅そうなショボい川…
 どうでもいいけど…王さま暗殺の時といい、北朝鮮の遊園地テロ事件といい、王室のセキュリティが甘すぎ!あんなに近衛兵がいるのに、ほとんど役に立ってないし。国民の税金がここでも無駄にされてます…
☆見苦しい2
 ジェハの着てるTシャツの真ん中にボカシが。またかよ~。はじめっから、映せないような服を選ばなきゃいいのに。
☆謎のビデオレター
 殉職したシギョンから、ジェシン王女にビデオレターが。貴女がこのビデオを観る時、僕はこの世にはいません、愛してます、という内容なんですが…僕は必ず生還して、貴女に直接好きだと伝えます!とも言ってる。え?え?どーいうこと?!生前告白できなかったから、死んだ場合ビデオで愛を伝える用のビデオなんでしょ?意味が意図がよく解からない…教えて偉い人!
☆南北統一を夢見て
 南北の友和ムードでハッピーエンド。

★総括
 題材的に韓国だけにしか作れないドラマで、ユニークではありました。前半がラブコメディ調、後半は政治サスペンス調、何だか別のドラマになってしまったかのような変わりように戸惑いましたが。北朝鮮が憂慮すべき事態を引き起こしている今、このドラマのように楽しく都合よく平和がもたらされるといいですよね…
 ハ・ジウォンは相変わらずカッコカワイく、ますます好きになりました。愛嬌男子イ・スンギくんは、シリアスな演技も結構お上手ですね。
 王室があまり国民にとってありがたい存在じゃなかったような気が、最後まで拭えませんでした。ジェハは王さまより政治家向きだと思った。
 ジョン・マイヤー、いったい何がしたかったの?わけのわからない彼に従う外人手下たちも???だった。偽リスベットことボンボンの存在感は強烈でしたが。
 ドンハことクォン・ヒョンサンくんが可愛かったです。今後も要チェキな男子。
 さあ、韓ドラ完観恒例、イルボン理想妄想リメイク、イってみよ~♪

ハンア … 北川景子
ジェハ … 松坂桃李
ジェシン … 黒木メイサ
シギョン … 高橋光臣
     ・
王さま … 片岡愛之助
リ・ガンソク … 藤本隆宏
ヨンベ … 中尾明慶
ドンハ … 入江甚儀
首相 … 不破万作
ボンボン … 壇蜜
女官長 … 片桐はいり
     ・
ハンアの父 … 平泉成
ハンアの上司 … 平田満
北朝鮮高官 … 風間杜夫
     ・
大妃 … 風吹ジュン
シギョンの父 … 綿引勝彦
ジョン・マイヤー … 堤真一

 こんなん出ましたけどぉ~?
 最新のお気に男子を強引にネジ込み、脇役はいつも同じような顔ぶれ。毎度のパターンですね
 私、サバサバしたクール美人の景子ちゃん、結構好きなんですよ。サバサバしすぎて乙女ちっくじゃないところと、ケンカはあまり強そうじゃないところは、ちょっとハンアっぽくないけど。
 ドンハ役が最も迷った。ふくまる旅館の頃の石垣佑磨がベストなんだけど、ちょっと年食い過ぎてるしなあ。青柳翔はイメージ合わないし。上遠野太洸くんは若すぎるし。ええい、ままよ、演技はド下手くそだけど、薄口イケメンで体も鍛えてるTAKE FIVEの入江甚儀くん、キミ決めた(ポケモン調)!

 「根の深い木」「太陽を抱く月」鑑賞を続けます。どっちも面白いので、途中リタイアはなさそう。二つを観終えたら、ユチョンの「屋根部屋のプリンス」とコン・ユの「ビッグ」予定♪今期は日本の連ドラも珍しく途中リタイアせず観てるので、休日は引きこもりに加速がかかりそう
 


 
 


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パパはテンパリスト

2013-05-01 | イタリア映画
 車を買って以来、歩いて行ける近くのコンビニでさえ車に乗って行ってしまってる私。ああ~あんなにバカにしたり注意してたダミアンや親父と同じじゃん!このままじゃいけん!一念発起して、流星号と名付けたママチャリで通勤を始めたのでした。新緑の季節、自転車をこぎながら全身に受ける爽やかな風が気持ちいい♪運動にもなるし、いいじゃん自転車♪と、ゴキゲンに健康的なはずだったのですが…3日目の夜、熱と咳と異常な喉の痛みに襲われ、病院にいくハメに。ドクターに、最近疲れてませんか?朝夕冷たい風にさらされてませんか?と訊かれ、ギクッ確かに、自転車はしんどいし寒い…というわけで、自転車通勤は3日でジ・エンド(涙)。ああ、わしってダメ人間…流星号は、裏庭で放置されサビつく運命をたどることでしょう…

 「我らの生活」
 3人目の子どもを出産直後、妻が急死するという悲劇に襲われたクラウディオは、子育てとビル建設の仕事で悪戦苦闘の日々を送るが…
 頑張るヤモメの奮闘記といえば、ちょっと前に日本でも「とんび」というドラマが話題になりました。ベタベタしい愛情人情物語、無理やり泣かせようとするお涙ちょうだいものは苦手な私ですが、このイタリア版やもめ物語は、お国柄なのか感傷や愁嘆よりも、力強く生きることを優先する明るいバイタリティにあふれていて、爽やかでさえありました。
 悲しみのあまり、できることがメソメソするだけになってしまう人を見ていると、気が滅入るし反感さえ覚えてしまいますが、悲しみに浸ってられる余裕もなく、生活のため、自分を頼ってくる者たちのために闘う人の姿には、勇気づけられるし応援したくもなります。痛みや喪失感を抱えながらも、幼い子どもたちのため、仕事のために必死なクラウディオのような現実主義的なたくましさ、私にもあればいいなあと思いました。

 デスパレートなクラウディオですが、俺はこんなに頑張ってるんだぞ!な、コレミヨガシな自己犠牲的な頑張りではなく、ちょっと厚かましいぐらい隣人や兄姉を利用したり、子持ちの人妻とアヴァンチュールをしたりと、かなり俗悪な人間くささがあるところにも共感を抱けました。真面目で潔癖なだけでは、生活や愛する者を守れないのかもと反省してしまいました。
 クラウディオの周囲の人々も、みんな個性的面々でした。隣人である元ヤク中の車椅子亭主&元売春婦の黒人妻や、クラウディオの兄姉みんな一癖あるけど超いい人ばかりで、クラウディオは人間関係に恵まれてるなあと羨ましくなりました。人間ってやっぱ、独りでは生きられないよなあ。独りで生きる自信あると豪語してる私ですが、ナンダカンダで周囲の人たちに助けられて生きてるのが現実だしね。

 それにしても。若い父親が幼い子どもを虐待死させる事件が絶えることがない今日この頃。イクメンなクラウディオには、本当に頭が下がる思いでした、ていうか、どんな苦境に陥っても、子どもを守り愛するのは当たり前、なんですよね。その当たり前な姿さえ尊く見えてしまうのは、やはり今の社会が病的だからでしょうか。
 あと、イタリアにおける不法移民問題も描かれていたのが興味深かったです。ルーマニア人の熟女人妻とその息子が、いい味出してました。特に息子。クラウディオとその幼子たちとの友情が、ちょっと切なくて微笑ましかったです。

 クラウディオ役を熱演し、カンヌ映画祭男優賞を受賞したエリオ・ジェルマーノが、チャーミングなイケメンでした。やんちゃっぽい感じが母性本能をくすぐる系?イタリア男のイメージ通りな、女への甘さや物事へのテキトーさが可愛かったです。程よく濃い童顔もキュートです。脱いだら胸毛なんかほとんどなく、ツルンとした裸だったのが意外でした。彼、「NINE」に出てたらしいのですが、何の役で?!ぜんぜん思い出せん彼の出演作、もっと観たいです。
 クラウディオのお人よしな兄ちゃん役は、こちらもイタリアン男前ラウル・ボヴァ。彼の役は、弟にお古の女を下げ渡されるような冴えない独身男って感じなんですが…あの~すげー色男にしか見えないですけど?あのルックスでモテないわけないだろ!男前兄弟の仲良しぶりも素敵でした。
 あと、何かといえば親兄弟が集まって大人数で食事、もイタリアって感じ。私みたいな面倒臭がりで、適度に距離がないと家族とも仲良くできないタイプ、イタリア人とは結婚できませんね(笑)。

 ↑エリオ・ジェルマーノ、1980年ローマ生まれの現在33歳。2010年のカンヌ映画祭で男優賞を獲得!彼ってもしかしてもしかして、「野良犬たちの掟」でヤク売人の少年、ネズミを演じてた男子?!
 
 
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