最近、しょーもないことでパニックに襲われることが多いんですよね~。
目薬をさそうとして開けようとした蓋を、ポロっと落としてしまいヒイイイイイ!!!!!と取り乱したり。立ち寄ったスーパーでお菓子を買おうとすると、レジで同じ商品がコンビニより高いと知ってギギギギギギギ!!!!と泡吹きそうになったり。タオルと間違えて老父のパンツで手を拭いてると気づいてゲボボボボボ!!!!!と痙攣を起こしそうになったり。以前はそんなことなかったのに、やはり加齢、老化のせいでしょうか。何しても 心は寒し 秋の空…
「美女と野獣」
傲慢な振る舞いから魔女に呪いをかけられ、醜い野獣になってしまった王子。一方、美しい村娘のベルは、消息を絶った父の行方を追ううちに、野獣の城にたどり着くが…
劇場で観逃してしまった大ヒット作を、ようやくDVDで観ることができました。名作との誉れ高いアニメ版も未見の私、ほぼ予備知識なしで実写版を観たのですが、思ってた以上にファンシーな甘々スウィーツ映画でした脳みそが虫歯になるかと思った。冷血なおっさんの私には、キッツい映画でした。お子さまと一緒に観られる系映画や、カップルのデート用映画って、概して苦手なんですよね~…
タイトルに、ちょっと異議あり。ヒロインのベルが、美女…?百歩譲ってブスじゃないけど、地味で貧相。そして、気が強そうで冷たそう。ベルはもっと、ふんわりと柔和な、優しそうで華がある美女じゃないとあかんでしょ。まあ、そんな女優いないので、実写はそもそも無理あった。ベルを演じて絶賛されたというエマ・ワトソンは、田舎の進学校の優等生って感じで、ゴージャスなミュージカルのヒロイン女優じゃない。ハリーポッターは第1作目しか観ておらず、その時も特別エマ・ワトソンに魅力を感じなかった私なので、彼女が今や世界的大女優扱い、世界的美女扱いされていることに違和感を抱いてるのですが、田舎のインテリ少女って感じはベルのキャラには合ってたのでは。いい年してカワイコぶりっこな女優が多い中、若いのにチャラチャラしてなくて、誰にも媚びてないクールで聡明そうなところには好感。でもやっぱ、見た目も演技にもうっとり惹き込まれるような魅力がないわ~。
ベルも美女じゃなかったけど、野獣も全然ケダモノじゃなかったです。もっと怖くて醜い風貌にしたほうが、見た目より中身が大事!というテーマが伝わったのではなかろうか。むしろカッコよく見えたし。千原ジュニアとかオードリー若林、いや、松じゅんとか菅田まさきよりも、あの野獣のほうに抱かれたいです野獣の中の人が、ダン・スティーヴンスなので尚更。
いよいよハリウッド大作に抜擢されたダンですが、残念ながらイケメンな彼はラストでやっと、ちょっとしか見られません。もったいない!野獣姿でも、あの深く澄んだブルーアイズだけは隠してませんでしたが。ラスト、呪いが解けて現れるイケメンなダンは、まさにマジカル!あれがもしダンではなく、ジャイアンツの田口くんとか畠くんみたいなブサメンだったら、ベルはどういうリアクションを示したでしょうか。野獣に戻れ!と呪いをかけ直したくなるかも?野獣だって、お城に来たのがベルじゃなくて私だったら、無視か追い返したでしょうけど恋愛のとっかかりに、やっぱ見た目は大事だもんね。そうじゃない!と言える説得力が、結局は美男美女が結ばれるキレイな都合のいいおとぎ話であるこの映画にはなかったです。
お城でカップやロウソクが歌って踊るミュージカルシーンは、カラフルで愉快なのですが、何だかラスヴェガスのショーみたいなケバい派手さが。もうちょっと上品で優雅なテイストにできなかったのかなあ。CGだらけで、ほとんどアニメみたいだった。人間の役者の歌と踊りが印象薄だったのが残念。
ベルに横恋慕する悪党ガストン役、ルーク・エヴァンズもイケメンでした。オチャメな脳筋男っぷりが笑えた。コメディもイケるなど、演技の幅の広いところを証明してました。でも、ぜんぜん悪人には見えなくて。どんな役でも、いい人オーラが消えない。ベルのパパ役が、ケヴィン・クラインだったのが驚き!男盛りだった「ワンダとダイヤと優しい奴ら」の彼に比べると、すっかり爺さんになってました。でも、老い衰えたって感じはなく、イケてる爺さんな風貌。この映画のクライン氏と最近の嵐とだったら、前者に抱かれたいです
ロウソクやポットにされた召使い役で、ユアン・マクレガーやエマ・トンプソン、イアン・マッケランなど大物俳優が脇を固めてます。ほぼ声だけ出演で、ラストになってやっと姿を現します。アメリカを象徴するディズニー映画なのに、お話の舞台はフランスなのに、ケヴィン・クライン以外のメインキャストは、なぜかほぼブリティッシュな面々で固められてました。ゲイなキャラが登場してたのが、カミングアウト俳優のパイオニア?マッケラン爺さんがオスカー候補になったゲイ映画の秀作「ゴッド・アンド・モンスター」を放ったビル・コンドン監督らしくてニヤリ。
王子さまに愛を教えるために呪いをかけた(たぶん)魔女ですが、ぜひ北の将軍さまとトランプ大統領にもお願いしたいわ。二人が愛を知れば、世界はきっと平和になるでしょうから…
↑英国産のいい男ふたり。ビル・コンドン監督にはぜひいつか、二人主演で熟年BL映画を撮ってほしいものです。マッケラン爺さんが喜んでゲスト出演しそう
目薬をさそうとして開けようとした蓋を、ポロっと落としてしまいヒイイイイイ!!!!!と取り乱したり。立ち寄ったスーパーでお菓子を買おうとすると、レジで同じ商品がコンビニより高いと知ってギギギギギギギ!!!!と泡吹きそうになったり。タオルと間違えて老父のパンツで手を拭いてると気づいてゲボボボボボ!!!!!と痙攣を起こしそうになったり。以前はそんなことなかったのに、やはり加齢、老化のせいでしょうか。何しても 心は寒し 秋の空…
「美女と野獣」
傲慢な振る舞いから魔女に呪いをかけられ、醜い野獣になってしまった王子。一方、美しい村娘のベルは、消息を絶った父の行方を追ううちに、野獣の城にたどり着くが…
劇場で観逃してしまった大ヒット作を、ようやくDVDで観ることができました。名作との誉れ高いアニメ版も未見の私、ほぼ予備知識なしで実写版を観たのですが、思ってた以上にファンシーな甘々スウィーツ映画でした脳みそが虫歯になるかと思った。冷血なおっさんの私には、キッツい映画でした。お子さまと一緒に観られる系映画や、カップルのデート用映画って、概して苦手なんですよね~…
タイトルに、ちょっと異議あり。ヒロインのベルが、美女…?百歩譲ってブスじゃないけど、地味で貧相。そして、気が強そうで冷たそう。ベルはもっと、ふんわりと柔和な、優しそうで華がある美女じゃないとあかんでしょ。まあ、そんな女優いないので、実写はそもそも無理あった。ベルを演じて絶賛されたというエマ・ワトソンは、田舎の進学校の優等生って感じで、ゴージャスなミュージカルのヒロイン女優じゃない。ハリーポッターは第1作目しか観ておらず、その時も特別エマ・ワトソンに魅力を感じなかった私なので、彼女が今や世界的大女優扱い、世界的美女扱いされていることに違和感を抱いてるのですが、田舎のインテリ少女って感じはベルのキャラには合ってたのでは。いい年してカワイコぶりっこな女優が多い中、若いのにチャラチャラしてなくて、誰にも媚びてないクールで聡明そうなところには好感。でもやっぱ、見た目も演技にもうっとり惹き込まれるような魅力がないわ~。
ベルも美女じゃなかったけど、野獣も全然ケダモノじゃなかったです。もっと怖くて醜い風貌にしたほうが、見た目より中身が大事!というテーマが伝わったのではなかろうか。むしろカッコよく見えたし。千原ジュニアとかオードリー若林、いや、松じゅんとか菅田まさきよりも、あの野獣のほうに抱かれたいです野獣の中の人が、ダン・スティーヴンスなので尚更。
いよいよハリウッド大作に抜擢されたダンですが、残念ながらイケメンな彼はラストでやっと、ちょっとしか見られません。もったいない!野獣姿でも、あの深く澄んだブルーアイズだけは隠してませんでしたが。ラスト、呪いが解けて現れるイケメンなダンは、まさにマジカル!あれがもしダンではなく、ジャイアンツの田口くんとか畠くんみたいなブサメンだったら、ベルはどういうリアクションを示したでしょうか。野獣に戻れ!と呪いをかけ直したくなるかも?野獣だって、お城に来たのがベルじゃなくて私だったら、無視か追い返したでしょうけど恋愛のとっかかりに、やっぱ見た目は大事だもんね。そうじゃない!と言える説得力が、結局は美男美女が結ばれるキレイな都合のいいおとぎ話であるこの映画にはなかったです。
お城でカップやロウソクが歌って踊るミュージカルシーンは、カラフルで愉快なのですが、何だかラスヴェガスのショーみたいなケバい派手さが。もうちょっと上品で優雅なテイストにできなかったのかなあ。CGだらけで、ほとんどアニメみたいだった。人間の役者の歌と踊りが印象薄だったのが残念。
ベルに横恋慕する悪党ガストン役、ルーク・エヴァンズもイケメンでした。オチャメな脳筋男っぷりが笑えた。コメディもイケるなど、演技の幅の広いところを証明してました。でも、ぜんぜん悪人には見えなくて。どんな役でも、いい人オーラが消えない。ベルのパパ役が、ケヴィン・クラインだったのが驚き!男盛りだった「ワンダとダイヤと優しい奴ら」の彼に比べると、すっかり爺さんになってました。でも、老い衰えたって感じはなく、イケてる爺さんな風貌。この映画のクライン氏と最近の嵐とだったら、前者に抱かれたいです
ロウソクやポットにされた召使い役で、ユアン・マクレガーやエマ・トンプソン、イアン・マッケランなど大物俳優が脇を固めてます。ほぼ声だけ出演で、ラストになってやっと姿を現します。アメリカを象徴するディズニー映画なのに、お話の舞台はフランスなのに、ケヴィン・クライン以外のメインキャストは、なぜかほぼブリティッシュな面々で固められてました。ゲイなキャラが登場してたのが、カミングアウト俳優のパイオニア?マッケラン爺さんがオスカー候補になったゲイ映画の秀作「ゴッド・アンド・モンスター」を放ったビル・コンドン監督らしくてニヤリ。
王子さまに愛を教えるために呪いをかけた(たぶん)魔女ですが、ぜひ北の将軍さまとトランプ大統領にもお願いしたいわ。二人が愛を知れば、世界はきっと平和になるでしょうから…
↑英国産のいい男ふたり。ビル・コンドン監督にはぜひいつか、二人主演で熟年BL映画を撮ってほしいものです。マッケラン爺さんが喜んでゲスト出演しそう