我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

往年の名車と遭遇・・・今の時代では排気煙が気になります。

2009年06月27日 | バイク全般
先日、いつものようにMaj(マジェスティ)で会社から帰宅する途中、ブラインド・コーナーの手前で2st排気煙の匂いがハッキリと感じます。そしてコーナーを抜けると、信号待ちで停車しているKH250と遭遇したのです。
ここで「KH250?何?それ?」と思われる若い方にご説明しますと、KH250は空冷3気筒を搭載したKAWASAKIのバイクです。ルーツは69年に登場したマッハⅢ(じゃじゃ馬と呼ばれた!)ですが、その後、750、350(400)とシリーズ化されたものです。

私は学生時代に一度だけ乗ったことがありますが、とにかく信じられないぐらいの加速でした。またギュ~ンという独特の排気音と吸気音が特徴で、明らかに他のバイクと違うものでしたね。
また、プライマリーキックでないので、必ずニュートラルに入れないとキックが踏めないことや、10Km/L少々の恐るべき燃費だと友人が語っていたことを思い出した次第です。

で、今回遭遇したKH250ですが、80年初頭に生産された最終型(ライムグリーンの塗装色)だと思います。マフラーもノーマルであり、貴重なKHだと分かりました。

やがて、信号が青に変わりました。私のMajとKHは同時にスタート。しかし、あっという間にKHは先に行ってしまいました。そして私の目の前には大量の排気煙・・・ウーン、同じ2stのNSRやTZRの比ではありません。明らかに今の時代にマッチしないものでした。

基本的にシンプルな構造で高出力の2stが好きな私ですが、今回のKHとの遭遇で「ちょっと、これは・・・」と思ったのは事実です。Ecoや地球環境云々ということは別にして、他人様にご迷惑をかけるのは考えものです。恐竜が絶滅したように、2stもやがて消えて行くのが運命なのでしょうか。
コメント (9)
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