先日、古い新聞を片付けていると、10/31の朝日新聞の記事に目が止まりました。それはHONDAの新社長である、伊東孝紳さんを紹介するものでした。
伊東孝紳さんは、1978年にHONDAに入社。その後、クルマの新車開発で活躍されましたが、特に印象的だったのはNSXのオールアルミボディの開発だったそうです。
前例のないオールアルミボディの開発は、社内でも「どうせ実現しないから、伊東にかかわるな」という声まであったそうです。
そんな伊東さんは「HONDAらしさとは?」という問いかけに、「HONDAらしさとは、大衆が喜ぶものを作る」と答えています。そしてこれは、本田宗一郎さんから引き継がれた会社の基本理念でもあると言われていました。
ところで、私がファンであるYAMAHAも社長が交代しました。新しい社長は戸上常司さんという方です。もし戸上さんに「YAMAHAらしさとは?会社の基本理念とは?」とお聞きしたら、どのようにお答えされるでしょうか。
私が思うに、HONDAが「大衆が喜ぶものを作る」に対して、YAMAHAは「YAMAHAが理想とするものを大衆へ作る」でしょうか。どちらかというと、HONDAの方が大衆(ユーザー)のニーズにあった製品が多いように思えます。
もっともYAMAHAも企業ですから、当然のごとくユーザーの求める(売れる)ものを作るのですが、企業の主張が感じられのです。
例えば、私の愛車であるMaj(マジェスティ)ですが、250ビグスクの中では19PSというカタログスペック上ではもっとも低い数値です。
これが他のメーカーであれば「そりゃアカンやろ。やっぱり最低20PSやで」となるのですが、YAMAHAは「数字よりも実質的な走り」ということで、このまま発売されたと思います。
他にもUP機能のない電子制御ミッションや、シンプルなメーターもYAMAHAらしいところです。先ほどのスペックもそうですが、Majは「何度もテスト走行を繰り返した後に、不必要なものは廃して発売した」という経緯が感じられます。
さてYAMAHAは新社長の下、どんなバイクを発売するでしょうか。特に小中排気量バイクに期待したいものです。
PS.
写真はドイツYAMAHAのHPからダウンロードしたGマジェスティ400です。国内モデルと違いABSが標準装備となっていますが、他は同じです。Gマジェスティ400は、ドイツ・フランス・アメリカでも販売されている国際モデルです。
伊東孝紳さんは、1978年にHONDAに入社。その後、クルマの新車開発で活躍されましたが、特に印象的だったのはNSXのオールアルミボディの開発だったそうです。
前例のないオールアルミボディの開発は、社内でも「どうせ実現しないから、伊東にかかわるな」という声まであったそうです。
そんな伊東さんは「HONDAらしさとは?」という問いかけに、「HONDAらしさとは、大衆が喜ぶものを作る」と答えています。そしてこれは、本田宗一郎さんから引き継がれた会社の基本理念でもあると言われていました。
ところで、私がファンであるYAMAHAも社長が交代しました。新しい社長は戸上常司さんという方です。もし戸上さんに「YAMAHAらしさとは?会社の基本理念とは?」とお聞きしたら、どのようにお答えされるでしょうか。
私が思うに、HONDAが「大衆が喜ぶものを作る」に対して、YAMAHAは「YAMAHAが理想とするものを大衆へ作る」でしょうか。どちらかというと、HONDAの方が大衆(ユーザー)のニーズにあった製品が多いように思えます。
もっともYAMAHAも企業ですから、当然のごとくユーザーの求める(売れる)ものを作るのですが、企業の主張が感じられのです。
例えば、私の愛車であるMaj(マジェスティ)ですが、250ビグスクの中では19PSというカタログスペック上ではもっとも低い数値です。
これが他のメーカーであれば「そりゃアカンやろ。やっぱり最低20PSやで」となるのですが、YAMAHAは「数字よりも実質的な走り」ということで、このまま発売されたと思います。
他にもUP機能のない電子制御ミッションや、シンプルなメーターもYAMAHAらしいところです。先ほどのスペックもそうですが、Majは「何度もテスト走行を繰り返した後に、不必要なものは廃して発売した」という経緯が感じられます。
さてYAMAHAは新社長の下、どんなバイクを発売するでしょうか。特に小中排気量バイクに期待したいものです。
PS.
写真はドイツYAMAHAのHPからダウンロードしたGマジェスティ400です。国内モデルと違いABSが標準装備となっていますが、他は同じです。Gマジェスティ400は、ドイツ・フランス・アメリカでも販売されている国際モデルです。