我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

バイク市場はいよいよ末期症状か・・・そんな中、Ninja400R

2010年07月16日 | バイク全般
先日、いつものようにネット三昧していると、えっ?というニュースが目に入りました。それは以下の内容です。

「ホンダは7/3、国内で販売する二輪車の約45車種すべての価格を2000年当時の販売価格まで引き下げる方針を明らかにした。
若者らの「二輪車離れ」に歯止めがかからないためで、全面改良や一部改良に合わせ、今後3年間で、順次、値下げする。値下げ幅は、1~3割程度に達する見通しだ。
値下げ幅は、定番モデルの「スーパーカブ50」(排気量50cc)の最も安いモデルで約4万円、中型スクーターの売れ筋車種「フォルツァ」(250)の最廉価モデルでは約12万円となる見込みだ。
国内での二輪車は、景気低迷や都市部の駐車場不足で販売が低迷している。09年の国内の二輪市場は前年比27.1%減の38万台で、ピークだった1982年の約329万台の1割強の水準まで落ち込んでいる」

あ~ついに恐ろしい事態となったのですね。50万台どころか、38万台という本当に少ない台数です。しかし、この事態を打開するために価格の引き下げとは・・・確かにフォルツァが12万円も安くなるのは嬉しいことです。
それでもホンマに「価格引下げ」という作戦で、販売台数が増えるのでしょうか。私は非常に疑問です。確かに一時的には台数は増えるでしょうが、根本的な解決にはならないでしょう。私は雇用の安定と賃金を上げることが、個人消費を上げる唯一の方法だと思います。給与が安定しないと、なかなか財布の紐は緩まないのです。

そんな中、KAWASAKIからNinja400Rというニューバイクが発売されました。400で並列2気筒というのが懐かしいです。
私が30数年前に、運転免許試験場で普通自動二輪免許を取得した時に乗ったバイクも、Z400という空冷並列2気筒のバイクでした。おそらくエンジンの基本は同じでしょう。
ここでNinja400Rの「リアサスが・・・」とか、「やっぱり4気筒で・・・」と言うのは簡単ですが、先ずは低迷する400クラスに新型車を投入したKAWASAKIの英断に拍手です。

大型二輪免許を取得した私ですが、やっぱり気になるのは250や400クラスです。この中型クラスを充実させることが、販売台数と次世代のライダーを増やすバイクメーカーの使命でしょう。
コメント (3)
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