我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

廃線鉄道を訪れるツーリングです。(その2:円長寺駅跡のキハ2号と多木化学のあかがね御殿)

2017年05月15日 | 鉄道
前回の海鮮丼の昼食の後、次に向かうは別府鉄道の残された車両が置かれているところです。明姫幹線の長砂の交差点を左折し、しばらく走ると到着です。

この歩道は線路跡の感じです。



円長寺駅跡(現、円長寺公園)のキハ2ですが、ありゃ?痛みが激しいのかブルーシートが掛けられていました。(残念)



それでも説明パネルもあり、



当時の運行終了のお知らせ看板や、



当時の時刻表や運賃看板まで残されていました。(感激!)



それでは、キハ2の画像をどうぞ。






これが説明パネルに紹介されている、前後のデッキです。ここに行商人さんの鮮魚や野菜、それに自転車を積んでいたそうです。






前回の記事で紹介した、松風ギャラリーで展示されていたキハ2の写真です。現役の写真は歴史を感じます。



最後に寄ったのは、別府鉄道を開業した多木化学の「あかがね御殿」と呼ばれる多木浜洋館です。



それでは画像をどうぞ。現在では建築されることのない素晴らしい洋館ですが、同時に当時の多木化学の財力も伺えます。









この多木浜洋館は、多木化学の創業者である多木久米次郎が迎賓館として建築したものです。 屋根および外壁全面が銅板葺ということから「あかがね御殿」と呼ばれています。月に一度、平日ですが内部の見学会も開催されているようです。内部は超豪華絢爛とか・・・一度、見学会に参加したいものです。

最後にモノクロで撮って・・・何か江戸川乱歩の世界ですね。怪人二十面相が登場しそうな雰囲気です。



それでは帰ろうとすると、何か大きな石碑が・・・「肥料王」と読むのでしょうか。



「総理大臣 斉藤實書」と掘られています。斉藤實は5.15事件の後、第30代内閣総理大臣となりましたので、1933年頃に建てられた石碑でしょう。当時の政府から、多木化学の創始者である多木久米次郎に送ったものだと思われます。



西明石まで帰ってきて、喉が渇いたのでローソンの100円コーヒーです。コンビニの100円コーヒーは缶コーヒーよりも安く、しかも美味しいのでよく飲んでいます。^^



最後に家族へのお土産です。明石川沿いの新幹線高架北側にある、「大師餅」という老舗の和菓子屋さんです。



ここの大福餅は絶品です。近くを通られた際は、ぜひどうぞ!柔らかくモチモチで、僅かに塩味が効いた味は他では味わえません。ちなみに5個で500円(税込)です。



こんな感じで、近場をグルリと廻った廃線をたどるツーリングとなりました。走行距離は僅か50kmでしたが、意外と楽しく・・・(笑)。次の目標は、岡山の片上鉄道です。


PS.
しかし、この日は暑かったですね。夏用ジャケットではなく、YAMAHAの薄いウィンドブレーカーでしたが、それでも汗が出てきました。^^
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする