我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

ADV150の詳細とインプレです。

2020年12月19日 | ADV150
今回は鹿屋航空基地・資料館の零戦と二式大艇を紹介する予定でしたが、ボチボチと鹿児島ネタも閲覧している皆さんは飽きたでしょうから、ADV150の詳細とインプレを紹介しましょう。寒いので、全て自宅車庫内で撮影しました。^^

その前に、ADV150用のパーツを買い求めました。キジマのヘルメット・ホルダー用ワイヤーです。ADV150には、車載工具袋内にヘルメット・ホルダーワイヤーは付属されていますが、キジマのは長いので2個のヘルメットを付けることができます。(タンデムの時に便利)






それでは詳細ということで、最初にADV150の各部分を見ていきましょう。このリアサスは優秀。さすがリザーブ付。荒れた路面の段差を柔らかく受け止めます。



最初は固目でしたが、馴染んできたシート。シート表面の仕上げがやや滑りやすいですが、長距離走行でもお尻が痛くならない雰囲気。



LEDヘッドライトは、周りから見るとピカ~と光っていますが、夜間走行は意外と暗いところ。さらに照らしている部分には明暗があり、「まだら模様」となります。^^



ABS付のウェーブ形状のフロントブレーキ。ABSはフロントのみで、リアはABS無し。ガツンと効くブレーキではなく、ジワっと効くブレーキです。



以前のBW'S125(マジェS、シグナスXも同じ)よりも、はるかに給油しやすい給油口。されど「外した燃料キャップはどこに置くの?」と、一工夫欲しいところ。



シート下トランクは、やや小さめ。サイトによってはフルフェイスが入るように紹介されていますが、まず不可能。オープンタイプ(ジェット型)でも、入るのは限られます。収納できるかを確認してから、ヘルメットを購入しましょう。(^^)



見やすく死角が少ない形状のミラー。



凝った形状のタンデム用ステップ。他のパーツもそうですが、ADV150の各パーツはクオリティが高いです。



フロント左・グローブBOX内のDC電源(12V・1A)。未だ使ったことがありません(^^)。2Aであればスマホへの充電も速いのに、惜しまれるところ。



PCXもそうですが、アルミ・スイングアームに感動。親父ライダーにとっては、アルミ・スイングアームは憧れです。^^



続いて、総合的なADV150のインプレです。基本、下取りに出した原二スクーターであるBW'S125(シグナスXも同じかと)との比較になります。箇条書きで紹介すると、

1 単気筒ですから一定のドコドコ感はありますが、極めてスムーズなエンジン。エンジン音と振動で気分が高まり、走っている感はBW'S125の方が上ですが、同じように加速した場合、ADV150の方が+10km/hほど上回っています。

2 ACGスターターのエンジンは、セルを回した時の「キュル」という音が無く、いきなりエンジンが始動するのが新鮮。

3 BW'S125はやはり原付スクーターですが、ADV150は250スクーターの小型版というところ。乗り味はドッシリ感があり、ワンクラス上の乗り心地。

4 反面、コーナリングは、やや粘りがある感じ。タイヤの柔らかさと太さ(130巾)が関係しているのか、原付スクーターのようなクルクル感はありません。

5 高速走行は、90km/h巡行までが無難。100km/h超えも十分に可能ですが、エンジンのOIL量は僅か1L弱。無理は禁物です。走行車線を流して走るには問題ありません。

6 燃費は、通勤だけだと40Km/L弱。それでもBW'S125の30Km/L弱よりも向上。ガソリンタンクも6Lから8Lに増加したこともあり、給油回数が大幅に減りました。

7 スマート・キーは、やはり便利。ポケットに入れ放しでも使えます。それだけ、落とす・失くす可能性が少ないです。

最後に総括というのも僭越ですが、ADV150は他の150スクーターと比べ高価なものの、各パーツ類の品質も高く、その価値は十分にあるバイクです。前述のとおり原二スクーターの排気量UP版ではなく、250スクーターの小型版というところ。

久しぶりのHONDAバイクでしたが、とにかく決定的に悪いところがなく全てが「80点以上」です。反面、そこがHONDAバイクらしく「味気ない。面白くない」と思われる方もおられるでしょう。しかしながら、私的には「バイクって、これ一台でエエやん」と納得させるバイクだと言えます。
コメント (10)
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