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徳島旅行その2

2011-07-24 00:16:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 轟の滝を諦めた私は、帰りは同じ道だとつまらないと思い、国道195号線をロープウェイのところで北へ曲がり、県道19号へ。途中1車線しかなかったりしてスリル満点でしたが、道の横を流れる那賀川がこれまた風情のあるいい川!(今後も、徳島の川の良さに、再三感心させられることになります。)午後6時前には無事に徳島駅前の東急インに到着することができました。
 予定よりも早く宿に着くことができたので、本来なら明日行こうと思っていた眉山ロープウェイに行くことを決意。餃子の王将で生ビールセットとチャーハンで腹を満たした後、駅前から徒歩10分というロープウェイ乗り場へいざ出発、と思ったのですが、そこへビルに反響する阿波踊りの音が! 少し歩くと、何と徳島駅から眉山へと至る途中にある新町橋のほとりの藍場浜公園で、子供たちが阿波踊りの練習の真っ最中なのでした! 生の太鼓と笛の音と掛声が飛び交う中、小学生から中学生ぐらいであると思われる女の子と男の子が先生の指導の元、見事な阿波踊りを踊っていて、足を停め、しばし見入ってしまう私。隣では大人のチームも練習していましたが、リズムは子供たちの方が早く、また女の子の動きも、大人とは違ってなよなよせず、かと言って色気はしっかり感じさせる動きで、その魅力に完全にノックアウトされました。後になって知ったのですが、8月中旬の本番に向けて、毎年6月の初め頃から屋外での練習を始めるらしく、この時期に徳島を訪れて大正解だったと思った次第です。
 眉山ロープウェイの乗り場は、徳島駅から線路に対して直角に進む大路の突き当たりにある5階建ての美しいビル「阿波踊り会館」の5階にあり、往復1000円。山頂の展望台では、夜風に当たりながら、美しい徳島市内の夜景が堪能でき、大鳴門橋から黒々と横たわる吉野川の様子まで見てとることができました。帰りは阿波踊り会館の1階のお土産屋さんで、母へのと職場の同僚の皆へのと2つのお土産を早々とゲット。時間が遅く、貸し切り状態だったので、店員さんと相談して、いい土産を選ぶことができました。ということで、1日目が終了。轟の滝に行けなかったのは残念でしたが、天気のことを考えれば致し方なかったかもしれません。徳島三名滝と言われる大釜の滝、雨乞いの滝とともに、そのうちまた改めて訪ねようと考えながら、眠りに落ちた私でした。
 さて2日目。早く目が覚めた私は、予定を早めてホテルを出発。徳島自動車道(高速道路)で阿波パーキングエリアに向かい、まずそこから歩いて行ける「阿波の土柱」を見物。そして今日のメイン、剣山登山へと向かいました。美馬ICで徳島自動車道を降り、そこから国道438号線をひたすら南下。道はどんどん細くなり、舗装はされているものの1車線の部分が多く、しかも曲り角だらけですが、点在する集落を抜け、途中崖下に広がる穴吹川がこれまた美観だったりして、運転していて決して飽きることはありません。1時間ほどすると剣山ドライブウェイと呼ばれるくねくね道に入り、眼下には四国山脈の山並みが広がり始めます。耳にはヒグラシの合唱が! そしてやっと剣山登山リフトに到着。ドライブで消耗した体力を回復するために、売店で飴を買ってから、いよいよリフトへ。830mの高低差を15分で登ってくれるリフトのおかげで、その後はゆっくり登って40分で頂上へ。たまたまこの日はガスがかかっていて、視界がほとんどなく、大山まで見えるという景色を堪能することはできませんでしたが、代わりに幽玄な世界を味わうことができました。リフト降り場から頂上までの登山道は、整備されているとともに自然林の素晴らしさが味わえ、この季節だと高山植物のかわいい花々も楽しめて、天気のいい日にまた訪れてみたいと思わせる、そんな魅力的な道でした。
 リフトでまた麓まで降り、来た道を逆方向に美馬まで帰ったのですが、途中休憩のために車を停めたところ、そばで店番をしていたおばあちゃんに「お茶、飲んでいきな」と声をかけてもらい、思わず一服。暑い最中に一人でバラックのお店番をされていたおばあちゃん。お菓子や飴まで勧めてくれ、恐縮した私がお店の佃煮を二つ買わせてもらうと、裏に掛け流しにされていた清流がおいしいと言って、2リットルのペットボトルに一杯に詰めてくれた上、採りたてのキュウリまでお土産にしてくれました。(またまた明日へ続きます‥‥)

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/