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オリヴァー・ストーン監督『野蛮なやつら/SAVAGES』その4

2014-05-07 06:26:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 『“赤の女王”が夕食に招待‥‥。(赤い月)孤独なのだろう』。Oはエレナに「現実の世界を体験したくて大学を辞めた」エレナ「将来のこと考えた?」「なぜ、この商売を?」「愛する夫が殺されたので、この立場を継いだ。仕方がなかった。双子の息子も殺され、残った息子と娘が心の支え」「あなたの希望は死んだ。私の希望は生きてる」「必要なら2人を殺す」「2人に手出しできるのは私だけ」「本当に信じてるの? 2人はあなたよりお互いを愛してる。だからあなたを共有できる」。
 両手を縛られ、吊るされてラドに鞭打たれるアレックス。「エレナ! やめてくれ!」「お前はエル・アズールに17回も電話したな?」「してない」「鞭打ち10回」。口を押さえるベン。アレックス、片目を既に潰されている。許しを請うアレックス。ラド「妻子には保険金が入る。だが、シラを切るなら、妻子も切り刻む。答えは?」「そうだ、私だ」。エレナ、ラドに「弱い方。“悪く思うな氏”に始末させて」。エレナ、Oに「あの2人は私の手下が裏切り者だと言ってる。正義を下さねば」。アレックス、ガソリンをかけられる。ラド「楽に死なせたいが、悪い前例になる」。ベンに火をつけさせる。O「やめさせて!」エレナ「見なさい」。炎に包まれるアレックス。
 チョン「ブッダについてダライ・ラマが言ってる“より大きな暴力を阻止するには、先手を打て、早く”と。アレックスは人を拉致し、拷問し、殺してた」ベン「俺たちもだ。デニスは俺たちに嘘を。アレックスはエレナの娘マグダの名で命乞いをした。娘は生きてるんだ。デニスは知ってる。300万足りない。だが強奪は無理だ。デニスに吐かせよう。誘拐してOと交換だ」
 デニスの自宅をラド訪れる。幼い2人の娘を2階へやるデニス。デニス「家中に監視カメラがある」ラド「お前らを殺したら、家を燃やす」「裏切り者はもう始末したんだろ?」「(デニスの手に巻かれた包帯を見て)ケガしたのか? なぜあの2人に情報を流した?」。今まで協力してきたろと、とぼけるデニス。「お前が2人に情報を流した」「エル・アズールじゃないのか?」「違う」「なぜ分かる?」「今、俺は奴と組んでる。2日前からだ」「お前以外の情報は流した。あの2人がここまでやるとは思わなかった。(疑うラド)信じろ。娘が2人、妻は末期癌だ」「奴らは俺の300万を奪った。返してくれ!」「エル・アズールは信用できるか? エレナは簡単に折れない。300万は彼女の金だろ」「うるせえ、てめえのせいだぞ。俺の金を取り返せ」「金は取り返すからOを早く戻せ。彼女はどこに」「エレナの家だ」「メキシコ?」「米国。先住民居留地だ。娘に会いに来てる。命令ばかりで嫌な女だ」「こいつはすごい情報だ」「居留地だ。法が及ばない」「何とかする。任せとけ。あの2人、300万を何に使うか分かるか? エレナに渡すんだ。その前にあいつらにマグダを売る。金は山分け。エレナはほっとけ。いいな?」。
 『デニスは300万、2人はマグダが狙い。デニスの方が有利だ』。浜辺でデニス、ベンらに「お前らをぶっ殺したい。娘たちが脅された」チョン「泣き言はよせ」ベン「マグダはどこだ?」「見返りは?」「言わないと殺すぞ」「エレナも俺を狙う」「教えれば100万やる。女房はあきらめ、娘たちと逃げろ」「300万だ」「じゃ吐け」「先に金だ」「車にある」「取って来い」。ベン、席立つ。
 車中のマグダの護衛、チョンが首をかっ切る。『2人はカルテルの手口をマネた。相手にとって大事な人間をさらう』。マグダの誘拐に成功。狭い箱に入れられたマグダの映像に動揺するエレナ。O、連れられて来る。「猿ぐつわを取れ」。O、話せるように。チョンとベン「元気にしてるか?」O「あなたたちは?」「頑張れ、助けに行く」エレナ「望みは何?」「黙ってろ。あんたはもうボスじゃない。俺たちだ。分かったか?」「分かった」「娘とOを交換する。金の支払いはなし。今後、何の関係もない。いいな?」「分かったわ。大事なのは娘だけよ」「感動的だぜ。あんたの言ったことが本当かどうか、証明してみせろ。Oを連れて来い。場所と時間は指定する。あんた1人で来い。少しでも問題が生じたら、娘は悲惨な死に方をする」「指定に従うわ」仮面取り「また連絡する」箱に娘を閉じ込めたまま、2人は去る。(また明日へ続きます‥‥)

 →「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/