先々日のことですが、私の留守中に不機嫌そうな女性が訪ねてきて、インターネットでできる国勢調査の資料を母に渡して帰っていったとのことで、さっそく私はネットで国勢調査への記入を始めたのですが、女性が置いていった資料にも、そこで指定されているサイトにも、詳しいQ&Aなどまったく見当たらず、母と私の2世帯同居の場合はどうなるのだろうと、さっそく資料に記載のある有料のナビダイヤルに電話したところ、年配の男性が出てきて、「大丈夫ですよ。2世帯までなら、入力できるようになっていますから」と言うので、また入力を再開したところ、今度は世帯主1人を選ぶ画面が出てきて、私のうちのように2人別世帯同居の場合はどうなるのだろうと、またナビダイヤルに電話したところ、今度は落ち着いた感じの中年女性が出てきて、ここで言う世帯に関する定義をとうとうと述べだし、世間で言う2世帯同居とここで言っている2世帯同居の違いを述べるので、私はまた電話を切って、入力を再開したのですが、今度は世帯主が家事しかしていない年金生活者について無職のままで入力を進めていくと、いくらやってもアラーム表示が出てくるので、またまた3度目のナビダイヤルに電話すると、今度は若いかわいい声の女性が出てきて、それはシステム上の不備で、そういう方は紙で提出してほしいと言うのでした。私はここに至って切れてしまい、「日ごろ税金を払っているのに、分からないことが出てくると、いちいち有料のナビダイヤルに電話させるなんて、国勢調査は国のどこが行っているんですか?」と訊くと、女性は「法務省です」と消え入るような声で答え、私は「あなたはどういう身分の人なんですか? 法務省の役人なんですか?」と詰め寄ると、彼女は国から仕事を委託された民間のコールセンターの者だと言い、あとは「申し訳ありません。申し訳ありません」と平身低頭し始めたので、私は「自分はクレーマーじゃありませんが、こんな不親切なサイトを立ち上げ、その上で分からないことがある場合は有料のナビダイヤルに電話させるなんて、ひどい話じゃないですか。国への苦情はどこへ言ったらいいんですか?」と言うと、彼女は「私どもに言ってください」と答えるので、「でもあなたに言っても、それはあなたで止まってしまい、上にはいかない訳ですよね」と言うと、彼女は「はい、そうです。申し訳ありません」と、もう消え入るような声で謝るばかりなので、ここに至ってさすがに私も彼女に同情し始め、「あなたは謝る必要なんてありません。あなたも国の被害者ですよ。これからも私のような電話が何件も来るかもしれないけれど、大変な仕事、頑張ってくださいね」と言って電話を切ったのですが、彼女は最後まで「申し訳ありません。申し訳ありません」と言うばかりでした。こんな不愉快な出来事は久しぶりに味わった気がして、こちらにも書かせていただいたのですが、官僚のやることの尊大さ、苦情は税金を使って雇った他の人に処理させている現在の国のシステムを改めて知り、税金の無駄遣いもむべなるかなと考えた次第です。今も彼女が電話を通して誰かに謝っていると思うと、本当が痛むと同時に、国に怒りを覚える私なのでした。
さて、前書きが長くなってしまいましたが、昨日の続きです。
ある日、私たちの前に、ドラモンド(ジョン・ヴォイド)というG・ベネフィット社の代理人の弁護士が現れ、5万ドルで和解しようと言ってきますが、彼が席を外している間に私は別の代理人と7万5千ドルで和解しようと口約束します。
その夜、判事が死に、新たな判事が黒人で公民権派の元弁護士になり、私たちは喜びます。
審理を急ぐ保険会社側に、急ぐのはバカらしいと言い放つ判事。
ある日、判事がダニーの家に現れ、家の裏庭でダニーの証言が得られます。1時間千ドル以上の弁護料を取る弁護士を相手にすると意気込む私たち。その一方で、私はケリーと映画館で密会します。
私は保険会社側にクリーブランドまで呼び出され、保険会社の査定係のレマンジックに先ず発言を求めますが、彼女は既に依願退職したと言われ、次に挙げたクロキットは定期的な解雇に会って、やはりもういないと言われます。いつから堕落したんだとドラモンドに言う私。(また明日へ続きます……。)
先々日のことですが、私の留守中に不機嫌そうな女性が訪ねてきて、インターネットでできる国勢調査の資料を母に渡して帰っていったとのことで、さっそく私はネットで国勢調査への記入を始めたのですが、女性が置いていった資料にも、そこで指定されているサイトにも、詳しいQ&Aなどまったく見当たらず、母と私の2世帯同居の場合はどうなるのだろうと、さっそく資料に記載のある有料のナビダイヤルに電話したところ、年配の男性が出てきて、「大丈夫ですよ。2世帯までなら、入力できるようになっていますから」と言うので、また入力を再開したところ、今度は世帯主1人を選ぶ画面が出てきて、私のうちのように2人別世帯同居の場合はどうなるのだろうと、またナビダイヤルに電話したところ、今度は落ち着いた感じの中年女性が出てきて、ここで言う世帯に関する定義をとうとうと述べだし、世間で言う2世帯同居とここで言っている2世帯同居の違いを述べるので、私はまた電話を切って、入力を再開したのですが、今度は世帯主が家事しかしていない年金生活者について無職のままで入力を進めていくと、いくらやってもアラーム表示が出てくるので、またまた3度目のナビダイヤルに電話すると、今度は若いかわいい声の女性が出てきて、それはシステム上の不備で、そういう方は紙で提出してほしいと言うのでした。私はここに至って切れてしまい、「日ごろ税金を払っているのに、分からないことが出てくると、いちいち有料のナビダイヤルに電話させるなんて、国勢調査は国のどこが行っているんですか?」と訊くと、女性は「法務省です」と消え入るような声で答え、私は「あなたはどういう身分の人なんですか? 法務省の役人なんですか?」と詰め寄ると、彼女は国から仕事を委託された民間のコールセンターの者だと言い、あとは「申し訳ありません。申し訳ありません」と平身低頭し始めたので、私は「自分はクレーマーじゃありませんが、こんな不親切なサイトを立ち上げ、その上で分からないことがある場合は有料のナビダイヤルに電話させるなんて、ひどい話じゃないですか。国への苦情はどこへ言ったらいいんですか?」と言うと、彼女は「私どもに言ってください」と答えるので、「でもあなたに言っても、それはあなたで止まってしまい、上にはいかない訳ですよね」と言うと、彼女は「はい、そうです。申し訳ありません」と、もう消え入るような声で謝るばかりなので、ここに至ってさすがに私も彼女に同情し始め、「あなたは謝る必要なんてありません。あなたも国の被害者ですよ。これからも私のような電話が何件も来るかもしれないけれど、大変な仕事、頑張ってくださいね」と言って電話を切ったのですが、彼女は最後まで「申し訳ありません。申し訳ありません」と言うばかりでした。こんな不愉快な出来事は久しぶりに味わった気がして、こちらにも書かせていただいたのですが、官僚のやることの尊大さ、苦情は税金を使って雇った他の人に処理させている現在の国のシステムを改めて知り、税金の無駄遣いもむべなるかなと考えた次第です。今も彼女が電話を通して誰かに謝っていると思うと、本当が痛むと同時に、国に怒りを覚える私なのでした。
さて、前書きが長くなってしまいましたが、昨日の続きです。
ある日、私たちの前に、ドラモンド(ジョン・ヴォイド)というG・ベネフィット社の代理人の弁護士が現れ、5万ドルで和解しようと言ってきますが、彼が席を外している間に私は別の代理人と7万5千ドルで和解しようと口約束します。
その夜、判事が死に、新たな判事が黒人で公民権派の元弁護士になり、私たちは喜びます。
審理を急ぐ保険会社側に、急ぐのはバカらしいと言い放つ判事。
ある日、判事がダニーの家に現れ、家の裏庭でダニーの証言が得られます。1時間千ドル以上の弁護料を取る弁護士を相手にすると意気込む私たち。その一方で、私はケリーと映画館で密会します。
私は保険会社側にクリーブランドまで呼び出され、保険会社の査定係のレマンジックに先ず発言を求めますが、彼女は既に依願退職したと言われ、次に挙げたクロキットは定期的な解雇に会って、やはりもういないと言われます。いつから堕落したんだとドラモンドに言う私。(また明日へ続きます……。)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
さて、前書きが長くなってしまいましたが、昨日の続きです。
ある日、私たちの前に、ドラモンド(ジョン・ヴォイド)というG・ベネフィット社の代理人の弁護士が現れ、5万ドルで和解しようと言ってきますが、彼が席を外している間に私は別の代理人と7万5千ドルで和解しようと口約束します。
その夜、判事が死に、新たな判事が黒人で公民権派の元弁護士になり、私たちは喜びます。
審理を急ぐ保険会社側に、急ぐのはバカらしいと言い放つ判事。
ある日、判事がダニーの家に現れ、家の裏庭でダニーの証言が得られます。1時間千ドル以上の弁護料を取る弁護士を相手にすると意気込む私たち。その一方で、私はケリーと映画館で密会します。
私は保険会社側にクリーブランドまで呼び出され、保険会社の査定係のレマンジックに先ず発言を求めますが、彼女は既に依願退職したと言われ、次に挙げたクロキットは定期的な解雇に会って、やはりもういないと言われます。いつから堕落したんだとドラモンドに言う私。(また明日へ続きます……。)
先々日のことですが、私の留守中に不機嫌そうな女性が訪ねてきて、インターネットでできる国勢調査の資料を母に渡して帰っていったとのことで、さっそく私はネットで国勢調査への記入を始めたのですが、女性が置いていった資料にも、そこで指定されているサイトにも、詳しいQ&Aなどまったく見当たらず、母と私の2世帯同居の場合はどうなるのだろうと、さっそく資料に記載のある有料のナビダイヤルに電話したところ、年配の男性が出てきて、「大丈夫ですよ。2世帯までなら、入力できるようになっていますから」と言うので、また入力を再開したところ、今度は世帯主1人を選ぶ画面が出てきて、私のうちのように2人別世帯同居の場合はどうなるのだろうと、またナビダイヤルに電話したところ、今度は落ち着いた感じの中年女性が出てきて、ここで言う世帯に関する定義をとうとうと述べだし、世間で言う2世帯同居とここで言っている2世帯同居の違いを述べるので、私はまた電話を切って、入力を再開したのですが、今度は世帯主が家事しかしていない年金生活者について無職のままで入力を進めていくと、いくらやってもアラーム表示が出てくるので、またまた3度目のナビダイヤルに電話すると、今度は若いかわいい声の女性が出てきて、それはシステム上の不備で、そういう方は紙で提出してほしいと言うのでした。私はここに至って切れてしまい、「日ごろ税金を払っているのに、分からないことが出てくると、いちいち有料のナビダイヤルに電話させるなんて、国勢調査は国のどこが行っているんですか?」と訊くと、女性は「法務省です」と消え入るような声で答え、私は「あなたはどういう身分の人なんですか? 法務省の役人なんですか?」と詰め寄ると、彼女は国から仕事を委託された民間のコールセンターの者だと言い、あとは「申し訳ありません。申し訳ありません」と平身低頭し始めたので、私は「自分はクレーマーじゃありませんが、こんな不親切なサイトを立ち上げ、その上で分からないことがある場合は有料のナビダイヤルに電話させるなんて、ひどい話じゃないですか。国への苦情はどこへ言ったらいいんですか?」と言うと、彼女は「私どもに言ってください」と答えるので、「でもあなたに言っても、それはあなたで止まってしまい、上にはいかない訳ですよね」と言うと、彼女は「はい、そうです。申し訳ありません」と、もう消え入るような声で謝るばかりなので、ここに至ってさすがに私も彼女に同情し始め、「あなたは謝る必要なんてありません。あなたも国の被害者ですよ。これからも私のような電話が何件も来るかもしれないけれど、大変な仕事、頑張ってくださいね」と言って電話を切ったのですが、彼女は最後まで「申し訳ありません。申し訳ありません」と言うばかりでした。こんな不愉快な出来事は久しぶりに味わった気がして、こちらにも書かせていただいたのですが、官僚のやることの尊大さ、苦情は税金を使って雇った他の人に処理させている現在の国のシステムを改めて知り、税金の無駄遣いもむべなるかなと考えた次第です。今も彼女が電話を通して誰かに謝っていると思うと、本当が痛むと同時に、国に怒りを覚える私なのでした。
さて、前書きが長くなってしまいましたが、昨日の続きです。
ある日、私たちの前に、ドラモンド(ジョン・ヴォイド)というG・ベネフィット社の代理人の弁護士が現れ、5万ドルで和解しようと言ってきますが、彼が席を外している間に私は別の代理人と7万5千ドルで和解しようと口約束します。
その夜、判事が死に、新たな判事が黒人で公民権派の元弁護士になり、私たちは喜びます。
審理を急ぐ保険会社側に、急ぐのはバカらしいと言い放つ判事。
ある日、判事がダニーの家に現れ、家の裏庭でダニーの証言が得られます。1時間千ドル以上の弁護料を取る弁護士を相手にすると意気込む私たち。その一方で、私はケリーと映画館で密会します。
私は保険会社側にクリーブランドまで呼び出され、保険会社の査定係のレマンジックに先ず発言を求めますが、彼女は既に依願退職したと言われ、次に挙げたクロキットは定期的な解雇に会って、やはりもういないと言われます。いつから堕落したんだとドラモンドに言う私。(また明日へ続きます……。)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)