昨年から父が弱り、畑が荒れています。
父は他の人にお願いして無理に作ることを良しとせず、そのままの状態でしたが、
家の後ろに住む連理さんから、ジャガイモだけでも植えてみたらどうか?といわれました。
数日前、硬くなった畑 3メートル×4メートルだけ、鍬を入れ、土をやわらかくしました。
実家の畑のほんの一部です。
昨日は続きの作業をしました。肥料を巻き、さらに鍬をいれ柔らかくしました。
父の耕耘機は部品が足りず取り寄せ中で使用できません。
それで連理さんがご自分の耕耘機をかけてくださり、
さらに土を細かくすることができました。
ジャガイモを植える場所は、測量までは必要ありませんが、
整地した後、畑にあぜ道と、植える間隔を考えて、大まかな設計図をあたまに描いて、
畑にしるしをつけいかなくてはいけません。
あせ道をつくり、植えるところに鍬で穴を掘り、48株の種イモを植えました。
連理さん曰く
お父さんはもっと丁寧にきっちり図って、株を植えんさるから、
横で見ていたら、それではだめと言んさるだろうが、
植えることの方がだいじだから、それでええ。
私はかなり、ガサツに作業をしていたのだと思います。
やさしい方です。本当に。
ほんの12平方メートルの畑ですが、かなりの作業でした。
大きな畑での農作業はもっと大変なはずです。
つい最近まで、800株の白菜を植えたり、
数百単位で作物を育てていた父に敬服しています。
また、農家の方のご苦労は並大抵ではないということを
身を以て感じております。
大きなことはできないでしょうが、
やれる範囲でなにかすこしずつ作ってみるのも良いかと思います。
ねこぐるま、おいこ、鍬、長靴
いまでは私の大事な作業道具です。