森光子の集大成本に戦前、
戦中の秘蔵写真
1月26日10時2分配信 日刊スポーツより転載
森光子(88)が25日、芸歴74年で初めての本「女優森光子 大正・昭和・平成-八十八年激動の軌跡」(集英社)の出版会見を行った。篠山紀信氏が撮った「放浪記」の舞台と裏側の珍しい写真に、森の事務所で35年ぶりに見つかった戦前・戦中の秘蔵写真、ビートたけし、王貞治氏ら著名人メッセージなどが満載。森は「過去を見てくださいというのは恥ずかしい気もしますが、知っていただければうれしい。全国にいる『放浪記』ファンの方も、この本でいろんなことが分かってくれると思います」。 「放浪記」は5月の帝劇公演で2000回を突破するが「人間は老いますし、自分でもどういうふうな引き際というか、どうすればいいのか考えていないことはありません」と、珍しく、公の場で引き際を口にした。その一方で「お客さんがずーと満員で、まだ見ていらっしゃらない方もいるので、そこにも持っていきたい。今、一生懸命考えています」と悩める胸中を明かした。 |
最終更新:1月26日10時2分