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母の日によせて、こんなことが出ていましたよ

2010-05-09 | 市民のくらしのなかで

 しんぶん赤旗・きょうの潮流覧


 きょうは「母の日」です。いまの「母の日」は、103年前のアメリカでおこり日本に伝わった、といいます

▼アンナ・ジャービスという女性が、南北 戦争で傷ついた兵士を助ける運動に熱心だった母アンをしのび、教会で集いを開き白いカーネーションを配った―。「母の日」のいわれです。ただ、もっと前に 「母の日」を唱えた人もいます

▼ジュリア・ウォード・ハウ。「女性に参政権を」「奴隷の解放を」と求めた人です。彼女は、南北戦争が終わり5年たった 1870年、子どもや夫を二度と戦場に送らないため「母の日」を、と訴えました

▼日本共産党の志位委員長が、初めて訪れたアメリカで感じたそうです。「ア メリカは草の根の民主主義の伝統が深い国だ」と。ハウの活動や「母の日」の誕生も、草の根民主主義の伝統を物語るのでしょう

▼さて、そのアメリカでの志位 さん。まるで“志位首相か”と思わせるような働きぶりでした。核不拡散条約(NPT)再検討会議の議長や国連の代表、各国大使や米議会の議員と次つぎ会 い、わが国の悲願である核兵器廃絶への努力と協力を求める。国務省では、米軍の普天間基地をめぐる沖縄の人々の意思を伝える…

▼本来なら、日本の首相はこ うでなくては困ります。考えてみれば、明治時代の自由民権運動の流れも受けつぐ日本共産党は、わが国の草の根民主主義の伝統をになってきた党だと自負でき ます。そんな党だから人々の願いを代表して行動できる、と思っても許されるでしょう。

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