北朝鮮問題に対する、日本政府とマスコミの「悪質なミサイル攻撃宣伝」をやめ、正確な報道をすべきである!
国交を結んでいないから、疑心暗鬼と妄想的悪質宣伝を平気でする間違いを犯す。
私は、みなさんと力をあわせて「日朝友好」と世界平和実現のために努力してきました。
今年3月11日から22日まで行われた米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」は、朝鮮民主主義人民共和国に対する挑発行動であると同時に、北東アジアの平和構築に逆行
するものとして強く反対しています。
いま、北朝鮮・共和国政府は、アメリカの不当な干渉をやめさせるためにと言って「朝鮮戦争休戦協定の破棄を宣言」し、首都ピョンヤンの「外国大使館などに対し外交官らの
退避」を検討するよう呼びかけ、さらに南北協力事業である「開城(ケソン)工業団地の実質的な閉鎖」となる行動をとっていることに対して、アメリカ・日本・韓国が共同して
いっそう「軍事対応」を強め、その根拠を「北朝鮮政府」に責任があると大宣伝しています。日本政府やマスコミは、核弾頭をつんだミサイルが、何十発も日本に飛んでくるか
のような悪質な宣伝ばかりしています。
私は、北東アジアに非核平和地域を実現するための最重要課題として、「日朝国交正常化の実現」と、「日本と朝鮮・韓国国民との友好」を前進させることだと思います。
今北朝鮮が進める軍事的威嚇を全面にした「事態打開策」に対して、この方法で問題を正しく解決することができるのか大変心配しています。
朝鮮民主主義人民共和国指導者が参加して決められた、国際社会の到達した平和的な枠組みとして「2000年の六・一五南北共同宣言、2002年の九・一七日朝平壌宣言、
2005年の6か国協議共同声明」などがあります。
アメリカの軍事的な圧力に対しても、世界の良識ある国々が支持できる適切な平和的対応をされるよう強く希望するものです。
日・朝・韓両国国民の友好がますます発展することを願っています。
おおはし