大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

一種の巨大衝撃波が放たれ、現在地球の軌道を横切っている」とバーガー所長は説明する。

2015-03-18 | 世直し文化・野党共闘


猛烈な太陽嵐発生、電力網や衛星に障害の恐れ

AFP=時事 3月18日(水)10時7分配信


【AFP=時事】米海洋大気局(National Oceanic and Atmospheric Administration、NOAA)は17日、先週末に2回連続で起きた太陽表面での爆発現象「太陽フレア」により強烈な磁気嵐が発生し、地球上の 電力網や通信網に障害が生じる恐れがあると発表した。

【解説】宇宙天気とは何か

 今回の磁気嵐は、強度を5段階で示すNOAAスケールで2番目に強い「G4」レベルとされている。

 NOAA宇宙気象予報センター(Space Weather Prediction Center)のトマス・バーガー(Thomas Berger)所長は「現在われわれは猛烈に強い磁気嵐を経験している」と語った。

 当局によると、すでに米国のアラスカ(Alaska)、ミネソタ(Minnesota)、ウィスコンシン(Wisconsin)、ワシントン (Washington)、ノースダコタ(North Dakota)、サウスダコタ(South Dakota)の各州の住民からはオーロラ(極光)が観測されたとの報告が寄せられており、欧州でも今回の磁気嵐によるオーロラが日没までに見られる見込 みという。

 磁気嵐は、3月15日に2回にわたり起きた太陽コロナの巨大爆発現象が原因で発生した。「これら2つの爆発は合体して1つの爆発となり、これによって一種の巨大衝撃波が放たれ、現在地球の軌道を横切っている」とバーガー所長は説明する。

 今回の爆発の力で放たれた衝撃波は、地球を直撃ではなく、かすめる程度のものだった。だが、磁気嵐の強度と移動速度は予想をはるかに上回ったと、宇宙気象予報センター主席予報官のボブ・ラトリッジ(Bob Rutledge)氏は指摘している。

 同氏は記者会見で「当初はG1程度の軽微レベルの磁気嵐が昨日(16日)または今日(17日)の遅くに始まると予測していた」「だが実際には、磁気嵐の 到着は予想より約14~15時間早かった」「磁気嵐の強度も、当初の予想をはるかに上回る強さになっている」と語った。宇宙気象予報の誤差範囲は通常、時 間帯で7時間、強度レベルでプラスマイナス1だという。

 G4レベルの磁気嵐は頻繁に発生している。直近のG4磁気嵐は2013年末に記録された。ラトリッジ氏によると、さらに強いG5レベルの磁気嵐は、はるかにまれな現象で、最後に検出されてからすでに10年以上経過している。

 バーガー所長によると、これまでのところ当局は停電の報告は受けておらず、磁気嵐に伴う「太陽放射嵐」の兆候もみられないという。「これは少し異例だ」 とバーガー所長は話す。「今のところ、地球軌道内の太陽放射レベルは許容範囲内にあるので、人工衛星や航空機に対する脅威は存在しない」という。

 NOAAによると、G4レベルの磁気嵐は「広範囲に電圧制御問題を引き起こしたり、一部の保護システムに誤作動を生じさせ主要資産が電力網から遮断され る事態を起こしたりする可能性がある」という。今回の磁気嵐は24~36時間継続するとみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新基地を往復する おびただしい数のオスプレイが 名護市民の頭上を飛んでいく

2015-03-18 | 日本共産党ホームページより

どこが「沖縄の負担軽減」か 

飛び交うオスプレイ、強襲揚陸艦接岸答えられず

参院予算委 山下書記局長が質問

辺野古新基地建設中止 普天間基地閉鎖・撤去を

 

 

 日本政府が建設強行を狙う沖縄県名護市辺野古の米軍新基地が、米軍殴り込み部隊の巨大な出撃拠点となることがあらためて浮かびあがりました。日本 共産党の山下芳生書記局長は17日の参院予算委員会で質問に立ち、安倍政権が新基地建設によって「沖縄の負担軽減に資する」としている根拠を一つ一つ突き 崩しました。 


写真

(写真)質問する山下芳生議員=17日、参院予算委

 山下氏は、政府が新基地建設の理由として「普天間基地の危険性除去」をあげていることに対し、「同じ痛みを、同じ沖縄県民に押し付けることはでき ない」(宜野湾市民)との声があがっていることを紹介。「『痛み』は他の場所に移すのではなく、取りのぞくものだ」と主張しました。そのうえで、新基地建設の根拠の一つである「辺野古では騒音が大幅に軽減される」という政府の説明を批判しました。

 山下氏は「今でも辺野古周辺の住民は、ヘリパッド(着陸帯)に離発着するオスプレイの騒音被害を受けている。『騒音を大幅に軽減する』というな ら、こうした訓練はやめさせるべきではないか」と追及。さらに、新基地建設後に予想される飛行経路(図)を示し、「新基地ができると、各地のヘリパッドと 新基地を往復するおびただしい数のオスプレイが名護市民の頭上を飛んでいくことになる。騒音が今以上にひどくなるのは明らかではないか」と指摘しました。

 これに対し中谷元・防衛相は「防音工事など適切に対処する」とのべるだけでした。

 山下氏は、新基地では「基地機能が減り、面積も小さくなる」という政府の主張についても批判しました。

 新基地には、1800メートルの滑走路2本が建設されるとともに、普天間基地にはなかった弾薬搭載エリア、巨大な艦船が接岸できる係船機能付き護岸、タンカーが接岸できる燃料桟橋が建設されます。

 山下氏は、新基地がキャンプ・シュワブ、辺野古弾薬庫と一体で運用されることを、米海兵隊文書「戦略展望2025」が明記していることを暴露し、「『戦略的出撃拠点として機能する』(同文書)巨大な基地に生まれ変わるということだ」と強調しました。

 新基地に建設される係船機能付き護岸に、「殴り込み部隊」の中核となる強襲揚陸艦が接岸しないという保証はあるのか―。山下氏は、すでに大浦湾で米軍の強襲揚陸艦が訓練している事実を示し、「新基地ができたら、利用するのは当たり前ではないか」と迫りました。

 安倍首相は「強襲揚陸艦の運用を前提としていない」と繰り返し、「来ない」という保証も「来させない」という意思も示せず、山下氏は、新基地建設断念と普天間基地の閉鎖・撤去を強く求めました。

図
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする