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よかったヨ! 総理大臣挨拶より10倍ほどよかった!ほとんど原稿に目を落とさず、顔を上げて会場に集まった4900人に語り掛けた。

2017-06-24 | 市民のくらしのなかで

平和の発信誓う 上原さん、平和の詩朗読

 
「誓い~私達のおばあに寄せて」を朗読した上原愛音さん=23日、糸満市の平和祈念公園

 「ここに誓おう。私は、私達は、この国は、この世界は、きっと愛おしい人を守り抜くことができる。この地から私達は、平和の使者になることができる」。慰霊の日の23日に糸満市摩文仁の平和祈念公園で開かれた「沖縄全戦没者追悼式」の会場に、上原愛音さん(17)=宮古高校3年=の朗々とした声が響く。不戦を貫く決意を込めた「誓い~私達のおばあに寄せて」と題した詩に、会場からは共感の拍手が湧いた。

 何度も推敲(すいこう)を重ねた詩の内容は、しっかりと記憶していた。「多くの人と目を合わせたかった」と、ほとんど原稿に目を落とさず、顔を上げて会場に集まった4900人に語り掛けた。合唱団で鍛えた張りのある声に乗せて戦没者を意味する「おばあ」と「おじい」に向け、戦争の悲惨さを語り継ぎ平和を発信することを誓った。

 「戦没者や戦争体験者、そして世界中の1人でも多くの人に届いてほしい」と願いを込めた5分あまりの朗読を終え、達成感をにじませた。戦争体験を継承していく若い世代として「平和学習では、目をそらしたくなる場面や耳をふさぎたくなる場面もたくさんある。でも、そこから逃げてはいけない」と、事実と向かい合う覚悟を口にした

 
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前川氏は、「初めから加計学園に獣医学部をつくらせる結論があって、そのためにさまざまな条件が付け加えられた」と指摘。

2017-06-24 | 科学的社会主義の発展のために

首相は説明責任果たして

前川前次官会見 権力私物化に危機感

 

 安倍晋三首相の友人が理事長の学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)による獣医学部新設計画をめぐり「行政がゆがめられた」と告発している文部科学省の前川喜平前事務次官が23日、日本記者クラブで会見しました。前川氏は、「一部の者のために権力が使われるなら国民の手で正されないといけない。そのために(国民が)事実を知らないといけない」と強調。「安倍首相自ら先頭にたって説明責任を果たしてほしい」と求めました。

 会見で前川氏は、「初めから加計学園に獣医学部をつくらせる結論があって、そのためにさまざまな条件が付け加えられた」と指摘。昨年11月9日の国家戦略特区諮問会議決定などで「広域的に」「平成30年(2018年)4月開学」といった条件をつけたことで、加計学園しか該当できなくなったと述べ、「(規制の)穴のあけ方に問題があった」と批判しました。

 文科省が萩生田光一官房副長官の関与を示す文書を残していることについては、職員が「虚偽を盛り込むことはありえない。中身はほぼ間違いない」「萩生田氏の名前があり、なんらかの関与があった可能性は高い」と語りました。

 また読売新聞が前川氏の私的な行為を報じたことについて、「官邸の関与があったのではないか」と感じていることを紹介。「私以外にも同じことが起きていれば大変。監視社会化が進み、権力が私物化され、メディアまで私物化される社会の入り口に(日本が)たっているのではないかと危機感を持っている」と述べました。

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防衛省は来年度予算でTHAAD関連予算はなくし、イージス・アショアの導入関連費用のみを入れてほしいと要請する方針だ。

2017-06-24 | 科学的社会主義の発展のために

日本はTHAAD配備を保留…「イージス・アショア」導入へ

登録 : 2017.06.23 20:51 修正 : 2017.06.24 07:20 

防衛省、イージス・アショア予算のみ要請 
THAADは費用対効果が低いと見たもよう

慶尚北道星州のゴルフ場跡地にTHAAD装備が搬入されている=星州/キム・ソングァン記者//ハンギョレ新聞社

 日本の防衛省がTHAAD(高高度防衛ミサイル)の導入を保留し、代わりに「イージス・アショア」を導入することにした。

 

 防衛省がイージス艦ミサイル防御システムを陸上に配置する形式であるイージス・アショア配備関連費用を来年度予算に反映することを政府に要求することにしたと朝日新聞が23日、匿名の政府関係者の話を引用して報道した。日本政府の今年の予算には、THAADとイージス・アショアの両方を導入することを念頭に置いた事前調査費用が計上されていた。

 

 だが、防衛省は来年度予算でTHAAD関連予算はなくし、イージス・アショアの導入関連費用のみを入れてほしいと要請する方針だ。防衛省は来月、日本BMD(弾道ミサイル防御システム)としてイージス・アショアが適当という意見を正式に決めると見られると新聞は伝えた。稲田朋美防衛相は来月、ハワイにあるイージス・アショアの実験施設を視察する方案を米国と調整中だ。

 

 

日本がイージス・アショアに導入する予定の迎撃ミサイルSM3ブロック2Aが今年2月米国ハワイで迎撃実験のために発射された際の様子=日本防衛省提供//ハンギョレ新聞社

 防衛省は昨年までTHAADとイージス・アショアの導入を検討してきた。日本の弾道ミサイル防御システムは、これまで海に配置されたイージス艦のSM3ミサイルで大気圏外における1次迎撃を試み、2次的に地上に配置されたパトリオット(PAC-3)ミサイルで大気圏内に進入したミサイルの迎撃を試みるという二段構えの防御システムだった。これに追加で高高度でミサイルを迎撃できる三重の防御システムを備えることを議論してきた。

 

 防衛省が北朝鮮のミサイル防御用に、THAADの代わりイージス・アショア配備に傾いた理由は費用対効果のためだ。

 

 THAADの迎撃半径が200キロメートル程度なのに対して、イージス・アショアに導入予定の迎撃ミサイルSM3ブロック2Aの迎撃半径は1000キロメートルを超えるという。防衛省はTHAAD6基程度の発射台を配備すれば日本全域を防御できるが、イージス・アショアならば発射台2基で可能だと見ている。発射台1基当たりの価格もTHAADは1000億円以上だが、イージス・アショアの発射台1基当たりの価格は800億円程度で済むと見ている。

 

 韓国のTHAADは米軍が配備費用を負担し運用も行う形式だが、日本が導入するイージス・アショアは日本政府が費用を負担し自衛隊が直接運用する。ただし、日本北部の青森と南部の京都に配備されたTHAAD用のエックスバンドレーダーは米軍が運用する。中国が日本のTHAADレーダーに対して強力な報復措置に出ないのには複雑な脈絡がある。韓国に比べて中国大陸との距離が離れており、日本はすでに米国のミサイル防御(MD)システムに編入されていて、両国はTHAAD問題の他にも尖閣諸島(釣魚島)の領有権などをめぐって紛争を行っており、事実上東アジアの覇権をめぐり競争している状況だ。

 

 ある安保専門家は「日本がイージス・アショアに導入しようとしているSM3ブロック2Aは、米国と日本が共同開発する兵器なので、米国が開発したものを輸入するより導入費用が低い。また、海上自衛隊がすでにイージス艦でSM3を運用しているために、運用ノウハウも蓄積されている点も考慮されただろう」と話した。だが、米国と日本が共同開発しているSM3ブロック2Aも性能が完全ではない。NHKは23日、米国が21日にハワイでSM3ブロック2Aによる迎撃実験をしたが、目標物の撃墜に失敗したと伝えた。SM3ブロック2Aの開発は2006年度から進行していて、今年2月の実験では迎撃に成功した。

 

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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