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文大統領は同日「朝鮮半島の平和はまだ暫定的なもの」だとし、「来年は動揺しない恒久的な平和を定着させなければならない」と呼びかけた。

2018-12-21 | 韓国憲法前文・新尹大統領をおう!

文大統領、国防改革プランBの報告に「精巧に発展させるべき」

登録:2018-12-21 00:40 修正:2018-12-21 08:38

 
チョン長官「安保状況の変化に備え 
プランBを発展させる必要ある」 
南北軍最高指揮部間の直通電話設置を推進

 
  文在寅大統領が今月20日午前、ソウル龍山の国防部庁舎で行われた「2019年業務計画」報告で発言している。文大統領は同日、朝鮮半島の安保状況の変化に備えて補完計画(プランB)をさらに精巧に発展させる必要があると述べた//ハンギョレ新聞社

 チョン・ギョンドゥ国防部長官は20日、朝鮮半島の非核化と平和体制構築など「安保環境の変化に応じて国防改革『プランB』を発展させる必要がある」と述べた。

 チョン長官は同日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に「2019年国防部業務計画」を報告した後、記者団に「大統領は、今後朝鮮半島の安保状況が変われば、柔軟に対応できるよう軍事力の建設などに対して補完計画を精巧に発展させていくべきではないかと指摘した」と述べた。文大統領が国防部から「プランB」の樹立計画の報告を受け、これをさらに整えるよう指示したことに対する回答と言える。

 チョン長官は「今すぐこのように補完しろというのではなく、安保環境の変化が渡来するという仮定のもと、いかに進めるのが望ましいかに対する準備も必要という次元」だとし、「私たちもその部分を研究している」と明らかにした。国防部が、朝鮮半島の安保状況の変化に備えたプランBを用意しているというハンギョレ10日付の報道を確認したわけだ。

 文大統領は同日「朝鮮半島の平和はまだ暫定的なもの」だとし、「来年は動揺しない恒久的な平和を定着させなければならない」と呼びかけた。国防部業務報告を終えた文大統領は「9・19軍事合意」の作成と履行を担当した北朝鮮政策課を訪れ、「(板門店共同警備区域の自由往来と)同じようなものが準備されれば、一般市民にも見られるようにするとか、サンティアゴ巡礼の道のような“平和の道”を作り、国民が行けるようにしよう」と述べた。

 国防部は同日の業務報告で、「来年上半期中に南北軍事共同委員会を稼動し、最高指揮部の間に直通電話を設置するなど、南北が軍事懸案を常時論議できる体系を構築する」と明らかにした。戦時作戦権の早期移管のため、8月には韓米共同で初期作戦運用能力(IOC)を検証する計画だ。韓米合同指揮所演習は従来どおり前・後半期に1回ずつ実施するものの、毎年4月に大規模に実施してきた野外機動演習(トクスリ演習)は、参加兵力と装備規模を縮小し、年中実施することにした。戦略爆撃機など米国の戦略資産も参加しないものと予想される。

ユ・ガンムン記者、ソン・ヨンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領に(金委員長が)口頭で話したソウル訪問の約束は必ず履行するという立場を北朝鮮が繰り返し確認している.

2018-12-21 | 韓国ハンギョレ新聞

「北朝鮮、金正恩委員長のソウル訪問約束は必ず履行、繰り返し確認」

登録:2018-12-19 23:37 修正:2018-12-20 07:45

政府高位関係者「答礼訪問の時期議論は進行形」 
金委員長の新年の辞、「核交渉・南北関係持続メッセージ」予想 
26日、鉄道着工式「南北首脳出席の可能性はない」

チョ・ミョンギュン統一部長官(左)が9月13日、国会外交統一委員会に出てイ・ジュテ統一部交流協力局長と答弁の内容を相談している=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の「ソウル答礼訪問」の時期と関連した南北の議論は「一段落しているのでなく、今も進行形」と、政府高位関係者が話した。

 政府高位関係者は18日夕方、記者団と会い「9月の平壌共同宣言に含まれており、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に(金委員長が)口頭で話したソウル訪問の約束は必ず履行するという立場を北朝鮮が繰り返し確認している」として、このように伝えた。この高位関係者は、北側が金委員長の答礼訪問の履行時期と関連して「『近いうちに特別なことがないならば年内』と今も言ってきている」と付け加えた。金委員長の年内答礼訪問は「事実上不可能だ」という大統領府側の発表とは異なり、「年内答礼訪問」を含む金委員長の「早期ソウル答礼訪問」が完全になくなった状況ではないという話だ。

 この高位関係者は、来年1月1日に発表される金委員長の「新年の辞」の方向と関連して「(米国と)非核化交渉を続けていき、南北関係も現在のように維持していく方向で新年の辞が出て来るのではないかと予想する」と話した。続けて「北側はそのようにするので、米国、韓国、国際社会がこうした努力に相応する措置を取ってほしいというメッセージも含まれそうだ」と付け加えた。この高位関係者は、26日に開かれる南北の鉄道・道路連結・現代化着工式に「南北の首脳が参加する可能性はない」と言い切った。

 一方、チョ・ミョンギュン統一部長官は18日午後、送年記者懇談会で「来年2~3月までに朝米非核化交渉が本軌道に乗るかが2020年までの朝鮮半島情勢の進行方向に大きな影響を及ぼすだろう」としながら、朝米双方に積極的な交渉を促した。政府高位関係者は「来年2~3月、米国で新しい議会がスタートし(トランプ行政府を牽制する)本格活動に乗り出す前に、朝米が相互に要求する具体的内容を明らかにし、タイムテーブルを論じる段階まで進まなければ状況が難しくなりかねない」と指摘した。この高位関係者は「朝米は依然として立場の差が大きく信頼が不十分だが、研究と熟慮を積み重ね(以前よりは相互を)よく理解している側面がある」として「(立場の差を)少しずつ狭めつつある」と付け加えた。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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