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うち1個の矮星のリチウム含有量が太陽の31倍にのぼり、矮星のリチウム含有量の記録を更新した。

2022-07-10 | 中国をしらなければ世界はわからない

中国の科学者、

リチウム含有量が極めて豊富な9個の矮星を発見

人民網日本語版 2022年07月08日14:31
 

未成長の黄色矮星の説明図(画像提供は中国科学院国家天文台)

国家天文台の科学研究チームはLAMOST(郭守敬望遠鏡)の中分解能撮像分光放射計により、一度にリチウム含有量が極めて豊富な未成長の9個の恒星(矮星)を発見した。うち1個の矮星のリチウム含有量が太陽の31倍にのぼり、矮星のリチウム含有量の記録を更新した。この巨星に成長していない段階のリチウム含有量が極めて豊富な矮星は非常に稀で、天文学者はこれまで4個しか発見していなかった。

研究成果はこのほど、国際的な学術誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。これはリチウム含有量が極めて豊富な矮星のリチウムの起源と成長メカニズムなどを解明する上で重要な科学的意義を持つ。

リチウム元素はビッグバン、星間物質、恒星を結ぶ鍵となるものであり、宇宙と恒星の成長における天文学分野の重要課題だ。しかし現代の天文学のリチウムへの理解はまだ大きく限られている。これまで天文学者はごく少数の成長した恒星にリチウム含有量が異常に高い現象を発見した。

だがこの9個の不思議な矮星は、巨星のみならずごく少数の未成長の矮星にもリチウム含有量が異常に多い現象があることを示した。この9つの矮星のリチウム含有量は、いずれも太陽の少なくとも3倍以上だ。観測された証拠によると、大半のリチウム含有量が極めて豊富な矮星にとって、周囲のリチウムを豊富に含む物質の降着が、そのリチウム含有量が異常に多いことの主なメカニズムだが、少数の連星の相互作用の結果も否定できないことが分かった。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年7月8日

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高浜原発3、4号機では2018年以降、細管の外側からの損傷が繰り返し見つかっています。

2022-07-10 | 原発再稼動反対・増設・輸出反対

蒸気発生器細管に損傷

高浜原発4号機、計12本

 関西電力は9日、定期検査中の高浜原発4号機(福井県)の蒸気発生器細管計12本で2次冷却水側(外側)からの損傷が見つかったと発表しました。関電は今後、小型カメラなどによる調査を実施する予定。10月24日の送電開始予定は、今後の調査状況によっては変更の可能もあります。

 関電は、6月8日から実施された4号機定期検査で、3台の蒸気発生器の計9743本の細管を検査。その結果、3台それぞれから細管の減肉が見つかりました。うち10本の減肉率は25~49%程度と評価されており、関電は原子力規制委員会に法令報告しました。蒸気発生器は、タービンを回す蒸気を発生させる装置で、安全上重要な機器。細管の厚さは1・3ミリです。

 高浜原発3、4号機では2018年以降、細管の外側からの損傷が繰り返し見つかっています。関電は、20年11月に4号機で見つかった損傷の調査で、原発の運転で細管表面に発生する酸化物(スケール)が原因と推定。対策として3、4号機蒸気発生器内を薬品で洗浄し、それぞれ昨年3、4月に運転を再開していました。

 3号機は今年3月からの定期検査で計3本の蒸気発生器細管で外側からの損傷が見つかり、当初予定していた5月の送電開始が未定になりました。関電は、12日から3号機蒸気発生器の薬品洗浄を再び実施する予定です。

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