2022年7月21日(木)
治維法国賠同盟と市田副委員長懇談
過去最高の会員数報告
共産党本部
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟の新役員が20日、日本共産党本部を表敬訪問し、市田忠義党副委員長らと、大会の報告をかねて懇談しました。
新会長に選ばれた吉田万三氏は、大会の模様を報告するとともに、どのように次の世代に運動をバトンタッチするかが、今後の大きな課題だと述べました。「地力をつけるためにも、組織の若返りを図っていく。今年を運動の新しい出発点にしたい」と語りました。
田中幹夫中央本部事務局長は、映画「わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯―」(桂壮三郎監督)の上映運動の取り組みに力を入れて、3月~5月までの3カ月で461人の会員を増やしたことを紹介。「現在過去最高の1万6585人の会員数となった。治安維持法問題に決着をつけるには、政権交代を図ることが不可欠だが、そのためには総選挙での市民と野党の共闘を成功させる必要がある。大いに努力したい」と話しました。
市田氏は、大会の成功を祝福するとともに、参議院選挙の結果や今後の党の課題について述べ、その中で若い人たちのこの間の大きな変化について「コロナ禍を経験して、自己責任論の呪縛から解放されて、貧困、学費と奨学金、気候危機やジェンダーなどさまざまな問題に関心を持つようになった。昨年12月から7月19日までで、民青同盟員の拡大が1000人を超えたことは、私たちにとって大きな希望だ。お互いに世代的継承のために努力しましょう」と語りました。懇談には、柳沢明夫法規対策部長、小林亮淳副部長らが同席しました。