2022年7月16日(土)
100年の歴史引き継ぎ宣伝
日本共産党創立100周年を迎えた15日、各地で日本共産党が街頭宣伝を行うとともに、10~30代の若い世代が入党しました。
@札幌
党北海道委員会は、畠山和也(元衆院議員)、金倉昌俊両副委員長が元気いっぱい訴えました。
風が強い札幌駅前。勤務員が「自由と平和つらぬき100年=平和でも、くらしでも、希望が持てる日本に。」と書いたビラを配布。「選挙に行った」と進んで受け取る19歳の青年ら若い通行人の共感が目立ちました。
70代の男性は「共産党は地味だけど、真面目だよね。自民は金権腐敗がひどい。昔はこんなんじゃなかったのに」と嘆きます。
「選挙後もこうやって宣伝している政党は共産党くらいだね」とビラを手にした男性(73)は、「70年安保世代です。北海道大学で学生運動に携わってきました。戦前のような社会に向かっているようで恐ろしい。無党派ですが、反戦平和に揺るがない共産党には頑張ってほしい」とエールを送りました。
100の数字に赤い星を付けた手作りマスクをした金倉氏は「反戦平和、自由と民主主義を願う多くのみなさんと歩んできた100年です。これからもみなさんと歩んでいきます」と表明しました。
畠山氏は、日本共産党が共同の力で社会変革を進めてきたと強調し、「2015年以来、市民と野党の共闘を誠実に実行してきた党を強く大きくするために力を貸してください」と呼びかけました。
@東京・港
党東京都港区議団と党港地区委員会は、JR田町駅前で参院選の結果を報告し、自由・平和を貫いた100年の歴史を引き継ぎ、新たな決意を訴える「党創立記念宣伝」を行いました。福島宏子、熊田ちづ子の両区議、野口ひろき区議候補が次々に訴えました。
「当落線上」の大激戦を勝ち抜いた山添拓参院議員(東京選挙区)の押し上げ、比例代表での大きな支援への感謝とともに、侵略戦争に命がけで反対した歴史をもつ党として「憲法9条」を守ることを表明。選挙戦で訴えた公約、くらしを守る「やさしく強い経済」の実現に向けて力を尽くす決意を述べました。
宣伝では、当日(15日)付の「しんぶん赤旗」日刊紙、選挙結果を報道した日曜版、「東京民報」号外を配布。当選した4人の写真入り横断幕が注目され、駆け寄って激励する女性もいました。「消費税率5%への減税」という訴えに若者たちが「そうだ!そうだ!」とコールするなど、期待と注目の高さが示されました。
各地で若い世代入党
党創立100周年を迎えた15日、各地で若い世代が入党しました。
参院選選挙区で山添拓氏の議席を守った東京では、大学生が入党。兵庫県で、憲法9条を生かした外交ビジョンを詳しく聞いた30代の男性が「海外に留学した際に日本の“遅れ”と“異常”を感じた。社会を変えるために頑張ります」と語り、入党を申し込みました。