9月21日私のフェイスブック記事
北朝鮮、初回報告は特定失踪者 拉致は「調査中」
日本拒否
北朝鮮が9月中旬、日本人拉致被害者らの再調査に関し、拉致の疑いが拭えない特定失踪者と、残留日本人、日本人配偶者の安否情報に限って初回報告に盛り込む考えを日本側に示していたことが分かった。
日本政府認定の拉致被害者12人については「調査中」として具体的な情報は提示しなかった。
日朝関係筋が20日、明らかにした。日本側は、12人に関する新たな情報が含まれない限り、報告を受け入れることはできないとして拒否した。
と報道されている。
東京での安倍総理の講演内容をよく聞いてみると報道内容が理解できる。
しかし、動き出した南北協議を続けるためには、約束の期限に、相手の報告を聞いてから前にすすまないと、内容が悪いので聞かないなどというのは、駄々っ子のとる態度だ。日本側が中断の原因を作っていると言われても仕方がない。
「平壌へきてください」と相手が言っているのなら行くべきだ。そこで主張したいことを言うべきだ。拉致被害者家族の方々が満足できなくても相手の思いを 聞きながら、現実を動かし真相にせまり、国交正常化へと交渉し、話し合いをすべきだと私は思う。その中でこそ真実がわかってくる。
今日まで日本側の身勝手な態度が、繰り返されている。政府発表とはうらはらに・・・
平成26年9月25日
アジア大洋州局 北東アジア課からのメール
日朝外交当局間会合の開催
1 北朝鮮の特別調査委員会による調査に関しては,先般,北朝鮮側から,調査は初期の段階であり,それを超えた説明はできないと連絡してきました。このた め,その後,現段階での調査の現状について詳細な説明を受けるため,北京の「大使館」ルートを通じて調整を行ってきた結果,北朝鮮側から調査の現状につい て説明を受けるための日朝外交当局間会合を開催することとなりました。これは,調査結果についての「第一回目の通報」に当たるものではありませんが,外交 当局から現状の説明を受けるものです。
2 9月29日,場所は中国・瀋陽(シンヨウ)です。日本側の代表は伊原アジア大洋州局長が,北朝鮮側の代表は宋日昊(ソン・イルホ)外務省大使が務めます。
3 日本側としては,北朝鮮側が拉致被害者を始めとする全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を迅速に行い,その結果を速やかに通報すべきと考えています。こうした観点から,今回の会合において,北朝鮮による調査の現状をしっかり聴取し,見極める考えです。
4 引き続き,拉致問題を含む全ての日本人に関する問題の早期解決に向け,最大限努力していきます。