「1票の格差」約2倍は問題
比例中心の選挙制度に
穀田氏
日本共産党の穀田恵二国対委員長は25日の記者会見で、2021年衆院選で「1票の格差」を合憲とした同日の最高裁判決に関して問われ、「最大2・08倍もの格差があったことは問題だ」と指摘しました。この間の小手先の“選挙制度改革”の結果、選挙のたびごとに選挙区割りが変わるなどの矛盾があらわになっていると述べました。
その上で穀田氏は、「3割台の得票率で多数の議席を獲得できる小選挙区制の廃止に踏み出すことが問われている。民意を鏡のように反映する比例代表を中心とした選挙制度に改めるべきだ」と主張しました。