人間らしく生きよう
東京 高齢者大会始まる
「第30回日本高齢者大会in東京」が28日、東京都内で開かれました。期間は2日間です。大会スローガンは「憲法をいかし戦争法廃止をいまこ そ人間らしく生きるために手をつなごう」。初日は、年金や介護問題、「ころばん体操で元気な高齢期を」などさまざまなテーマで、24の学習講座と22の分 科会が行われました。全国から約4100人(主催者発表)が参加。多くの学習講座や分科会が満席となり、立ち見になる会場も。
学習講座「沖縄のたたかいに学び連帯するために」は会場いっぱいの約270人が参加しました。講演した新基地建設反対名護共同センターの古堅宗嘉(ふるげんむねよし)さんが、参加者に問いかけます。「米軍基地問題の本質は何か。本質は人権の問題です」
古堅さんは、約20年にわたる「オール沖縄」のたたかいと発展の歴史を詳しく紹介。辺野古や高江での工事強行、米軍属による女性暴行殺害事件を目の当たりにし、「県民の思いは全基地撤去に発展している」とのべました。
大阪府八尾市から参加した女性(68)は「全国の人と交流して思いを知るために参加しました。貴重な沖縄の話を聞けたので、自分に何ができるか考えたい」と話しました。