20日付け、「しんぶん赤旗」潮流欄をお読みください。
「世直し ご一緒に」大橋満著について、紹介していただいています。
きょうの潮流
クイズです。タケノコ、桓武(かんむ)天皇、共産党全国一。三つの交わるところはどこ?
▼軟らかい白子タケノコの名産地です。桓武天皇が784年 に築いた長岡京の中心部がありました。議会に占める日本共産党の議席の割合が、全国でいちばん高い。
正解は京都の向日(むこう)市です
▼昨年、長く議員団 長をつとめた「まんさん」こと大橋満(みつる)さんが44年の議員生活に別れを告げました。初当選の1967年、党議員は26人中2人でした。99年、 24人中8人の33%
に。20人中6人のいまも3割を維持しています
▼大橋さんの『世直しご一緒に』を読み、得心がいきました。市の発展に欠かせない党なのだ、と。 大橋さんたちと住民の共同の結晶が、市民の暮らしを町のすみずみで支えています。
素早く現場へ行ける場所にたつ消防署。 「子育てなら向日」とい われる保育所や学童保育。子どもの登校時「見まもり隊」の始まりは、40年前にさかのぼります
▼保守の有力者からひそかに、「共産党でなければ正せない」 といって頼まれた大仕事もありました。 大橋さん自身、よく党を語りました。04年の議会では、新しい党の綱領を解説しました。
綱領は日本人誰にとっても社会進歩の指針になる、と確信して
▼最後の質問でも、生い立ちや党の歴史を語り、市長に「共産党だから」と差別しないよう求め、こう諭しています。「誰が 言っても良いことは良い」。大橋さん自身、「誰が言っても良いことは良
い」の心の広さで、市民とともに町づくりにつくしたのです。
おおはし