どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

奥の手

2007年03月07日 | 日記
何故かログインできないので また 使っちゃう^^
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この瞬間のために

2007年03月07日 | 日記
休日に若かりし頃より行きたいと思っていた横須賀に行ってきた

それは それで良いのだが

帰宅は夕方になり 随分と日が長くなったと感じた

勿論 とっくに気がついてはいた

だが しみじみと感慨のようなものを感じたのだ

異常気象と叫ばれている昨今だが それでも季節は巡る

不思議なもので 同じ季節のあの頃 この頃が蘇ってくるものだ

昨年 父の入院する病院へ通った日の事を思い出していた

受付で入院手続きをした

保証人には私の名前を記した

この年になるまで一度も無かった新たな親子関係を感じて 切なさを憶えた

ナースセンターのある階に行くエレベーターを待って乗り込み 二人だけを乗せて閉まった瞬間のことだった

はい!これで運命の扉は閉まった!

父はそう言った

ユーモアが大好きだった父は いつだって泣き言は一切言わなかった

不安な事もあったはずだが な~に なんとかなるさ という人だった

それでも相当の覚悟をしていたのだと思う

明るさの残った夕刻 父が入院していた病院の傍を 私を乗せた電車が通り過ぎる

あれから一年 もう一年 まだ一年

少しだけ 何かが動く音が聞こえた

この瞬間の為に その日一日徘徊したような気がした
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