今朝 義兄が亡くなった
朝6時に姉と話した時は・・・
姉が義兄と結婚しなければ 何も知らぬ他人
縁があって 義兄弟となった人だ
悲しみの方向は 正直なところ 姉の心に向いている
姉の結婚が決まり 二人姉妹の長女が家を出る
姉の決断だからと 家族は気持ちよく送り出した
その時 私は義兄に言った
返品はお断りですからね と
東京育ちの姉は 山しか見えない地方の町で それでも根っからの春風少女
私には到底出来ないと思う日常を きちんと築いてきた
両親は 色々あって50年以上の時を過ごした
一人者の私が言うのも何だけれど 年月の重みというものは凄い
姉にも そういう気持ちを味わって欲しかった
お義兄さん あの世で決して 私の両親に会ってはいけないよ
何を言われるか 判ったもんじゃないからね
私は 知らないよ~~
貴方と出逢って良かった 今は そう思う
まだ10代の頃だったか 荻窪ロフトで初めて会ったよね
その時は まさか義兄になるとは思ってもいなかったけれど
私は 一人気侭な生活が大好きである
姉が戻ってきたら如何なるのかと 肝っ玉の小さい自分を見つめている
だが 覚悟を決めたい
卑怯者や みっともない自分は嫌いだ
明日の6時 新幹線に乗る
今宵は 眠れないだろう
父から 頼むなと言われて固い握手をした
任せとけ! そう言った
誓いは破れない
朝6時に姉と話した時は・・・
姉が義兄と結婚しなければ 何も知らぬ他人
縁があって 義兄弟となった人だ
悲しみの方向は 正直なところ 姉の心に向いている
姉の結婚が決まり 二人姉妹の長女が家を出る
姉の決断だからと 家族は気持ちよく送り出した
その時 私は義兄に言った
返品はお断りですからね と
東京育ちの姉は 山しか見えない地方の町で それでも根っからの春風少女
私には到底出来ないと思う日常を きちんと築いてきた
両親は 色々あって50年以上の時を過ごした
一人者の私が言うのも何だけれど 年月の重みというものは凄い
姉にも そういう気持ちを味わって欲しかった
お義兄さん あの世で決して 私の両親に会ってはいけないよ
何を言われるか 判ったもんじゃないからね
私は 知らないよ~~
貴方と出逢って良かった 今は そう思う
まだ10代の頃だったか 荻窪ロフトで初めて会ったよね
その時は まさか義兄になるとは思ってもいなかったけれど
私は 一人気侭な生活が大好きである
姉が戻ってきたら如何なるのかと 肝っ玉の小さい自分を見つめている
だが 覚悟を決めたい
卑怯者や みっともない自分は嫌いだ
明日の6時 新幹線に乗る
今宵は 眠れないだろう
父から 頼むなと言われて固い握手をした
任せとけ! そう言った
誓いは破れない