秋刀魚

朝風呂　正確に言うと今の処朝シャワーだが　それでもホカホカになるので気が付かなかった

涼しい！

一気に来たので寒いという気さえする

よく　暑さ寒さも彼岸まで　と言うが　まだお彼岸前なのに

これもまた奇妙である


昨日は９時まで仕事

新人君と（と言っても昨年入社の子だ）サシでイッパイやてきた

他の連中はいつもの場所に流れたのだが　姐さん　一緒に飲もう！と言われて二人でイッパイというわけ

サンマを頼むことにしたが　彼が一匹しか頼まない　二匹にしようと言った

君　ハラワタ好きでしょ？私もなの　というのが理由

コンガリ焼けた秋刀魚は　骨まで食べることができた


実は　私のサンマデビューは遅い

父方の祖母は大好物で　私と同じハラワタ派

だが　父はそう好みではなかった

我が家の食卓に秋刀魚が並ぶ事はなく・・・（今にして思えば　ほとんど父優先のメニューだった）

私は　二十歳を過ぎて初めて口にしたのだ　なんと居酒屋で（タコヤキもそうだったし＾＾）


蟹を食べ始めると無口になる　と言うけれど　私の場合は魚である

猫跨ぎと言われるほどに食べ尽くす

ちなみに蟹は父も大好きで　特に毛蟹は事あるごとに食べていたのだが　ある夏　私だけが大当たり～！！

それからは　蟹味噌以外興味が無くなった


秋刀魚一匹でも　想いは巡る

生きている事の充実感とは　こうした想いの襞にあるような気がする