どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

答えは無い

2007年12月09日 | 日記
今日も植木職人が来た

後半戦である

職人さんにお茶を出したりも良いが 私は勝手気侭 自由が好きなので 適当に休んでくれと言っている

ただ 自分が食べたくて昨日はコーヒーとチーズケーキを出した

今日は そうだ 日本茶でいこうと思った

私はコーヒーは そうは飲まない

大の日本茶党だ

何故 何かと言うと出てくるのがコーヒーなのか判らない(しかも 大抵が不味いものだ)

紅茶なら まだ納得がいくのだが

あれは しつこい肉料理とかケーキがあってこそ


まっ とにかく買い物ついでに地元の和菓子屋に寄った

この土地では古い店だ

店構えは何十年と変わらないが いつもこざっぱりとしている

格別美味しいというわけでは無いが 好きな店である

とは言っても 甘いものは苦手な私だからそう滅多には行かない

ただ春の節句の時期は決まってここで桜餅を買い求め 福井には道明寺しか無いという姉に何度送ったことか


この店の娘さんは 独り者だった

いつもお母さんと売り場を担当

お華を教えていたようだった

数年前 癌で亡くなったと風の便りに耳にした

60歳くらいだっただろうか


お母様は健在で 来年90になられるという

昔は裏で仕込みを担当していた息子さんも 今日は店頭に出ていた

初めてお顔を拝見した

律儀できちんとした人柄がよく判った


300円に満たない買い物だったのに 来年のカレンダーを下さった

とても奇麗なのよ と 老婦人が言う

う~ 甘いものが苦手でなければね もっと足繁く通うのだけれど^^


植木職人の支払いは 前回は端数が8千円だった

私は ぽっきりにしてお釣りは要らないと言った

今回は 端数が7千円

請求金額通り支払って 3千円をポチ袋に包んで渡した


正しかったかどうかは判らない

金額も渡し方も

だが 親だったらどうしただろうかと いつも考える

答えは無い

まっ 人生とはこんなもんだ 
コメント
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