昨日 髪を切りに行った
おかっぱ頭は前髪が眉毛の遥か上になり 戦中・戦後の子供かと^^
ここのマスターは私より幾分年上かなと思う年齢だが アウトドア派だ
どんな冬山も一人で行く
丘サーファーという言葉があったが 私は丘アウトドアに近い
っていうか 貧乏徘徊だね 情け無いことに^^
この店に行くと ラピタとかビーパルとか山渓なんかがある
勿論 女性が好むような雑誌もあるにはあるのだが 私が好まない事を知っている
で ささと 私が好む雑誌を手渡してくれる
バス旅行の話は何度かしている
安いし 目的地には早朝着く(場所にもよるが)
彼も興味津々のようだ(眠れたものじゃない事は はっきりと告げた)
中途半端な旅館に泊まりたいとは思わない
地元の人が来るような温泉に入り 地元の人が美味しいという居酒屋に行く
それが最高だよね
ってな マスターなのだ
若いあんちゃんと じゃらじゃらした話が無いのが最高(こっちが気を遣うよ)
で この店は 線路を挟んだ我が家とは反対方向にある
ちょっと行かない間に ドラッグストアーがミスター・ドーナッツに変身していた
その道を10分ほど歩くと 大型スーパーがある
数年前まで よく行っていた
最後は 父の死亡による年金の停止を申し出る為 近くの事務所に行った時だ
2月の曇り空の寒い日 父は其処まで歩いて行くと言った
体調の不良を訴えていた頃で それでなくともいつもは車で行く父だった
歩いて数分の本屋にでさえ自分では行かずに母に頼んでいた 凡そ歩く事は戦地で十分果たしたという父だった
それなのに 自分の体力を試すかのように 父は歩いて出かけた
そして 帰宅するなり 疲れた と言った
それから2週間後 父は入院した
東京の典型的な冬といった今日は 風が強く 晴天
私は 久しぶりにその道を歩きながら 胸が押しつぶされそうだった
薄い胸が風力に負けたわけではない 念の為!
今も 母と同年齢 背格好の似た人を町で見かける度に 胸が高鳴り まじまじと顔を見たりしている
また 父が 一人 あの日 この道を歩いたのだと思うと
一人が寂しいと思うことは全く無い
ただ この家にも町にも思い出が多過ぎる
そして それは 切ないほどいとおしく
また 心の深い場所をがっちりと掴んで
嬉しいような 哀しいような
おかっぱ頭は前髪が眉毛の遥か上になり 戦中・戦後の子供かと^^
ここのマスターは私より幾分年上かなと思う年齢だが アウトドア派だ
どんな冬山も一人で行く
丘サーファーという言葉があったが 私は丘アウトドアに近い
っていうか 貧乏徘徊だね 情け無いことに^^
この店に行くと ラピタとかビーパルとか山渓なんかがある
勿論 女性が好むような雑誌もあるにはあるのだが 私が好まない事を知っている
で ささと 私が好む雑誌を手渡してくれる
バス旅行の話は何度かしている
安いし 目的地には早朝着く(場所にもよるが)
彼も興味津々のようだ(眠れたものじゃない事は はっきりと告げた)
中途半端な旅館に泊まりたいとは思わない
地元の人が来るような温泉に入り 地元の人が美味しいという居酒屋に行く
それが最高だよね
ってな マスターなのだ
若いあんちゃんと じゃらじゃらした話が無いのが最高(こっちが気を遣うよ)
で この店は 線路を挟んだ我が家とは反対方向にある
ちょっと行かない間に ドラッグストアーがミスター・ドーナッツに変身していた
その道を10分ほど歩くと 大型スーパーがある
数年前まで よく行っていた
最後は 父の死亡による年金の停止を申し出る為 近くの事務所に行った時だ
2月の曇り空の寒い日 父は其処まで歩いて行くと言った
体調の不良を訴えていた頃で それでなくともいつもは車で行く父だった
歩いて数分の本屋にでさえ自分では行かずに母に頼んでいた 凡そ歩く事は戦地で十分果たしたという父だった
それなのに 自分の体力を試すかのように 父は歩いて出かけた
そして 帰宅するなり 疲れた と言った
それから2週間後 父は入院した
東京の典型的な冬といった今日は 風が強く 晴天
私は 久しぶりにその道を歩きながら 胸が押しつぶされそうだった
薄い胸が風力に負けたわけではない 念の為!
今も 母と同年齢 背格好の似た人を町で見かける度に 胸が高鳴り まじまじと顔を見たりしている
また 父が 一人 あの日 この道を歩いたのだと思うと
一人が寂しいと思うことは全く無い
ただ この家にも町にも思い出が多過ぎる
そして それは 切ないほどいとおしく
また 心の深い場所をがっちりと掴んで
嬉しいような 哀しいような