昨夜の忘年会は会社の行事の一環であるからして これから一人忘年会
もっとも大概の夜は飲んでいるから 日々忘日会をしているようなものだが
今日は洗濯をした後 買出しに走った
天気は悪いものの気温は高く 買い物には絶好の日和
購入リストを書き出しておいたメモを持って 久しぶりにあちこちと駆け回った
ハレの日を迎える人々の買い物というものは 生活 いや人生丸出しである
一人者にとっては 伊達巻も蒲鉾もハーフサイズで充分なのだが これが無い
一人お節セットなるものは あるにはあるのだが・・・メーカーは消費者を舐めている
貧乏だろうから上質なものは要らないよね ってな感じだ
一人者が貧乏とは限らないし 小食の一人者だって だけど味には煩い一人者だっているのだ
数の子は私の小さかった頃 それはそれは高かったらしい
父は自分が大好物なものだから 新年に訪れる部下にはこれだけはケチらずに出せと母に命令していたそうだが
今は 見る影も無い
年々 良質なものは減っていく(あるところにはあるのだろうが 量販店には出回らない)
味付け数の子なんて ちゃうやろって思う
う~んと煮詰めた出汁を冷まして それを 塩出して丁寧に皮むきした数の子と絡める
これが我が家の味
今日 すでに皮を剥いた数の子が店頭に並んでいたのを見て びっくりした
クワイと数の子と田作りが父の好物だった
とりわけクワイのサクサクとした歯ざわりとほろ苦さは 日本酒には最高
80個もクワイを剥く母は ある年 焦がしそうになって大騒動だったっけ~
半泣きの 申し訳なさそうな母の顔ったら(ギリギリセーフだったが)
大晦日に田作り用の小魚を炒っていた母の姿も思い出される
粒が揃っていないと炒り具合が違うからと 選り分けるのは私の役目だった
大手術のあと なかなか回復しない母を年末に家に連れ戻した
その時初めて私は 母のレシピに従っておせち料理を全て作った(除く煮豆! 好きじゃない)
呑み助は なかなかの腕を発揮して合格点を貰った
一人になると どうでもいいか~という気分になるのは確かだ
それでも 日頃仏壇に何も供えないという親不孝をしている私は せめてこの時ぐらいはとも思っている
明日はおせち料理と格闘
明後日は寝具のカバーを換えて 掃除をして早仕舞い
ゆっくりとお風呂に入り 夕刻には早くもおせち料理でイッパイという目論み
年越し蕎麦?
そんなものは無かったなぁ~
コタツに入って父と飲む
やっと家事が終わった母が そんなに呑んでって笑いながら 味はどう?って訊いて・・・
そうして 除夜の鐘を聞きながら眠る
伝統は 一人になっても守らなければね♪
もっとも大概の夜は飲んでいるから 日々忘日会をしているようなものだが
今日は洗濯をした後 買出しに走った
天気は悪いものの気温は高く 買い物には絶好の日和
購入リストを書き出しておいたメモを持って 久しぶりにあちこちと駆け回った
ハレの日を迎える人々の買い物というものは 生活 いや人生丸出しである
一人者にとっては 伊達巻も蒲鉾もハーフサイズで充分なのだが これが無い
一人お節セットなるものは あるにはあるのだが・・・メーカーは消費者を舐めている
貧乏だろうから上質なものは要らないよね ってな感じだ
一人者が貧乏とは限らないし 小食の一人者だって だけど味には煩い一人者だっているのだ
数の子は私の小さかった頃 それはそれは高かったらしい
父は自分が大好物なものだから 新年に訪れる部下にはこれだけはケチらずに出せと母に命令していたそうだが
今は 見る影も無い
年々 良質なものは減っていく(あるところにはあるのだろうが 量販店には出回らない)
味付け数の子なんて ちゃうやろって思う
う~んと煮詰めた出汁を冷まして それを 塩出して丁寧に皮むきした数の子と絡める
これが我が家の味
今日 すでに皮を剥いた数の子が店頭に並んでいたのを見て びっくりした
クワイと数の子と田作りが父の好物だった
とりわけクワイのサクサクとした歯ざわりとほろ苦さは 日本酒には最高
80個もクワイを剥く母は ある年 焦がしそうになって大騒動だったっけ~
半泣きの 申し訳なさそうな母の顔ったら(ギリギリセーフだったが)
大晦日に田作り用の小魚を炒っていた母の姿も思い出される
粒が揃っていないと炒り具合が違うからと 選り分けるのは私の役目だった
大手術のあと なかなか回復しない母を年末に家に連れ戻した
その時初めて私は 母のレシピに従っておせち料理を全て作った(除く煮豆! 好きじゃない)
呑み助は なかなかの腕を発揮して合格点を貰った
一人になると どうでもいいか~という気分になるのは確かだ
それでも 日頃仏壇に何も供えないという親不孝をしている私は せめてこの時ぐらいはとも思っている
明日はおせち料理と格闘
明後日は寝具のカバーを換えて 掃除をして早仕舞い
ゆっくりとお風呂に入り 夕刻には早くもおせち料理でイッパイという目論み
年越し蕎麦?
そんなものは無かったなぁ~
コタツに入って父と飲む
やっと家事が終わった母が そんなに呑んでって笑いながら 味はどう?って訊いて・・・
そうして 除夜の鐘を聞きながら眠る
伝統は 一人になっても守らなければね♪